僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
コメント欄はモラルを守った上で御自由に書込みどうぞ。

ソウルフラワーユニオン&うつみようこ「『アーリー・メスカリン・ドライヴ』発売記念ツアー」

2015年06月29日 | オトの記憶(CD、ライブ)

メスカリンドライブの初期音源を集めたアルバムが出て、ソウルフラワーユニオン(以下SFU)のツアーにうつみようこさんが参加。
ここ最近、色んな所でうつみさんを見る場面が増えてる。
SFUのLIVEはカーネーションとのジョイント位しか見たことが無いのでワンマンLIVE
だとどんな感じになるのか興味があって参加しました。
因みにボク、NEWEST MODELは結構聴きますがSFUもメスカリンも詳しくありません(^_^;
ハコは下北沢Gareden。大森靖子嬢から花が届いていた(奥野が大森さんのサポートをしてる)


場内は超満員。ボクと嫁@パンダはフロア後ろに陣取る。
メンバーが登場し先ずは「サヴァイヴァーズ・バンケット」からスタート。
その後も「歌は自由をめざす」「風の市」等、知ってる曲が演奏されて安心。
中川の書く曲は知らなくても「正しい大衆音楽」って感じで親しみやすい
メロディで一緒に歌える。ある意味、桑田さんに通じるメロディメーカー。
途中でうつみさんメインの「メスカリンドライブ」コーナー。
うつみさん、堂々と歌う。普段ゲストで見るときの柔らかさとかまた違う感じ。
ジャニス・ジョップリンを彷彿とさせるロック・クィーンぶり。
メスカリンの曲は全然知らないけど70年代ロックの匂いに満ちた熱い感じ。

中川もメンバーも楽しそう。中川がギターソロを弾く前に「俺!」と紹介したのは笑った。
「満月の夕」にまつわる話には色々考えさせられた。この曲が出来て、もう20年・・。
うつみさんがコーラスし中川が歌い客が踊る。
ボクは何となくSFUの「満月の夕」を「陽=人生賛歌」みたいに捉えてたけど
中川の想いを聴いて、単純にそう言い切れないと感じた。

後半はもう大爆発!客席は飛び跳ね踊る。あの中に飛び込む度胸は無い(^_^;
ニューエストの「ソウルフラワークリーク」が歌われたのは嬉しかった!
バンドでの「ロックンロールニガ―」はサイコーにカッコよかった!
鳴り止まぬ拍手に2度のアンコール。最後はメスカリンの曲で締め。
嗚呼、楽しかった。
メスカリンのファンの嫁@パンダも満足した様子。

物販コーナーでSFUのミニアルバムを買う。
キヨシローやマイケル・ジャクソンのCOVERが収録されていて中々の好盤。
何よりジャケの猫さんがカワイイ♪

凄く楽しいライブだった。曲を知らないけどホントに楽しめた。
お客さんのノリもよかった。東京のライブでここまで盛り上がるお客さんも珍しいのでは。
SFU、想像以上に素晴らしかったな。機会があればまた見たい。
カネ、コレとジョイントしないかな?

7月はリクオ、Leyona、佐藤タイジのジョイントライブに行く。
ここでもまた新しい出会いがあるかも。楽しみだ☆

ヨモちゃん、オンガクってやっぱイイね!ロックンロール万歳!

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さよなら、シ―ナさん

2015年02月19日 | オトの記憶(CD、ライブ)
昨日は下北沢でシ―ナさんのお通夜があった。
当初、親族だけで行う予定が鮎川さんの好意で一般のファンも参加可能に。
その優しさに感激した。

シ―ナさんのラストステージ是非見届けたい。行って直接御礼を伝えたい。
そう思う一方で「俄かファンのオレがそんな大切な場に行っていいのか?」
というキモチもあった。でも、ある方の後押しがあって行くことにしました。
行かないと一生後悔することになる。それは絶対イヤだ。

仕事を定時で終え会社を飛び出し下北沢に向かう。天気は生憎の雨。
「ロック葬」の形はとるけど、「葬儀」なので一応ダークな色のスーツ、
黒ネクタイを着用した。御香典は迷った挙句やめておいた。

道中、シナロケのアルバムをずっと聴いていた。カッコいいな、いかしてるな。
もっと聴いておくんだった。もっとライブに行くんだった。
いつだってオレは間に合わない。残るのは後悔ばかりだ。

下北沢に着。道のあちこちに案内の方が立っている。丁寧な対応に感謝。
会場には雨にも係わらず多くの方が集まった。老若男女、子連れの女性も多い。

ネット上のオープンな場所に告別式の様子を詳細に書くのは控えます。
仮にも「法事」だし、既に色んなところでニュースが流れてるし。
簡単な様子と自分の感慨のみ書いておきます。

会場のあちこちに飾られているシ―ナさんの写真がステキだった。
場内にはシナロケの曲が鳴り響く。華やかで明るい空間。
ステージ(祭壇)には色んなアルバム、想い出の品、写真が飾られていた。
そして・・・シ―ナさんは眠っていた。メイクバッチリで・・・・キレイだった。

一般のボク等がシ―ナさんに逢わせて・・・逢わせていただけるんだ
鮎川さんの優しさ・・開けっぴろげさ・・凄すぎる・・思わず涙が出てきた。
お焼香し、お祈りし・・・
御礼を伝えた。何度も何度も・・・・。
此処に来れなかった友人の分も含めて(おこがましいけど)

