週末は仙台にボランティアに行ってきました。前回同様、個人参加。
早目に帰宅して準備。ヨモギは殺気立ったボクを見て「なんか変だにゃ」という顔。
ボクにあまり近寄らない。お出掛けのときも机の下に隠れてたし。(^_^;
新宿から深夜バスで仙台に向かう。今回は奮発して少し豪華な席のバスにした。
1人座りで隣の席は無く、伸び伸びと座れる、と思ったら意外と狭い。(゚゜)\バキ☆
仙台に早朝着。とても涼しい。湿気も無く過ごしやすそう。
作業着に着替えて朝食摂ってバスで深沼海岸に向かう。
深沼海岸の前は花で色採りどり。地元ボランティア「Re-roots」の皆さんが植えた花。
一面に広がるヒマワリを見て思わず声を出した。
あの茶色くくすんだ荒れ地がキレイに生まれ変わっている。凄い!
海岸近くの慰霊碑にお参り。以前は津波で破壊された住居の基礎が残ってたけど
それも殆ど撤去されている。311から2年半。ようやく此処まで進んだ。
いや、まだこの程度しか進んでない?・・・・うーーーーん(v_v)”
ちょうど東京から見学に来てる人がいたので話す。
「以前よりキレイになったけど、まだまだ復興は先だね」と話していた。
お別れして「Re-roots」に向かい受付けを済ませる。
京都、山形から大学生がボラで来てる。Re-rootsのリーダーから最初に説明。
「大きな瓦礫は除去したけど農地には未だ小さい瓦礫が残っていて作付けが出来ない」
「農業は少しづつ復旧している。でも耕作放棄地、農家の後継ぎが居ない等の問題
が山積み。「復旧から復興」に早く進めるようにすべきことは多い」。
聞いている間に気合いが入る。「仙台は復興が進んでいる」とか言うけど・・
「まだ復旧途中」なのだ。それを忘れちゃいけない。
チーム分けしてボクは「農家で壊れたビニールハウスの解体」をすることに。
大学生リーダーについて作業場に行く。ビニールハウスが崩壊状態。
メンバーと金属の梁を解体していく。
暑いけど涼しい風が吹いて爽やか。最初は順調に作業が進む。
でも、梁の繋ぎ目の螺子が錆びていて色々やってみたが外れない。
段々焦ってくる。何?こんな簡単なこともオレ、できないの?
若い奴らの前で見っとも無い。カーッとアタマに血が上る。
ちょうど此処でお昼休み。
Re-roots学生リーダー、ボランティアの学生と色々話す。
仙台へのボランティアツアーは大きく減っているけど未だ支援は必要。
大学生ボランティアは結構来るので助かってる、とのこと。
現在(いま)の若い衆は素晴らしい。オジさんも負けてられないな。(^_^;
仕事再開。午前中に終わらなかった螺子外しに再挑戦。やはりダメ。
うーーん、どうしようか。困ったな。一瞬、嫁@パンダのコトバを思い出す。
「キミはあわてなけりゃ、大抵のことは上手くできるんだから」
落ち着く。学生さんに協力を仰ぐ。オレの自力でやりぬきたいけど、ムリなら
誰かの力を借りるしかない。カッコなんてつけてられない。
学生さん2人で挑戦。でも外れない。一旦、ペンディングに。
螺子は後回しにして他の作業に精を出す。梁は複雑な構造で皆さん苦労している。
ボクも瓦礫撤去や除草は経験あるけど構造物の解体は初めて。四苦八苦。
あと1時間で終わり、というところで再度「螺子外し」に挑戦。
学生さんに手伝って貰って何とか「1個」外した。
いや、実際に外したのは学生さんだけど(^^;)ゞ
ここで終了。結局「螺子」に振り回された1日だった。
でも、自分なりに全力は出せた。成果を出せたか?はかなり怪しいが
自分的には精一杯やった。それで満足。
Re-rootsの皆さんに別れを告げて仙台駅に戻る。
バス停までの道にもヒマワリが沢山咲いている。
足腰が痛い。でも、この痛みはオレが「仙台に来た」という証だ。
駅に向かうバスの中、CARNATIONの「遠くへ」を聴きながら仙台の空を見てた。
ひたすら見てた。また、来るからな。絶対来るから。そう誓う。
市内に戻って銭湯に向かう。先ずは汗を流したい。
広瀬通近くに小さな銭湯があったので入る。銭湯はうまれてはじめて入る。
チョッと楽しいかも。
全身筋肉痛。でも、この痛みこそ「リアル」だ。
仙台(ココ)で見たもの、感じたもの、確かにこのカラダにきざみつけた。
その後は市内散策。ある横丁では夏祭り。イベントゲストの鼠先輩を見た(^^;
サンモール通りで、とある中古CDショップに立ち寄る。
70年代~90年代のコアな音楽CD、アート本、芝居関係の書籍で溢れている。
昔よく聴いた坂本龍一の「BEAUTY」が中古であったので購入。
歩いているうちに筋肉痛がぶり返す。駅近くの餃子屋で一人で酒盛り。
呑みながら1日のことを想い返す。作業は上手く出来なかったが満足してる。
それは、今回仙台に来たことで以前の様なモチベーションを取りもどせたから、だ。
ここ最近のボランティアには飽きや倦みがあった。
ボランティアも10回近く行ってると、そろそろ慣れが生じてた。
被災地の破壊された光景を見ても何も感じず作業も唯のルーチンとなってた。
以前あった「地震野郎、津波野郎にパンチをお見舞いしてやる」みたいなファイトが
薄れていた。ホントにこれでイイのか?東北支援、もっと良い方法があるんじゃないのか?
