僕と猫のブルーズ

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直枝政広「ホプキンスクリークからの逆襲」ライブレポ

2011年02月13日 | カーネーション
昨夜はナオエさんのソロアルバム再発に伴うツアー最終日。
場所は新代田FEVER。初めて行くハコ。今回はボク一人だけ。嫁は同行せず。
書き出すとひたすら長くなるので今回は少し短めに(笑。

ボクはカネも好きだけどナオエさんのソロも好き。
「ホプキンスクリーク」はカネとは違う幼児性・狂気に溢れてる。
でもポップで楽しい。そこが堪らなく好きだ。

天気は生憎の雨。早目に行って下北沢を散策。その後井の頭線に乗って新代田に向かう。
ハコは駅の直ぐ前。
今回のライブは福島の兄弟ユニット「ブラウンノーズ」との共演、更に太田譲さん
他をくわえた「Love Experience」との共演等、色んな趣向をこらしてた。


ハコはこじんまりとしたスペース。大きさで言えば下北沢QUEくらい?
前半はLove Experienceとの共演。「月にかかる息」なんてレア曲でスタート。
「ホプキンスクリーク」からの曲を次々と演奏。原曲よりアレンジが洗練されてる。
「アルバトロス」「野いちご」「裏切り」は好きな曲なのでライブで聴けるのはウレシイ。
ブラウンノーズ2人は次から次へと色んな音を繰り出す。ナオエさん楽しそう。
POP鈴木さんのドラムはかなり強烈。ゆるずさんはあくまでサポートに徹する。
ナオエさんの声もギターも変幻自在。カネのグングン前に進む感じとはまた違う。
ちなみにブラウンノーズ2人、撮影&録音マニアでこのメンバーで大阪の
スーパー銭湯行った時ナオエさんの寝姿や鼾を撮影&録音したらしい。
何じゃ、そりゃ(T▽T)

休憩時間、フロアに出ると鈴木慶一が居た。ま、ナオエさんとは仲良しだしね。

後半の前にブラウンノーズコーナー。兄弟2人で愉快なトークを交えながら演奏。
ウーン、これは何て表現したら良いんだろう。近い世界はバンバンバザール。
バンバンがニューオリンズならブラウンノーズはブリティッシュプログレ。
オモチャ箱を引っくり返したような楽しい世界。でもブキミさが漂う。クセになるかも。

後半ナオエさんとブラウンノーズ2人と。1号はここではドラム、2号はベース。
1号、前半ではキーボードやパーカッション弾いてなかった?凄い多才。
「HOME MOVIE」では色んなノイズが溢れる。ナオエさん楽しそう。
「大食漢」「フライパンに宇宙」はもうギター大会。音がほとばしる。
そして岡村靖幸「あの娘ぼくがロングシュート決めたらどんな顔するだろう」カバー!
うわぁ~これをナマで聴けるとは!もう客席は大騒ぎ、みんなで「Hey!」と腕を上げる。
これはホント楽しかった!何かグッと来て泣きそうになった。

アンコールはカバー大会+「牛蛙三度笠」。みんなで子供みたいな声を出す。
客席大笑い&拍手喝采。
オーラスはナオエさん弾き語りで「Buffulo」「夏の流れ」。
何かハッキリしないモヤモヤとしたムードで終わる。爽快さというよりブキミで不穏な感じ。

最初、ナオエさんの内面世界をじっくり聴かせるライブかと思ったら違った。
色んなオトが溢れる魔法の箱、びっくり箱。楽しく愉快痛快。
でも、これもアリ。凄く楽しかった。沢山踊って汗かいて笑ってオモシロかった。
残念だったのは「墨堤にて」の演奏が無かった事。まぁあの流れではムリかな?
そういうヘビー、ゆれる歌はナオエさんのソロライブで演奏されるだろう。
ソロアクト「Tanks & Chirdren」もそのうち再開されるだろう。そちらで見よう。

で実はこのハコ。犬を飼っててフロアカウンターの前に鎮座してます。
ライブの後はお客さんがワンちゃんをお触り&撮影大会。一体何のライブだ(T▽T)
しかもこのワンちゃん、矢鱈人懐っこくて撫でられると嬉しそうにゴロゴロする。
何とも可愛らしいワンちゃんでした。


帰宅するとヨモギがボクにチューをしてくれました。普段オレには甘えないくせに。
オレがずっと居なくて寂しかったのかい?カワイイ奴だぜ。(゜゜)\バキ☆。(゜゜)\バキ☆


今日は明日の定期検査に備えてアキバまで散歩。往復5時間歩きました。
でアタマの中でずっと鳴ってたのが昨日のナオエさんの「夏の流れ」。
ミョーに頭に引っ掛かってる。引きずってる。耳から離れない。何度も鳴ってる。
明るく楽しいライブだったけど最後の最後に猛毒を浴びせかけられた。
直枝政広、やはり侮りがたし。3月のソウルフラワーとの共演も楽しみです♪

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