鮎川さんにお悔やみを伝えると笑顔で握手をしてくれた。また涙が出そうだった。

その後は町内の別ホールで開催のシナロケの写真展とライブ映像を見た。
大勢のファンが集まって記帳したりメッセージを書き込んでた。
泣いてる女性、ぼんやりと所在無げな人、笑顔の人。みんな優しい表情をしてる。
シ―ナさん・・・愛されていたんだな。改めてそう想った。


帰宅した。嫁に「シ―ナさんのお通夜に行った」というと「そうか」と一言。
なぜかヨモちゃんがキスしてくれた(^_^;

悩んだけど・・・行ってよかった。
シ―ナさん、貴女は最後の瞬間までステキでした。カッコ良かったです。
そして、シ―ナさん、鮎川さん、サイコーのライブをありがとうございました。

昨日、行ってようやく踏ん切りがついた。
言えなかった追悼のコトバがやっと・・・やっと・・言える。
シ―ナさん、心よりご冥福をお祈りします。どうぞ、安らかに。
ただただ・・・ありがとうございました<(_ _)>


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フェスティバルFUKUSHIMA!@池袋西口公園

2014年11月03日 | オトの記憶(CD、ライブ)

連休2日目。日曜日は池袋であった大友良英のイベントに参加。
○フェスティバルFUKUSHIMA!@池袋西口公園
http://www.festival-tokyo.jp/14/program/festival-fukushima-ikebukuro-nishiguchi-park.html

311以降、大友さんは故郷福島でイベントを開催。ここ数年は盆踊り大会を開催してる。
ネットで中継を見たことはあるけど実際に参加したことは無い。
今回、そのイベントが東京であるというので「これは行かねば!」と参加してきました。

お昼過ぎに現地に到着。駅前の公園に矢倉やステージが造られている。
丁度「珍しいキノコ舞踏団」のダンスが終わるところ。珍妙なダンスが楽しい。
床・壁一面に風呂敷が敷かれている。この風呂敷は福島のイベントで使われたもの。
その風呂敷を東京チームが造った風呂敷と合わせて敷き詰めた。
遠藤ミチロウさんの名前入り(直筆!)風呂敷を見たとき、グッと来た。

その後はミュージシャンによるライブと盆踊り大会。


○パンチの効いたブルース
まずは「パンチの効いたブルース」。ライブ見るのは実に10年ぶり。
長見順さんのユーモア溢れる歌詞、バンドの超絶プレイを堪能。
途中でゆるキャラの飛び入りもあったし(^_^:
最後は「舟唄~We Will Rock You」。八代亜紀の名曲をQueenに乗せて歌う飛び技(T▽T)
いやぁ盛り上がった。盛り上がった。大満足。

○向井秀徳アコースティック&エレクトリック
続けては向井秀徳のライブ。ソロ弾き語り。
「池袋シティ!渋谷区○○マツリスタジオから来ました向井秀徳と申しやす」
あの独特なMCが聞けてワシは狂喜。セットリストはナンバーガールの曲を沢山やった。
「鉄風、鋭くなって」「ZEGEN VS UNDERCOVER」の選曲には大感激。
池袋の晴れた空の下、エレキの歪んだ音が響き殺伐とした歌詞が綴られる。
向井ラストは「松任谷先輩の歌を歌います!」ということでユーミンの「守ってあげたい」
朗々と歌うが何か胡散臭いぞ。更には「九州の後輩の歌を」ということでYuiの歌を。
Yuiの歌、よく知らんけど多分「メッセージ」って曲。
拍手大喝采の中、向井は照れ臭そうに笑って去って行った。ウン、見て良かった。
そのうちガッツリ見てみたい人だ。

○大友オーケストラ
ステージ上に浴衣姿の大友オーケストラが登場。盆踊りの準備が出来ていないという事で
即興で演奏。「あまちゃんオープニング」「灯台」「ベンさんのテーマ~琥珀色のブルース」
ホーン隊が10人?凄いオトの迫力。ロックバンドとは違う音像が凄く楽しかった。
そうこうしてるうちに盆踊りの準備が整う。場内には沢山の人が集まってる。


○盆踊り大会
先ずは今回のイベントのために作った「池袋西口音頭」からスタート。
キノコ舞踏団が中央に並んで振付を教えてくれる。
盆踊りというかマイケルジャクソンの「スリラー」のダンスの簡易版みたいな(^_^;
その後、「ええじゃないか音頭」「相馬盆歌音頭」「地元に帰ろう音頭」。
嘗てネット中継やTVで見た踊りが次々と披露される。
都度「振付指導」が入る。最初はよくワカランかったが周囲の人をマネして
踊ってるうちになんか楽しくなってきた。
大友さん「ステージ見なくてイイからね。テキトーに楽しんで」と言ってるし。

参加者の皆さん、ホント楽しそうに踊ってる。老若男女。子供も居る。外人さんも居る。
東京の真ん中で「盆踊り」・・・ある意味ダサい。でも・・ダサいけど楽しい。
オレは盆踊りなんかするのは小学生以来?実に40年ぶりか?
知らない人と輪になって踊ったり手を繋いでステップしたり・・・
「人間キライ」の自分にこんなことが出来るなんて・・・ちょっと感動(^_^;

それにしても今の若い人は踊ることに対する照れが無いんだね。
皆さん、堂々と活き活きと踊ってる。ステージ上も笑顔。
前衛ギタリスト、ジャズ、ロック、一般人、盆踊り・・・
なんてカオスで自由な空間。色々混ざってワケわからん。でも、それが堪らなく愉しい。
ある意味「理想郷、パラダイス」が此処にある。なんか・・泣きそうになった。

