小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

まさかのトイレ籠城事件

2019-03-03 | ガーデニング

今日は3月3日、桃の節句です!もう我が家には雛祭りをお祝いするような華やかさはないけれど、
今夜はちらし寿司でもと思い、買い物に出かけようと思ったのですが、外は冷たい雨!買い物に出る
のも面倒になってちらし寿司は取りやめとなりました。
「春に3日の晴なし」とはよく言ったもので、この天候も春の兆しでしょうか。庭の梅はそろそろ散
り始めました。でも今年はよく咲いてくれました。

                               クリスマスローズも咲き出して
数日前のできごとです!
出掛ける時は、キッチンの火の元、家の施錠そしてトイレに寄ってというのは、長年の習慣ですが。
先日もいつも通りトイレに寄って出かけるつもりが・・・ところがトイレから出ようとしてもドアが
開かない、「えっ」開くはずの鍵がガチャガチャしても、うんでもなければすんでもない!これはこま
ったと悪戦苦闘!どうも内からかけた鍵が何かの拍子に食い込んでしまったといった感じでしょうか
そのうち手に力が入らなくなって、さてどうしたものかと、約束の時間は迫ってくるし、連絡はもち
ろんつかない、周りを見回してもあるのは、トイレットペーパーぐらいだし、まさかトイレに工具が
用意してあるわけでもない!大声で近所に助けをもとめて叫んだとしても、すでに家じゅう施錠済み
なので家の外から入ることもできない。このまま夫が帰ってくるのを待つしかないのかともう意気
消沈!。トイレに読み物も食べ物もない!不安は募るばかり。あぁーこうなったら自力で脱出する方
法を考えるしかないかと、トイレのドアを破る方法を考えましたが、道具と言えば私の足ぐらい!
家のトイレのドアは、木の額縁型になっていて、淵は厚い木だけれど内側の木は薄いかもしれないと
「えぃ、やぁ」と何度か蹴ってみたけれど反応なし、足は痛くなるし、泣きたい気分を抑えてなおも
蹴り続けていると、ドアの下にほんの隙間が、これはうまくいくかもしれないとドンドンやるうちに
少しずつ隙間が空いてきて30センチほどドアの板が押し出されていきました。
ただこの後がたいへんでした。もう足が上に上がらない、力が入らない!少し休んでから、今度は身
体毎ぶつかってみました。何度か試しているうちにドアの木の淵が少しずつ外れてなんとかやっと脱
出することができました。ほんとにほっとしたと同時に全身の力が抜けるのを感じました。
そして約束の時間を1時間ほど遅れてやっと出かけることができたのでした。

教訓は、家のトイレのカギはかけない。そして、困難に立ち向かう(大袈裟!)体力を日ごろから身
につけておかなければならないと思いました。(今回は私の体力勝ちでした)
工務店の人に来てもらってすっかりドアは治りました。惨状したドアは気が抜けて写真を撮るのも忘
れてしまいましたがこんな感じでした。

コメント (5)
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