僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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京都詣り

2010年05月01日 | 日々の泡(日記)
この4月29日から今日まで京都の実家を訪問しました。

29日の午前に東京を出発。ヨモギとの別れが辛い(T0T)
でもヨモギはいつもどおり元気に走り回ってる(^_^;
新幹線は比較的空いている。京都駅についてそのまま父の墓参りに。
快晴。霊園の緑も花もキレイ。父の墓のお掃除をする。

父が亡くなって3年・・・流石にもう痛みは無い。喪失感は未だにあるけど。
父のお墓にお線香とワインを添え父に話しかける。
ここ1年で元気になったこと、ヨモギのことを話す。

花咲き誇る道を嫁と降りていく。静かで平和な風景だった。

その後は長岡京に出る。すぐウチに行くのは怖いので道草(^_^;
市内を色々歩く。ボクが住んでいた20年前とは当然変わってる。
もう「懐かしい」とか「帰りたい」というキモチは無い。
そんな感情はとっくの昔に消えている。旅行に来て楽しい。そんな感じ。

長岡天満宮は丁度つつじが満開の季節。2人は焼き筍を賞味。美味い。


ようやく実家に行く。母は大喜びし、至れり尽くせりの歓待。
母から色んなお話を聞かされる。嫁は楽しそうに拝聴。
母の説法を聞いているうちにボクは意識が遠のく。
何だか疲れたので早目に寝ました(^^;)ゞ

翌日は滋賀に住んでいる妹が去年産まれた甥っ子を連れてやって来る。
甥っ子は人懐っこく笑う。可愛いぜ(叔父バカ(゚゜)\バキ☆)
昨日は母、今日は妹から説法の連射。また意識が遠のく。(^^;)ゞ
この母娘はホント強力だ。かないません。

ようやく妹から解放されて河原町に遊びに出る。
とりあえず八坂神社に向かって四条通を歩き通り沿いの雑貨屋さんに寄る。
京風のオモシロい手拭屋さん、動物をモチーフにした雑貨屋さん。楽しい。
途中で花見小路に入る。「都をどり」の真っ最中で賑わっている。
でも脇道に入ると閑静で落着いている。
表通りの華やかさ、裏通りの静けさ。京都は色んな顔を持っている。


再度通りに出ると或るギャラリーでオモシロそうなイベントがあったので入る。
http://www.kahitsukan.or.jp/frame.html
中でイラストレーターのMAYA MAXXさんの展覧会を開催。
祥子さんや原由子さんのジャケットデザインを手掛けている方。

作品は・・・かなり強烈だった。子供が描くような粗い線。
でもエネルギーとパワーに溢れてる。凄く刺激的だった。
地下には魯山人作の陶器も展示されてた。これも素晴らしかった。

MAYAMAXXと魯山人の自筆の文章も飾られていた。
作品、アートに向かう強靭な意思、魂。強烈だった。ガンとやられた。
これを見ただけで京都に来た甲斐があった。

夜は食事しながら母と歓談。ちょっとしたウレシイニュースを知る。
母と嫁の共同戦線にタジタジ。(^_^;)まぁこれも楽しい。
嫁と一緒に母と話してると以前ほどの気後れや気詰まりは無くなった。
嫁と一緒になったことで少しづつ「劣等感」や「壁」が消えたのかも。

京都が「故郷」か?と言えば絶対違う。
ここは生まれた場所でも・・・HOMEでは無い。
ボクのHOMEは「東京」だ。嫁とヨモギと友人と生きる場所。
そこがボクのHOMEだ。
対して京都は「生きる場」では無い。あくまで「訪れる場所」だ。
でも・・・家族がいる、父が眠る大事な場所であることは変わりない。
以前はあまり寄り付かなかったけど・・・今後は織りに触れて行こう。

今日の朝、京都を出て夕方に東京に着く。東京駅は混雑。
自宅に着いた瞬間、ヨモギを見た瞬間ホッとした。肩の力が抜けた。
やっぱりウチはイイ。ここは落着く。ここがオレの居場所だ。
GWはまだ残ってる。明日から楽しく過ごそう。


(PS)
ヨモギはこの3日間シッターさんのお姉さんにお世話され元気に過ごした様子。
シッターさんから毎日嫁に来る報告メールによると
「声を掛けるとゴロゴロ喉を鳴らし甘えてきた」「ゴロゴロ転がってた」
と甘えん坊っぷりを遺憾なく発揮したそう。

そのメールに嫁とボクは大爆笑。
キミはホントにキレイなお姉さんに弱いんだな\(T▽T)/
こんな遠くに離れてたのにオレ達を楽しませてくれるんだね。
キミはホントに傑作な猫さんだよ(^_^)

とりあえずボクと嫁のことは忘れていなかったみたい。
嫁に甘えて上機嫌。カワイイ奴じゃ。
さ、明日はキヨシローおじちゃんの命日だ。
一緒にたくさんおじちゃんの唄を聴こうね♪♪

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