311を切っ掛けに大友さんは色んなアクションを繰り広げた。
その中でも「盆踊り大会の復活、カジュアル化」は凄いことだと思う。
そして・・・この楽しい空間の先に「FUKUSHIMA」があることを忘れちゃいけない。
東北・福島・・・暫く行ってないな。でも、また行く。絶対にだ。ウン。

盆踊りはそれからも続いたけど途中で抜けて家に帰った。ウン、もう十分楽しんだ。
帰宅してからは嫁@パンダがステーキを振舞ってくれた。ウン旨い!
肉はイイな。肉を食うとシアワセになれる。

翌日は北千住周辺を散策。カワイイ街猫さんとも沢山会った。

帰宅して疲れが出て寝込む。ヨモちゃんが一緒に昼寝してくれた。やったぜV(^^)

ムーミン、盆踊り、散歩。楽しく過ごせた週末でした。
連休明け。さっそく面倒な仕事がスタート。今月~年明けまで面倒くさいことのテンコ盛り。
まぁ仕方ないね。週末を愉快に過ごすためにはイヤなこともしなくっちゃ。
今月もリクオや元春のライブと楽しいイベントが盛り沢山。
仕事はサクッと片付けて遊ぼうっと♪な、ヨモちゃん☆


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高野寛 アコースティックツアー「ブラジルから遠く離れて」@日本橋三井ホール

2014年10月05日 | オトの記憶(CD、ライブ)

昨夜は高野寛のライブを見に行ってきました。
デビュー25周年記念、ニューアルバム「TRIO」発売に伴うツアー。
メンバーは鈴木正人(bass&Key)、宮川剛(Ds)、高野クンのスリーピースバンド。
場所は日本橋コレド内にあるホール。
繁華街にあるライブハウスに行き慣れた身、日本橋界隈やコレド内の瀟洒な感じに気後れがする。(^^;
高野クンのソロライブを見るのは4年ぶり。前回は未発表の新曲ばかりのライブだった。

以下、ライブレポ。ネタバレありますので、これから行く人は要注意!


場内は満員、30代~40代の女性が多い。
ライブはアルバムどおり「Dog Year, Good Year」「(それは)MUSIC」でスタート。
オトのヌケがイイ。「エーテルダンス」をやってくれたのは嬉しかった。
そのあとはYMOの「CUE」のカバー!YMOのトリビュートアルバムに収録された奴。
ちょうど、この日「ITunes」で買ったばっかりだったのでビックリ。

高野クン「僕はYMOに大きな影響を受けました。もしYMOと出会わなかったら
自分の活動内容は違った感じになったと思います。この曲をカバーしたことで
自分の中で落とし前が着いた気がする」と言ってた。
オリジナルとは違うスローテンポな柔らかいアレンジ。チャンと高野寛の曲になってた。
この曲大好きなのでツンと来た。

高野クン「今回のアルバムではセルフカバーをした。ライブで歌い続けてきたことで
自分の中で曲の意味が変わってきた。特に311の後は」と言って「確かな光」を歌う。
ゆったり、穏やかだけど芯が強い。まさに「高野寛」を表した歌。
「夜の海を走って月を見た」も良かった。「土の中の動物、血を流す工場」という歌詞が印象的。

中盤のバンドセッションはエキサイトした。大人しかった客席からも歓声が飛ぶ!
「プロメテウスマーチ」ではメンバーそれぞれがソロ。
鈴木さん、片手でベース弾きながら、もう一方の手でキーボード弾いてる!KyOnさんか!(T▽T)
宮川さんのドラムに大盛り上がり。
そして高野クンのエレキソロ。アラビアンなユーロピアンな変態チックなフレーズを繰り出す。
ハードロックの速弾きやブルース風のギターとも違う。
なんせ、好きなギタリストが「エイドリアン・ブリュー」ですから。
何となく直枝さんのギターソロを思い出してニヤニヤした(^_^;

「いくぜ」のコトバで演奏された「ないものねだり」ハードなギターが響く。
うーん、イイ!もっとこういうロックな曲を書いてほしいな。
その後続いた曲、思い出せなかったけど、これもしかして「数の論理で」?
アルバム「Thanks」はあまり聴いてなかったのですっかり忘れてた。

高野クン「熱いね!まだまだ行くぜ!今の季節にピッタリの曲やるよ!」
と「ウィンターズ・テール」!
そのあとはヒット曲満載。「べステンダンク」「夢の中で会えるでしょう」と続く。
「夢の中で会えるでしょう」では客席も大合唱。ボクも歌う。
そのとき・・・何かワケのわかんない感情が込み上げてきた。懐かしさ?切なさ?
ワカラン・・・でもHappyな感情。それは確かだった。
本編は「See You Again」でしっとりと終わった。

アンコール。「ヒット曲をやり忘れた」ということで「グリーンダカラ」を。場内爆笑。
そのあとは「虹の都へ」!座ってた客席総立ち。やっぱりこの曲は盛り上がる。
そして「All Over,Starting Over」これも客席が一緒になって歌う。
歌詞の1つ1つが刺さる。悲しみとか痛みじゃなくて幸福感が湧き上がる。
なんだろう?この感情。他のアーティストの作品じゃ感じない感情。

