未曾有の・・・なんていう言葉を簡単には使ってはいけないと思いながら、世界中に甚大な影響をもたらした新型コロナウィルスの感染、この6か月間で私たちの暮らしが大きく変わったこと、今夏の40度に迫る記録的な猛暑などを考えると、やはり今まで体験したことのなかった日々だったと思わざるを得ません。
と言っても、自然界では季節は秋へと進み、近所の草むらも秋の装いへと移り始めています。
仙石原のススキの穂は出揃っているのかなと、お天気にも恵まれた先週箱根まで出かけてみることにしました。
行きに大涌谷にも寄ってみたのですが、相変わらず大涌谷周辺のハイキングコースは
火山活動の活性化による立ち入り禁止
展望台からは富士山が姿を出し、観光客の出足も少なく
黒卵も心なしか寂しそう
そこで桃源台湖尻に車を駐車して、湖尻周辺を散策してみました。
芦ノ湖に待機している海賊船
真っ赤なガマズミ
ゲンノショウコとイワシャジン
箱根湿性花園にも秋の七草を期待して寄ってみました。
リンドウとネバリノギク
アキノキリンソウとオミナエシ
湖沼のあたりが色づく季節も間もなく
仙石原湿原に群生するサワギキョウ
秋を代表する吾亦紅
下はナガボノシロ吾亦紅
同じ吾亦紅の仲間で、穂が長く白いところから
前方の仙石原のススキ原にも若い穂が出揃った感じがします
たくさんの秋の草花にも出合うことができました。
どんなに大変な時代でも季節は忘れずに巡って、その移ろいにホッとします。