近所のウォーキング仲間との今年初めてのウォーキングは横浜野毛とみなとみらい周辺を歩きました。
北風は冷たくても、日中は風もなく穏やかな快晴で陽だまりの冬のウォーキングとなりました。
スタートは京急線日ノ出町駅、野毛山公園に向かいます。急こう配の坂を上がって行くと、桜の名所
でも知られている野毛山公園。野毛山という名前の通り標高50メートルの丘陵地で展望台に上がれば、
眼下には桜木町、みなとみらいなどが一望に見渡せることができます。
併設されている動物園も動物の種類は少ないけれど、子供たちには馴染みの動物が揃っていてとても
身近な動物園という感じがしました。この日は平日なので閑散としていいましたが、動物たちはゆっ
くりとくつろいでいるように見えました。
2本足のフラミンゴが1本足になる様子を見ました。なかなか興味深かったです。
続いて、成田山新勝寺(千葉県)の横浜別院である横浜成田山に向かいます。色鮮やかな本殿で、境
内はまだお正月の名残もあり、お参りの人も多く賑やかでした。
さすが横浜のランドマークタワー、このあたりは坂を少し上がると目の前にランドマークタワーがど
こからでも見えるようです。
少し坂道を上がったところに伊勢山皇大神宮があります。一の鳥居、二の鳥居と階段を上がってさら
に縄のかかった注連柱を潜ると、由緒ある立派な本殿がありました。
伊勢山皇大神宮の注連縄は、東日本では最大級の大きさだそうです。
この後、紅葉坂を下りて桜木町でランチタイム。
みなとみらいは相変わらず観光客で賑わっていました。冬晴れの空にくっきり映るコスモワールドの
大観覧車を見ながら、まだ小学生だった息子と横浜博覧会のパビリオンにあったこの大観覧車コスモ
クロックに乗ったことを思いだしました。周辺はまだ工場跡地や埋め立て地だったような記憶があり、
唐突と聳えたこの大観覧車をよく覚えています。あれから30年、みなとみらいの開発の歴史とともに
この観覧車にある時計は平成の歴史も刻んできたのでしょうか。
臨港パークに向かいます。広々とした芝生と横浜港を目の前に望むことができるこの公園は、ここま
で足を伸ばす観光客はあまりいないのでしょうか。とても静かでした。
何度も足を運んでいながら気が付かなかったオブジェ「フルーツ・ツリー」。木立の中にあって、こ
んなにカラフルなのに目立たなかったのは、かえって周りの自然と一体化したような不思議な感じが
しました。「横浜トリエンナーレ2001」に出品されたもので韓国の造形作家の方の作品だそうです。
この後は、みなとみらい地区の高層マンション群の中を通って横浜駅に向かいました。
時の人カルロスゴーン前会長のテレビニュースでおなじみになった日産自動車本社前を通って、この
日のウォーキングのゴールとしました。
帰宅して歩数計を見たら18200歩、寒さを心配してしっかり着込んでスタートしたウォーキングでし
たが、マフラーを外し、一枚セーターを脱ぎ、手袋を外して歩いた快適なウォーキングでした。