高野クン、盛り上がる客席に嬉しそう。「終わりたくない」と言ってた。
また「デビュー25年で色々やったけど今回のツアーでそれは終わる。でも12月で50歳になる。
来年は50歳記念でまた何かやります!」と言った。場内拍手喝采。

最後は「美しい星」。ただただ美しかった。

拍手喝采の中、高野クンは「またやりましょう!」と言って笑顔で去って行った。


正味2時間のライブ。終わった後、ライブの余韻を噛みしめて日本橋界隈を歩いた。
気後れを感じた日本橋の風景、ライブの後は「キレイ」に感じて楽しめた。


行って良かったな。同い年のアーティストが必死に生き残ってる姿を観れて良かった。
陳腐な言い方だが勇気を貰った。励まされた。

実はこの数週間、仕事で行き詰って(またかよ笑)精神的に参ってた。
自分の中に湧き出る悪意や憎悪の感情を持て余して、外部の人に相談したりした。
一方で、多少メンタルが痛んでも最終的には壊れない自信もあった。
嫁@パンダ、ヨモちゃん、友人、ステキなロックンロールがあればオレは立ち上がれる。

高野クンだって25年の間、色々あっただろう。リクオも・・元春も。
世の中、障害だらけだ。それはどんな仕事(LIFE)でもおんなじだ。オレだけじゃない。
みんな、いつだってハードな状況と闘っているんだ。

大好きなアーティストの歌を聴けば自分をとり戻せる。
そして、ウチにはサイコー愉快な嫁@パンダとにゃにゃんが居る。
オレはだいじょうぶなのだ。ハッピーなのだ。何も心配ないのだV(^^)

ヨモちゃん、高野クン良かったよ。サイコーだったよ。
明日は検査で会社はお休みだから早く帰ってくるよ。一緒に遊ぼうな♪


(セットリスト)(記憶によるもの。多分まちがってます笑)
1.Dog Year, Good Year、2.(それは)MUSIC、3.エーテルダンス、4.CUE(YMOカバー)、
5.1分間、6.確かな光、7.2つの太陽、
8.おさるのナターシャ、9.夜の海を走って月を見た(この2曲は弾き語り)
10.Free、11.On & On、12.ないものねだり、13.数の論理で、14.プロメテウスマーチ、
15.ウィンターズテール、16.べステンダンク、17.夢の中で会えるでしょう、
18.See You Again
(アンコール)
19.グリーンダカラのCMソング、20.虹の都へ、21.All Over、Starting Over、22.美しい星

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高野寛「TRIO」インストアライブ@渋谷タワレコ

2014年09月21日 | オトの記憶(CD、ライブ)
週末の仕事はバタバタ。
上手く行ったのもあれば、一生懸命やったのに好き勝手な批判を浴びて凹む。
正直「やってられねーな」と思うが、仕事なんてそんなモンだ。落込むだけアホらしい。

金曜日の夜は渋谷タワレコに高野寛のインストアライブを見に行く。
ニューアルバム「TRIO」発売に伴うイベント。
ホントは整理券持ってなかったが或る友人のお蔭で入手。Thanks☆


(セットリスト)
1.See You Again(RIO Ver)、2.Dog Year, Good Year、3.エーテルダンス、
4.グリーンダカラの歌、5.虹の都へ、6.べステンダンク、7.(それは)MUSIC、
8.確かな光(RIO Ver)

ライブは高野クンの弾語り。大勢の人が集まってた。女性が多い。
高野クンは過去何度かライブは見たけど、こんなに間近で見たのは初めて。
ルックス全然変わんないが少し老けた?枯れた感もあるが、それは同時に「味」でもある。
ヒット曲満載の内容にはビックリ。ギター巧い!声もあの爽やかさと伸びを失ってない。
「グリーンDAKALA」は大盛上り笑
ライブスペースの横に有った星野源が書いた「イカだいおう」のイラストをネタに笑いを取る。
個人的には「エーテルダンス」は大好きなので嬉しかった。ラストの「確かな光」も良かった。

ライブの後はサイン会。アーティストを前にするとロクなことを言えない自分。
やめようか?とも思ったが折角なので参加。
高野クンを通じてYMOやトッド・ラングレン、ムーンライダーズを辿って自分の聴く
音楽の幅が広がった事についてお礼を言った。やっぱりシッチャかメッチャかだったが(^^;
高野クンは笑いながら握手してくれた。


高野クンの曲を聴くと何故か「懐かしい」と思う。それ程熱心に聴いてない曲でもそう感じる。
オレは音楽に「想い出」だの「ノスタルジー」は求めないが高野クンの曲にはミョーな「郷愁」を憶える。
それが不思議だった。でも、昨日分かった。自分は彼に影響を受けていたのだ。
彼が好きなYMO、トッド、ライダーズを聴いたり彼と同時期に出てきた
遊佐未森やTheBoomや鈴木祥子にハマったり。今カーネーションにハマってるのもその流れだろう。
ある時期の自分の音楽的嗜好は彼の影響を強く受けている。いや決定づけたと言ってもイイ。
自分が好きなのは、惹かれるのは「ひねくれポップ、一風変わったロック」それだった。

自分の音楽ルーツに大きな影響を与えたアーティスト。だから彼の作品に「懐かしさ」を感じるんだろう。
同時に同い年の彼が時代と格闘し時に逡巡しながらも真っ直ぐさを失わない事に励まされるんだろう。
仕事のモヤモヤは彼の音楽に触れたとき、サッパリと消えていた。

