小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

「立山・黒部アルペンルートと上高地」ツアー3日目

2022-08-05 | 旅行

3日目 上高地散策

3日目は文句なしの晴れ、上高地への期待が高まります。上高地を訪れたのはいつのことだったかと、確か20代の頃、西穂高登山の時に訪れて以来でした。ほぼ50年ぶりかな・・・

昨日の宿泊先信濃大町のホテルからバスで上高地に入ります。
上高地は自然保護のために、パーク&ライド方式を採用していて、直接上高地に行けるのはバスか、タクシーのみ。
10:30にバスターミナルに下りました。 バスの集合時間は午後1時30分 3時間のフリータイムがあります。

予定では明神池まで片道1時間、往復2時間なのでランチタイムを入れても1時過ぎには戻れると踏んで、出発しました。

上高地一番のビュースポット、清流梓川に架かる河童橋

日本屈指の山岳リゾート地

河童橋より穂高連峰

梓川沿いに木道の遊歩道が整備されています。

針葉樹林に囲まれた岳沢湿原

深い針葉樹林、苔むした樹木、清流が流れ、変化に富んでいます


明神池
穂高神社境内にあり神域になっています
常に伏流水が湧き出ているために冬も凍らず「鏡池」と呼ばれています

ひょうたんのような形をしていて2つの池のようにみえます
一之池


二之池

透明感あふれる水面が空を映し、神秘的な風景


  明神池祭壇                つり橋の明神橋

130年の歴史を誇る山小屋「嘉門次小屋」

もう少しゆっくり散策したいところでしたが、時間内に効率よく観光地をまわるというツアー、
結局、集合場所には時間ギリギリで到着したのでした。また、今度はゆっくり訪れたいものです。
でも3日間、盛沢山のスケジュールをこなした楽しい旅行でした。

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「立山・黒部アルペンルートと上高地 」ツアー 2日目

2022-08-05 | 旅行

2日目 立山黒部アルペンルート通り抜け
宿泊は富山市内でした。朝8時半立山駅にバスで向かいます。

立山駅~(立山ケーブルカー7分)~美女平標高977メートル(立山との標高差500メートル)

立山杉の生育する美女平
その昔女人禁制を破って入山した尼僧が、杉に替えられたという伝説が残ります

美女平~(高原バス50分)~室堂標高2450メートル(標高差1473メートル)


高原バスはどんどん高度を上げていきます
350メートルという日本一の落差を誇る名瀑「称名滝」
称名渓谷から4段となって一気に流れ落ちます


立山アルペンルートと言えば「雪の大谷」連休頃まで見頃でしょうか
夏はここまで解けていました

立山の稜線から雪渓がみえます

室堂~(散策)~みくりが池 標高2450メートル

室堂のシンボル「みくりが池」約1万年前にできた火山湖
ガスがかかってさえいなければ、湖面に立山連峰を映し出してくれるはずでした

周囲約630メートル、水深約15メートル

チングルマ まもなく長い羽毛状の毛をつけます



イワギキョウ               トリカブト


ヤマハハコ                 イワカガミ

周辺はハイマツ帯で、ライチョウ(特別天然記念物)の生息地ともなっています。ちょうどハイマツ帯の中に動くものが・・・、どうもライチョウの親子がいたようです。周りのハイカーたちが「あそこあそこ」と指差してくれるのですが、私の眼力ではどうしてもみることができませんでした。残念!
散策を終えて室堂駅に戻るころには雨が降ってきました。

室堂~(トロリーバス10分)~大観峰展望台標高2316メートル

断崖絶壁にせり出した大観峰展望台は、屋上以外、外へ出ることはできないのですが
 運悪く雨脚が強く、視界はゼロ!
晴れてさえすれば、黒部湖から後立山の大パノラマがみえるはずだったのですが、残念!


大観峰展望台~(立山ロープウェイ7分)~黒部平標高1828メートル


大観峰の標高2316メートルから黒部平1828メートルまでロープウェイで降下
高低差500メートルの間に支柱は一本もないということですが、まったくみえません


                 後立山方面を望む

黒部平~黒部湖(黒部地下ケーブル5分)標高1470メートル



黒部ダムは、黒部川水系の黒部川に建設された水力発電用のダム
7年の歳月と1千万人の人出をかけて昭和34年に完成


その貯水量は2億トン(東京ドーム160杯分)
高さ186メートルで真っ白いしぶきを上げながら放物線状に落ちる様子は迫力あります

黒部ダム~(トンネル電気バス16分)~扇沢標高1433メートル

ほぼ1日かけて、富山県の立山駅から長野県大町市の扇沢駅を結ぶほぼ30キロメートルをロープウェイ、ケーブルカー、電気バスなど様々な乗り物を乗り継いで移動してきました。

3000メートル級のアルプスの眺望(この日は姿を出してくれませんでしたが)、高山植物との出会い、澄んだ空気など、山好きにはたまらない一日を過ごすことができました。

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