スギ花粉の予防のために薬を飲んでいるはずなのに、くしゃみの連発が止まりません。
先週の土曜日、雲は多いものの雨の心配はなさそうだったので、早起きができたことも
あって高尾山に登ってきました。
フットワークを軽くするつもりで、リュックサックの中はいつも簡単なハイキングの
装備が入っているので、そのまま背負って、コンビニによってランチを買えば準備OKの
はずでした。
高尾山はハイキングコースがいくつかあり、その時の体調や一緒に行くメンバーによって
決めることができます。今回は一番ルートの長い稲城山コースを選びました。
緩やかな登りの続くコースです。
いざ登り始めて気が付きました。高尾山の杉並木は東京都指定天然記念物であるほど、
山も杉の木が多いところ。そのスギ花粉のメッカに入るにも関わらず、なんとマスク
も目薬も忘れてきてしまったのでした。
頂上からは、なんとか富士山の姿が
マスクを忘れたことは大失敗と思いながら、ただ思ったより症状がでないのは不思議でした。
スギの木の脇を通っても平気だしマスクをしている人も少ない!ところが、下山したと同時
にくしゃみの連発、もしやスギ花粉の元凶は、杉の花粉だけではなくて車の排気ガスなどに
よる複合汚染なのかとも思ったのですが、
この実証をまた試すのには、ちょっと勇気が要りますが・・・。
大山から丹沢山塊もよく見えました。
まだ、梅の花もよく咲いていました。
高尾山は、ミシュランガイドの三ツ星に認定されているので外国の観光客もたくさん訪れて
いました。京王線の登山口駅には登山靴を洗うコーナーが設けられていたのには感心しました。
昨秋、鎌倉のハイキング途中に泥濘道に足を取られて、泥で何倍も重くなった靴のまま
バスに乗ったり古都鎌倉を歩かなくてはならなくて、靴を洗う場所があったらなと思っ
ていました。
この高尾山の登山客への配慮は、観光地としての人気の秘訣でもあるのかなと思いました。