週末のお休みは嫁@パンダとエスニック料理を食べたり、家具を見に行って楽しく過ごした。
ヨモちゃんは嫁@パンダにデレデレ。相当ダメな顔になってます(T▽T)

来月、高野クンのライブを見に行く。本格的ソロライブを見るのは実に4年ぶり。
「同い年」のアーティストの現在(いま)の立っている場所をしかと見届けたい

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高野寛「TRIO」

2014年08月08日 | オトの記憶(CD、ライブ)

「昔は良かった」とか「昔に戻りたい」ってコトバが大嫌いだ。
それって「現在(いま)より昔の方が楽しい」って事じゃん。
そりゃ、子供時代や学生時代は楽しかったよ。何の責任も義務もないし。
だけど、「昔の方が良かった」なんて口が裂けても言いたくない。
どんなに現在がイヤなことが多くても大変でも「今がサイコー!」って言いたい。

だから音楽も昔を想い出したり懐かしむために聴くのはイヤだ。
昔から聴いてる音楽でも基本「現在(いま)の自分にどう響くか」で聴きたい。
響かない音楽は当然捨てていく。

高野寛はボクと同い年。90年代初め、結構ハマった。
ただ、そのうち彼がリスペクトするYMOやトッド・ラングレンにハマり高野クンからは離れた。
でも「ソリトンB」は見てたし、細野さんや宮沢和史なんかのライブで事あることに
彼の姿は見ていた。

また聴き出したのは5年前、彼の久しぶりのアルバム「レインボーマジック」を聴いてから。
とても素晴らしいアルバムだった。久しぶりにライブにも行った。
それ以来、なんとなく彼の動向はチェックしている。

高野寛のニューアルバム「TRIO」が今週発売された。ブラジルで現地のミュージシャンと録音。
でも、いかにもブラジルって感じの曲は少ない。

いつもは宅録でサウンドに徹底的に凝る人だけど今回はブラジルミュージシャンとの
セッションをそのまま活かしたオーガニックなサウンド。
とても聴きやすく風通しの良さを感じる。メロディの良さは相変わらず。
どこか、ひねくれているけど素直に耳に入ってくるメロディ。2、3回聴いたら覚えちゃう。
自分の心象風景を呟いたり、時代を皮肉った歌詞も健在。
ブラジル録音という違いはあるけど「高野寛の良さ」がたっぷり詰め込まれている。

一方で物足りなさも感じる。彼が書く曲はミドルテンポ中心の大人しい曲が多い。
デビュー当初は結構エレキガンガンの曲や変則的なリズムの曲とかあったけど
ここ数枚でのアルバムはその手の作品は無くメロディアスな作品ばかり並ぶ。
勿論、それでも彼のアルバムは素晴らしいけど・・もっと突き抜けてほしい気もする。

ただ今回、ロックチューンが2曲収録されている。「一分間」と「ないものねだり」。
これが非常に良かった。特に「ないものねだり」の性急さはイイ!
文句を言ってますが何やかや気に入ってます。このアルバム(^_^;

今回、旧い曲のセルフカバーも収録されている。
デビュー当時の曲「See You Again」「いつの間にか晴れ」。
2000年前後の曲「確かな光」「美しい星」

「See You Again」「確かな光」を聴いたとき、どういうワケか・・・泣きそうになった。
「懐かしい」「せつない」そんな感情に襲われた。
でも、「See You Again」は知ってる曲だけど、そんな好きでもない。
「確かな光」に至っては数年前ベストアルバムを買って知った曲。
どちらも若い時の想い出やエピソードが詰まった曲でもない。
でも、なぜか「懐かしい」と感じた。・・・・

そういえば数年前「All over,Starting over」を聴いたときも似たようなことがあった。
この曲は「ソリトンB」のテーマ曲として聴いてたけど・・CDは持ってなかった。
ベストアルバムを買って初めてチャンと聴いた。そのとき「懐かしい」と思った。
「懐かしい」・・何が?高野寛を聴いてた頃の自分はサイアクの状況だった。
あの頃に戻りたいなんて絶対思わない。あのときよりも現在(いま)の方が遥かにイイ。
なのに、何で「なつかしい」なんて思うんだ?

きっと・・・高野クンのコアの部分が変わっていなかったことが嬉しかったんだろう。
デビュー当時の作品に比べ歌や演奏力、サウンド創りは当然上手くなってる。
歌詞の表現力、コトバの使い方も幅が広くなってる。
でも、どの歌も根底にある真っ直ぐさ、未来への曇りなき視点は、変わってない。
50にもなる男が、こんな曲がってないなんて・・・凄いな。
オレは・・曲がっちまったよ。折れちまった。
昔、高野クンを聴いてた頃、持ってたはずの純粋さや真っ直ぐさも消えちまった。

10月に高野クンのライブがある。久しぶりにいってみようかな?
同い年、自分のコアをチャンと守って闘っているアーティストを直に見たい。

今日から夏休み。今夜は下北沢でリクオのライブを見てきます。
ヨモちゃん、夏休みたっぷり遊ぼうな♪

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ShowBoat 21st Anniversary- 「佐藤タイジ☆JAM SESSION ROCK」ライブレポ

2014年07月18日 | オトの記憶(CD、ライブ)

先月、嫁@パンダがオモシロそうなイベントを見つけてきた。
佐藤タイジ☆ジャムセッション
http://www.taijinho.com/news/archives/11

