僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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「in motion 2010 僕が旅に出る理由」ライブレポ

2010年08月17日 | 佐野元春
先週末は嫁の実家山形で夏休み。ノンビリ過ごしました。
空の色が東京で観るより蒼く高い。野菜も美味しい。
ネットやPCからも離れてホントノンビリと過ごしました。

ヨモギはその間ペットシッターのお姉さんに甘えまくりだったらしい。
毎日の報告メールと写真にボクと嫁は大爆笑。\(T▽T)/
キミは遠く離れてもオレ等を楽しませてくれるんだねぇ。

土曜日昼に東京に戻り夕方元春のスポークンワーズのライブを見に渋谷に。
ボク等は第二部を見ました。そこで感じた雑感を。

旅行から帰って来たばかり。寝るんじゃないか?と心配でしたが杞憂でした。
嫁は元春のスポークンワーズライブは初体験ですが楽しんだ様子。
佐野クンが背を向けた椅子に座ったときは「カワイイ」と呟いてた(^_^)

ボクとしては先ず新作が聴けたのが嬉しかった。
ライブで演奏される作品はどうしても「エーテルのための序章」に偏り勝ち。
もっと最近の詩作を生で聴きたいと言う気持ちがあったので新作演奏は嬉しかった!
しかもニューヨークをモチーフとしたこの作品がまたカッコよかった!!
旧作の詩も「インターネット・検索」等、現代風にアレンジされてたのも良かった。

後、佐野クンの言葉の選び方がポップソングとは明らかに違う。
もっと攻撃的・過激・暴力的な言葉が紡がれる。
佐野クンの静かな語り口で読まれるからスマートに聴こえるけど・・
あれ、その辺の「人生語りますラップ」より余程パンクでハードコアだぜ。

気に入ったのは「僕が旅に出る理由」。なんか染みたな。
「我絶望する、故に我希求する」だっけ?あのフレーズは良かった。
「あ~絶望が先にあってもイインだな。絶望が在るから希望も在るんだ」そう思えた。

そして佐野クンのあの声。あのリズム。もう最高。
サウンドに乗って紡がれるあの声がオレの脳や神経に侵入して掻き回す。
ヘンな感覚。覚醒したようなトリップしたようなヘンな感じ。
眠るなんて勿体無い。こんな刺激的な体験そうは無い。
酒も煙草も無しで白昼トリップできるんだ。
こりゃスゲエ体験だ。
いや、酒や煙草よりもこっちの方が絶対脳みそにも体にもイイって。

バンドのサウンドも・・自由自在。あれ何処まで事前に決めてるんだろう?
皆勝手に演奏してるようでチャンとアンサンブルになってる。
なんかバックバンドというよりも実験の場という感じがした。
井上さんのキーボードもただただ素晴らしかった。

アンコールがあったのはビックリ。最後は場内拍手喝采。
オレ、思わずスタンディングオベージョンしちゃったよ(^^;)ヾ 
ああ、ホント刺激があった。楽しかった。そして「開放」された。

ライブの後は友人と呑み会。佐野クンを肴に呑む喰う。楽しい!

今でも思い出すと自然に笑みが零れてくる。ホント楽しかったな。

で想ったのはあのオーディエンスの中に10代、20代の若者はいなかったのかな?
例えば佐野クンの講義を受けている学生さんとか。
「ザ・ソングライターズ」で佐野クンに興味を持った若い音楽ファンとか。
若し見ていたら・・・ウレシイな。キミ等は凄いモノを見たんだぜ。
友達に自慢してくれてイイ。

そして・・若し見てないなら・・・それは残念だ。勿体無い。
脱臭されたパンクやグランジ、ラップより余程過激で刺激的な時間を過ごせるんだ。
これは見ないと損するぜ。
何が損なのか?はよくワカランが・・
オレたちは知ってるぜ。この楽しみを。イイだろ?V(^^)

ってオッサンが若い人を挑発してどーする?ハシャギ過ぎ(゜゜ )\バキ☆
次回はCOYOTEバンド渋谷、横浜に参加予定。これを楽しみに頑張るぜ☆

(余談)
佐野クンが「1センチ、2センチ、3センチ」と読むときに・・・
親指、人差し指、中指を交叉する仕草をしてたけど・・・
あれ、学生時代「理科の授業」で習った「フレミングの法則」を思い出しちゃった。
「フレミングの法則」は以下サイトでご参照あれ。
http://www.geocities.jp/hiroyuki0620785/k4housoku/fureming.htm

アートなライブの最中にこんなアホなこと考えてスンマセンr(^^;)”

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