凄い中途半端。ホンネを言えば「面倒、あきた、やめよう」というキモチもあった。
でも、ここで止めたら、それこそ「中途半端」だ。
東京にいてやれる東北支援には限界がある。ならば、やはり東北現地でやれることをやろう。
数ヶ月に1度でも、実際に現地に行って行動して話して感じて帰る。
「リアル」はそこにしかない。ならばボランティアを続けよう。
続けてこその「偽善(リアル)」だ。
今回、仙台に来たことでオレは「リアル」を取りもどせた。それがサイコーにウレシイ。
仙台から深夜バスで本日早朝帰宅。
ヨモギは仙台の土の匂いが珍しいのか?矢鱈ボクを匂いスリスリする。
なんだよ!出かける前は近寄らなかったクセに。この甘えっこ\(T▽T)/
今日は1日家でノンビリして疲れを取る。
収穫の多い旅だった。東北は今年中にまた行く。いや、行かねばならない。
次回は、もっともっともっと、頑張ろう。
明日からはまた別の「リアル(仕事)」と取っ組み合いだ。
こっちは、あまり頑張りたくない。そこそこテキトーで何とか切り抜けようっと♪
早目に帰宅して準備。ヨモギは殺気立ったボクを見て「なんか変だにゃ」という顔。
ボクにあまり近寄らない。お出掛けのときも机の下に隠れてたし。(^_^;
新宿から深夜バスで仙台に向かう。今回は奮発して少し豪華な席のバスにした。
1人座りで隣の席は無く、伸び伸びと座れる、と思ったら意外と狭い。(゚゜)\バキ☆
仙台に早朝着。とても涼しい。湿気も無く過ごしやすそう。
作業着に着替えて朝食摂ってバスで深沼海岸に向かう。
深沼海岸の前は花で色採りどり。地元ボランティア「Re-roots」の皆さんが植えた花。
一面に広がるヒマワリを見て思わず声を出した。
あの茶色くくすんだ荒れ地がキレイに生まれ変わっている。凄い!
海岸近くの慰霊碑にお参り。以前は津波で破壊された住居の基礎が残ってたけど
それも殆ど撤去されている。311から2年半。ようやく此処まで進んだ。
いや、まだこの程度しか進んでない?・・・・うーーーーん(v_v)”
ちょうど東京から見学に来てる人がいたので話す。
「以前よりキレイになったけど、まだまだ復興は先だね」と話していた。
お別れして「Re-roots」に向かい受付けを済ませる。
京都、山形から大学生がボラで来てる。Re-rootsのリーダーから最初に説明。
「大きな瓦礫は除去したけど農地には未だ小さい瓦礫が残っていて作付けが出来ない」
「農業は少しづつ復旧している。でも耕作放棄地、農家の後継ぎが居ない等の問題
が山積み。「復旧から復興」に早く進めるようにすべきことは多い」。
聞いている間に気合いが入る。「仙台は復興が進んでいる」とか言うけど・・
「まだ復旧途中」なのだ。それを忘れちゃいけない。
チーム分けしてボクは「農家で壊れたビニールハウスの解体」をすることに。
大学生リーダーについて作業場に行く。ビニールハウスが崩壊状態。
メンバーと金属の梁を解体していく。
暑いけど涼しい風が吹いて爽やか。最初は順調に作業が進む。
でも、梁の繋ぎ目の螺子が錆びていて色々やってみたが外れない。
段々焦ってくる。何?こんな簡単なこともオレ、できないの?