メンバーは根岸孝旨(Bass)、阿部Qちゃん耕作(Ds)、ゲスト:三宅伸治
タイジはイベントで何度か見た。ゲストの三宅さんもキヨシロー絡みで知ってる程度。
実は2人の活動はそんなによく知らない(^_^;
でも、Qちゃんは見たいし、根岸さんも久しぶりに見たいしという軽いキモチで参加。

場所は高円寺ShowBoat。2年ぶり?嫁と落ち合って中に入る。


先ずはタイジと根岸さん、Qちゃんで演奏。
ローリングストーンズの「ギミーシェルター」でスタート。
あ、今日はカバーセッションなんだ?イベントの趣旨も分かってなかった。(゚゜)\バキ☆
タイジのギターは華やか。衣装も派手だけど(笑)なんとなくジミヘンを彷彿させる。
根岸さんのWhoのカバーの後、Qちゃんがドラムを叩きながら歌いだす。
なんか聴いたことがあるメロディ。嫁@パンダが一瞬ニヤリと笑った。
あ、これLoveJetsの「UFO神社」じゃん!キヨシローの覆面バンド。Qちゃんも参加してた。
わー、こんな曲が聴けるなんてウレシイ!

そのあともトークしながらそれぞれが好きな曲を歌う。
根岸さんが若いころ、おニャン子倶楽部に作品を提供していた話は笑った。
しかもレコーディングメンバーが佐久間正英、岡野ハジメ、ホッピー神山、下山淳って。
何?その豪華なメンバーは?\(T▽T)/

タイジ、「ツィッターやってるけど腹立つことばかりでオモシロいこと書けへん」
「原発再稼働とかありえへん。みんな安倍ちゃんにもっと文句言ったほうがエエで」。
関西弁で柔らかい言い方だけど・・・タイジの怒りがうかがえた。
そのあと歌った「オリジナル」?は「311が何で起きたのか?」みたいな歌詞があったし。
タイジ、「ディランやります。キヨシローさんが好き勝手な歌詞つけてるんでそれを」。
で始まったのが「アイ・シャル・ビー・リリースド」!!
「Covers」発売禁止騒動の後、キヨシローがディランの名曲に日本語詞をつけて
ライブで歌った「コブラの悩み」収録のあの曲!
オレ、これ大好きなんだ~!こんな歌が聴けるなんて!
「自由に歌えない、自由に発言できない世の中の不条理、権力の抑圧」に対する怒りに満ちた歌。
聴いているうちに熱くなる。20年以上前の作品。でも現在(いま)だって何も変わっていない。

そして、ゲスト三宅伸治の登場。場内大歓声。
三宅さんは過去1回だけ生で見たことがある。2002年日比谷野音。スパイスマーケット。
キヨシローや泉谷しげる、レヨナ、Qちゃんが参加したイベント。生で見るのはそれ以来。
三宅さんはニコニコ笑ってる。優しそうな風貌なのでアコギでユルいセッションかな?
と思ったらトンでもない。いきなりハードなギターをぶちかましてきた。

三宅さん、ボブ・マーリーの「No Woman,No Cry」に日本語詞をつけて歌う。
今、ここに居ない人への想いを歌った歌。「みていてください。チャンとやります。
きっとうまくいくよ」と明るく歌うけど・・「あのヒト」を想い出してジンとなる。
クライマックスはこの後に来た。ブルース風のセッションの後、「ラブ・ミー・テンダー」!
エルビスじゃない。RCの「COVERS」収録の奴。しかもオリジナルとはアレンジを変えて。
「何言ってんだー、ふざけんじゃねー、核などいらねー」「放射能はいらねー、牛乳を飲みてー」
あの歌詞が・・・目の前で歌われている。感動、いや、それ以上の何か。
最後は「長生きしてーな」と三宅さんが叫んで終わる。・・・もう何も言えん。

続いては「明日なき世界」!!!。しかも滅茶苦茶グランジなアレンジで!
三宅さん、エレキをかき鳴らしながら叫ぶ。タイジもノリノリでギター鳴らす。
Qちゃんのドラムが滅茶苦茶グランジ。コレクターズのときとは違う。
ほとんどハードロック。高円寺の小さなハコでこんな奇跡に会うなんて。

アンコール。ストーンズの「Jumpin´ Jack Flash」を日本語詞で。歌うは勿論三宅さん。
三宅さん、ノリノリでモニターの上に立ち上がる。かっけー!
最後はタイジ&バンドで「ヘルプレス」。CSN&Y。これ、昔好きだった。
これで終了。


思わぬカバーセッション。しかもRCの思わぬ歌が沢山聴けて大満足。
三宅さんがあまりに凄すぎて、会場で売っていたニューアルバムを購入。
ここ数日、聴いてる。凄いイイ!イイ!ヘビロテ状態。三宅さんのソロも機会あれば見たい。


今回のライブ、政治的な歌や発言が見られたけど、重いイヤな感じは無く凄く楽しめた。
それはタイジと三宅さんのキャラに寄るものだろう。
タイジは太陽光発電を使ったライブ活動を展開、三宅さんもアルバムの中で
福島への想い、現在の政治を批判している。
オレは別にアーティストは「政治的メッセージ」を出す必要はないと思う。
それはそれぞれが好き勝手にやればイイ。「言いたくない、言えない、時間が掛かる」
いろんな人がいるだろう。

