小さな庭

デジタルな仕事について20数年、だからという訳でもありませんが、アナログな世界に惹かれます。

旬の武将「畠山重忠」終焉の地

2022-09-22 | ウォーキング

さすがに夏の陰りは無くなり、いよいよ穏やかな秋がやってくるかと思えば、またまた週末には雨雲が発達して台風がやってくるとか・・・
一昔前までは風や空の雲の動きで、季節の変わり目をゆっくり感じとることができたたように思いますが。

玄関先のコンクリートの裂け目から株を広げている「朝一番(ルイラソウ)」
朝に咲き、夕方には花弁を閉じる一日花

鎌倉の武将畠山重忠は鎌倉時代に活躍し、頼朝亡き後は北条氏の権力争いに巻き込まれ、戦に向かう途中で横浜市旭区鶴ヶ峰付近で命を落としました。
ちょうど一昨日の大河ドラマではまさにその場面でした。

鶴ヶ峰付近は川あり渓谷あり、またこの畠山重忠のゆかりの史跡も多いと聞いていたので、ウォーキングがてら歩いてみることにしました。

鶴ヶ峰駅近くの帷子川緑道に「鎧の渡し」、住宅地のそばには重忠の打ち取られた首が祀られているという「首塚」がありました。

首塚              

逆さ矢竹                 畠山重忠公碑 

家臣とともに、二俣川のほとりで数万の軍勢立ち向かい最後は全員戦死、その古戦場跡は現在では万騎が原という地名になっています。この戦乱の歴史の佇まいが「畠山重忠公碑」として残っていました。
公碑のそばに重忠が矢を突き立てた際、根付いた矢が毎年2本ずつ増え、茂り続けたといわれる「逆さ矢竹」

しばらく静かな住宅地の中を歩き、数万の兵と激戦の末、全員が討ち死にしたと言われる薬王寺が地図上にあるのですが、道を間違えたのか探すことができず、この日は残暑も厳しかったので、あえ無く諦めて、鶴ヶ峰駅までもどりました。

ランチをとってからは帷子川親水緑道を歩きました
帷子川の川岸に紅白のヒガンバナが咲き、気持ちのいい緑道でした

源義家・源頼朝の逸話が伝わる白根神社を目指します
鎌倉入りした源頼朝が境内の池で身を清め、勝利を祈願したと言われています
行者の滝(小滝)          白糸の滝(大滝)

境内の「白瀧龍神」  

横浜には長く住んでいますが、鶴ヶ峰駅には初めて降り立ったように思います。片道一時間ぐらいでも、今まで知らなかった史跡などに触れ、ちょっと小さな旅をしたような気分でした。                  

コメント (3)
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