今日は四十九日。父の骨をお墓に納める日。
早起きして嫁と京都に行ってきました。
快晴、雲ひとつない青空。悲しいくらいイイ天気。
お通夜と告別式を行った斎場で家族と待合せ。
母は前日、父の会社の友人が行った「父を偲ぶ会」に招待されたとのこと。
20人以上の人が集ったとのコト。声をかけたらもっと集ったはずだが
キリがないので人数を押さえたらしい。
有志の皆さんが作った父の会社での功績をまとめた冊子をいただく。
父は会社では面倒見がよく多くの人に慕われていたとのコト。
父の死を知り多くの方が涙したとのコト。
ウチにいた無口な父と職場の父とのイメージの差に戸惑う。
同時にそんなに多くの人に慕われていた父を息子として嬉しく誇りに思う。
納骨式ではお葬式にいらっしゃった和尚さんがお経をあげてくれる。
そのお経を聞きながら父の遺影に語りかけた。
その談話は胸に響いた。
「家族が不幸だとお父さんは成仏できない」のコトバ
に二度とあんな罰当たりなことを考えるまい、と胸に誓う。
その後は京都の山の上にある霊園に納骨。
ここでもお坊さんが善いお話を聞かせてくれた。
お墓の納骨するスペースは思ったより小さい。
骨壷から出した父の骨を家族みんなで移す・・・
チャンとおさまってしまった。
父は決して小柄な人ではなかったけど・・・
その骨はこんな小さなスペースにおさまってしまうんだ・・・
そう思うと何かせつない。
結局・・・最後の最後まで・・・涙は出なかった、泣くことはなかった。
家族とお盆休みの墓参りについて打合せそこで別れた。
新幹線に乗って東京に戻る。
新幹線の中では疲れきって眠った。
ショウコさんを聴きながら父を想った。
嫁とバカ話をして笑った。
東京について地元に戻った。すっかり日が暮れていた。
紅く・・・染まった空が・・・・キレイだった。
帰宅して父の功績をまとめた冊子を見た。
若い父の写真が載っている。父が会社でした仕事がまとめてあった。
父は・・・・素晴らしい・・・立派な・・・ヒトだったんだ。
あらためて・・・この父を誇りに思う・・・。
その父の息子であるオレが情けないことを云っちゃいけない。
誇りをもってチャンと生きていこう。
それがこの父の息子であるオレのつとめだ。
父はもういないけど・・・・チャンと生きて親孝行しなくちゃ、ね☆