でも、ホンキで言ってるヒトは支持したい。
タイジも三宅さんも大友さんもミチロウさんもホンキを感じる。
だから、オレは彼らを支持する。

行ってよかった。
さぁ今日から3連休。ゆっくり休んで疲れをとろう。ヨモちゃん、ノンビリしような♪

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『THE FUTURE TIMES』 Gallery & Live 2014レポ

2014年05月09日 | オトの記憶(CD、ライブ)

GW明けの7日、体調を崩して午前中は会社は休む。
午後、係りつけの病院に行ってクスリを貰う。とりあえず仕事をして早目に退社。
そのまま渋谷タワレコに直行。今日は「The Future Times」ゴッチのトークとライブがある日。
ゴッチの東北支援に係るトークを聞きたかったのは勿論だが彼のソロアルバムが本当に
素晴らしくてライブだとどうなるか?をこの目で見たかった。

因みにボクはアジカンのファンでは無いので(笑)生ゴッチを見るのもライブも初体験。

場内は既に大勢の人が居る。若い女性や親子連れ(母と娘)が多い。でも中年オジサンもいる。
ゴッチが如何に広い層の人に支持されているか、これだけで分かった。

時間になってゴッチ登場。フツーの青年!タワレコのスタッフの人かと思った(^_^;
以下、詳細なレポはFBに書いたので要点をまとめて。あと、ライブネタバレあります。


【トーク】
写真家安田菜津紀さんとのトーク。安田さんは南三陸を中心に東北被災地の写真を撮ってる。
311から3年経った「現在」という地点について互いの想いを話し合う。

・3年経って問題は残っているが震災前の生活が少しずつ戻っている。
・海岸地区は防災のため土を持って高台を造り巨大な設備を建造。しかし地元の人は喜んでない。
・東京オリンピック終了と共に「復興一区切り」とならないか心配。
・311直後は被災の様子や人々を写真に撮影なんて出来なかった。でも現在からすると
 撮って残しておくべきだった。音楽も無力感に悩んだ。
・「The Future Times」を紙媒体で配布したのは「手触り」を大切にしたかった。
 紙であれば未来の誰かが読んで役立つ、そういう可能性もある。
・無料にしたのは有償にすると読者から色んな注文がつくから。無料だと好き勝手できる。
・ネット上に「悪意」を容易に書き込めることが心配。
 みんな「損したくない」ことに執着しすぎ。
 ネットに縛られるより外に出て行動してほしい。「The Future Times」がそういう切っ掛け
 になってほしい。
・この新聞や写真展を見て「募金して」とかは言わない。でも、ここで感じたことを日常の
 生活に持って帰ってほしい。
・アジカンをやってるお蔭で結構なお金を手にする。このお金を良い循環の中で社会に
 還元したい。
・今後、これをしよう!なんて言えない。でも今後も色々挑戦したい。「なかったこと」
 にはしたくない。できない。

ゴッチも安田さんも語り口が明晰で聞きやすかった。
ゴッチ、あんなに喋る人なんだ。自分が感じることを率直に語っていたと思う。
ファンの若い女の子たちも真剣に聞いていた。単に好きなミュージシャンの話を聞きに
来たのでなく、何かを受け取ろうという意志を持っていた。そのことに感動した。
ゴッチ、「信頼できるアーティスト」だと思った。「The Future Times」、その他ネット
での発言からも以前からそう思っていたが今日、実際に話を聞いて確信した。


【ライブ】
いったん退場してゴッチ再登場。柔らかい話ぶりでギャグも入れつつ歌う。
先ずは311直後の話、ツアー中止でTVに映る悲惨な光景に凄く落ち込んだこと。
そのときの想いを曲にしてネット上に公開したら「不謹慎」と叩かれてまた落ち込んだこと。
そのうちチャリティライブに参加したり東北に行ったりと訥々と話す。

311直後に作られた「砂の上」「光」を演奏。この2曲は正式にレコーディングされていない。
あまりに生々しい歌。アジカンとも今回のソロアルバムとも違う。
横にいる若い女性が涙ぐんでいる。ボクは聴いていて「この人のウタにウソはないな」と思った。

そのあとは「LOST」。「The Future Times」創刊時に配信された曲。死、喪失を描いた曲。
ゴッチはサラッと歌うけどその分、染み込んでくる。「葬式の」くだりには泣きそうになる。
ソロアルバムから「ブラックバード・シング・ザ・ナイト」「恋する乙女」を。
ハーモニカをネタに笑いをとる。
どの曲も死生観が描かれている。比喩も使われているが明らかに向かっているのは「死」だ。
でも、同時に「生」も描いている。
ゴッチは「311は創作活動に影響を与えますか?って聞かれるけど当然影響を受けてるよ。
なかったことにはできない、したくない」と言った。
同時に「音楽は不謹慎でイイ。どんどん不謹慎にいきたい」とも。その覚悟やヨシ!V(^^)

最後は新曲「Dont Cry Baby」を客席にサビを歌わせながら。これは明るい曲。
ゴッチ凄く楽しそう。ファンが彼を信用しているように彼もファンを信用してるんだな。
ライブはここで終了。

その後はサイン会。参加しようか?と迷ったがパス。アーティストを前にすると
毎回すっとこどっこいな事言ってしまうので(^_^;
超人気ミュージシャンと直接話す機会を逃したのは勿体ないかも。でも、イイや。
今日のトーク&ライブ、ホントに楽しかった。意義があった。来てよかった。


