1年の大半をコロナ・コロナでビクビクしながら過ごしているうちに、季節はあっという間に冬になり寒さが身に沁みて感じるようになりました。
目に見えない敵との闘いにマスク・手洗いに3密を避けた日常生活。こんな生活に疲れが出はじめた頃に第3波。
こんな状況で「巣ごもり」ならぬ「冬ごもり」となってしまった12月。ただ冬来たりならば春遠からじの心境で、ここはじっとこの冬を耐え忍べば明るい春はやってくるものと信じて、前向きに考えて年末を過ごしたいなと思っています。
そして、日夜ウィルスに立ち向かっている医療従事者のみなさんには感謝で頭の下がる思いでいっぱいです。
4,5年前に近くの神社で拾ったギンナンの実を庭に放っておいたら芽を出し、グングン大きくなって、ついに隣に植えてある槿と梅の枝に頭打ち、それでも綺麗に黄葉し、我が家ではこんな見事な黄葉はほかにはないので今、楽しんでいます。
先週末、舞岡公園を久しぶりに尋ねました。公園の林は常緑樹が多く、この季節になると林の中に八つ手の白い小花があちこちで咲いているのを見つけることができます。巨人の手のような肉厚の深緑の葉から上に伸びた毬のような可愛い花、無骨な八つ手もこの花が咲くと、ぐっと優しく見えるのが不思議です。
舞岡公園はあまり紅葉する木はないように思いますが、園内のモミジが丘には真っ赤に染まったカエデが揃っていて、落葉したモミジの絨毯の上で午後の陽だまりを楽しんでいる人たちの影が長くみえました。