若い奴らの前で見っとも無い。カーッとアタマに血が上る。
ちょうど此処でお昼休み。
Re-roots学生リーダー、ボランティアの学生と色々話す。
仙台へのボランティアツアーは大きく減っているけど未だ支援は必要。
大学生ボランティアは結構来るので助かってる、とのこと。
現在(いま)の若い衆は素晴らしい。オジさんも負けてられないな。(^_^;
仕事再開。午前中に終わらなかった螺子外しに再挑戦。やはりダメ。
うーーん、どうしようか。困ったな。一瞬、嫁@パンダのコトバを思い出す。
「キミはあわてなけりゃ、大抵のことは上手くできるんだから」
落ち着く。学生さんに協力を仰ぐ。オレの自力でやりぬきたいけど、ムリなら
誰かの力を借りるしかない。カッコなんてつけてられない。
学生さん2人で挑戦。でも外れない。一旦、ペンディングに。
螺子は後回しにして他の作業に精を出す。梁は複雑な構造で皆さん苦労している。
ボクも瓦礫撤去や除草は経験あるけど構造物の解体は初めて。四苦八苦。
あと1時間で終わり、というところで再度「螺子外し」に挑戦。
学生さんに手伝って貰って何とか「1個」外した。
いや、実際に外したのは学生さんだけど(^^;)ゞ
ここで終了。結局「螺子」に振り回された1日だった。
でも、自分なりに全力は出せた。成果を出せたか?はかなり怪しいが
自分的には精一杯やった。それで満足。
Re-rootsの皆さんに別れを告げて仙台駅に戻る。
バス停までの道にもヒマワリが沢山咲いている。
足腰が痛い。でも、この痛みはオレが「仙台に来た」という証だ。
駅に向かうバスの中、CARNATIONの「遠くへ」を聴きながら仙台の空を見てた。
ひたすら見てた。また、来るからな。絶対来るから。そう誓う。
市内に戻って銭湯に向かう。先ずは汗を流したい。
広瀬通近くに小さな銭湯があったので入る。銭湯はうまれてはじめて入る。
チョッと楽しいかも。
全身筋肉痛。でも、この痛みこそ「リアル」だ。
仙台(ココ)で見たもの、感じたもの、確かにこのカラダにきざみつけた。
その後は市内散策。ある横丁では夏祭り。イベントゲストの鼠先輩を見た(^^;
サンモール通りで、とある中古CDショップに立ち寄る。
70年代~90年代のコアな音楽CD、アート本、芝居関係の書籍で溢れている。
昔よく聴いた坂本龍一の「BEAUTY」が中古であったので購入。
歩いているうちに筋肉痛がぶり返す。駅近くの餃子屋で一人で酒盛り。
呑みながら1日のことを想い返す。作業は上手く出来なかったが満足してる。
それは、今回仙台に来たことで以前の様なモチベーションを取りもどせたから、だ。
ここ最近のボランティアには飽きや倦みがあった。
ボランティアも10回近く行ってると、そろそろ慣れが生じてた。
被災地の破壊された光景を見ても何も感じず作業も唯のルーチンとなってた。
以前あった「地震野郎、津波野郎にパンチをお見舞いしてやる」みたいなファイトが
薄れていた。ホントにこれでイイのか?東北支援、もっと良い方法があるんじゃないのか?
凄い中途半端。ホンネを言えば「面倒、あきた、やめよう」というキモチもあった。
でも、ここで止めたら、それこそ「中途半端」だ。
東京にいてやれる東北支援には限界がある。ならば、やはり東北現地でやれることをやろう。
数ヶ月に1度でも、実際に現地に行って行動して話して感じて帰る。
「リアル」はそこにしかない。ならばボランティアを続けよう。
続けてこその「偽善(リアル)」だ。
今回、仙台に来たことでオレは「リアル」を取りもどせた。それがサイコーにウレシイ。
仙台から深夜バスで本日早朝帰宅。
ヨモギは仙台の土の匂いが珍しいのか?矢鱈ボクを匂いスリスリする。
なんだよ!出かける前は近寄らなかったクセに。この甘えっこ\(T▽T)/
今日は1日家でノンビリして疲れを取る。
収穫の多い旅だった。東北は今年中にまた行く。いや、行かねばならない。
次回は、もっともっともっと、頑張ろう。
明日からはまた別の「リアル(仕事)」と取っ組み合いだ。
こっちは、あまり頑張りたくない。そこそこテキトーで何とか切り抜けようっと♪