ゴッチはこれからも「The Future Times」を創りつづけるだろう。
そしてオレも読み続けるつもり。この新聞が東北に向かうとき、どれほどの勇気をくれたか。
新聞を読んで外に出て行動する。この循環はこれからも続けたい。

明日から岩手にコレクターズのライブを見に行く。
ヨモちゃん、留守番しっかり頼むよ☆

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キヨシロー5年目

2014年05月01日 | オトの記憶(CD、ライブ)

明日はキヨシローの命日。もう5年目なんだ。
別の場所にも書いたけど、「命日」ってあまりにキヨシローに似合わないコトバだ。
キヨシローのファンの友人が言ってたけど「栗原清志の肉体は滅びたけどキヨシロー
の歌は未だに残っている」。。。同感だ。

毎年のように新作(未発表作や秘蔵音源や映像)は発表されるしテレビやラジオで
特集は組まれる。トリビュートライブも続いてるしロックフェスでもカバーがされている。
キヨシロー、未だに現役バリバリじゃん。
栗原清志さんは現世からトンズラしたかも知れないがキヨシローは未だに歌ってるのだ。

でも、明日渋公であるトリビュートライブは行かない。行けない。
RCやキヨシローソロをチャンと聴いてないオレはやっぱり行けない。
くだらない拘りだけど・・その一線は守ろうと思う。
シモキタで藤井一彦参加のトリビュートライブもあるみたいだがこれも行かない。

ここ数年でキヨシローのCDを少しづつ集めてる。
RC、タイマーズ、ソロ・・・配信や中古で少しづつ集めて聴いてる。
そして、チャボさんのライブに行くとチャボさんがRCを歌ってくれる。
決して純粋なファンでは無かったオレはこれで結構楽しめてる。十分だ。

まだまだ知らない歌がたくさんある。おじちゃんはオレにとって未だ現役なのだ。
そして名曲が山ほどある。
ソロの「君を信じてる」「約束」、いいじゃん。
タイマーズの「総理大臣」「議員」「消費税」は今の政治家に投げつけてやりたい。
RC「アイ・シャル・ビー・リリースド」「イマジン」「明日なき世界」
HIS「500マイル」
オリジナルよりキヨシローのカバーの方が断然いい!英語わかんねぇし(笑)
「イマジン」はジョンよりもキヨシローの方が好きだ。

にゃにゃん、明日は1日中、おじちゃんを聴き倒すぞ。イエーってイエー!


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Cocco「パ・ド・ブレ」

2014年03月28日 | オトの記憶(CD、ライブ)
ここ数週間の仕事はボロボロ。
年末のゴタゴタを引きずって上司から叱られたりトンでもないミスをしたり。
ミスはこれだけじゃなく他のことでも起きた。どれも考えられない様な凡ミス。
会議で責められ吊るし上げに合う。まぁ悪いのはオレだから仕方ないけど。

アタマでは冷静に受け止めているがココロはそうは行かない。
吊るし上げに合ってる間、頭痛がする。アタマがミョーに重い。
他の仕事でもしっちゃかめっちゃか。失笑を買う。ムカつくが仕方ない(-_-

何度と無く「面倒くさい」「やってられねーよ」と呟いてる自分が居る。
悔しさも見返したいという意欲も無い。ただ面倒だ。逃げ出したい。
数年前は「クラレッタのスカートを直したい」とかほざいてたのに
何だ?このザマは?

週末の旅、こんな鬱屈とした状態では行きたくない。
それは先方に失礼というものだろう。やめようかな?

昨日、Coccoの新譜「パ・ド・ブレ」を買った。
Coccoの新作を買うのは5年ぶり。最近の活動はフォローしてなかったし。
初期の激しい作風が好きな自分にとってここ数年の穏やかな作風は正直物足りなかった。
聴くのは旧作ばかりで前作「エメラルド」も聞く事は無かった。

今回のアルバムも明るく穏やかな作品が並ぶ。童謡のカバーもあるし。
でも。。。刺さった。ぐっと来た。ぎゅーっと来た。


 「どうか生きて」(ありとあらゆる力の限り)
 「鳴らせ」(東京ドリーム)
 「大嫌いだって ブッて 斬って リターン」(夢見鳥)

電車の中で聴いてて泣きそうになった。ヤバイ。
シンプルだけど真っ直ぐ入ってくる声。そして静かだけど強く激しいサウンド。
そう、Coccoは昔からそうだった。直球だった。
いつだって真っ直ぐでへタレのオレのケツを叩いてくれた。
そうしてオレは走り出すことができた。
すっかり忘れていた。ゴミ拾いだって広島行ったのもCoccoが切っ掛けだった。
「何かをはじめられること」が出来たとしたら、それはCoccoの影響だ。

聴いてるうちに悩んでるのがアホらしくなった。これくらいで落ち込んでどーする?
失敗?ミス?上等じゃん。そんなの気にしてどーする?笑い飛ばせ、嘲笑え。
そんなことじゃ「クラレッタのスカート」なぞいつまで経っても直せないぞ。

今朝目覚めて嫁@パンダとヨモギが仲良く寝てるのを見てHappyな気分になった。
出社したら悩んでたことがアッサリ解決。ま、こんなモンさ(゚゜)\バキ☆

帰りもCoccoを聴いた。背筋がシャンと伸びた。もうダイジョウブだ。
さ、旅に出よう。東北がオレを待ってるV(^^)
にゃにゃん行ってくるぜ。「お・と・し・ま・え」つけてくるよ☆

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