僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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赤裸々

2006年11月01日 | コトバの杜
 2年前の祥子さんのツアーパンフ「創作ノオト」に書かれた詩の一節。

 自分のココロが病んでるとき、這いつくばってるとき、叫びたいとき、

 このヒトの歌詞やコトバに触れると・・・安心する。
 癒されはしない、このヒトのコトバにそんな生易しさはない。

 セキララで切っ先鋭くてナイフみたいで・・・その痛さに触れると・・・
 落着く。

  
  時々、情念みたいなモンが、ぎゅーっと突っ走って、
   みうごき出来ないことがある。

    やっぱ水。暗い水。光。舟。血液。みずうみ。空。
     そのしゅんかんのことはうまく言えない。

      むぼうびなカラダ。   ココロ。
       
     カラダを酷使。       ココロの自傷行為。

            一日中泣く。



   小さいけれど消えない炎、蒼く、赤く、高温の。

    空に舞い上がりほほえむ女神のように、 それは包んでしまうだろう。

   過去を、弱さを、否定的な想いを、恐れを、傷を、
                     あなたの前に立ちふさがる全てを。

    いつかあなたは道のうえに立つだろう、長い、まっすぐな道のうえに。

     そしてあいするきみと手をとって、私はどこかを目指すだろう。


       その時全ての心配ごとは、青空にとけて消えるだろう。


       鈴木祥子「創作ノオト セックス 恋 情熱」より
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