日曜日は渋谷公会堂に佐野元春&コヨーテバンドのライブを観に行きました。
夏に始まったツアーの最終日。
渋公、ずいぶん久しぶりだなぁ。2008年「CCレモンホール」時代に
祥子さんのライブを見に来て以来か?「渋公」となると元春「The Sunツアー」以来?
席は11列目真ん中。ステージを正面から見れる好位置。
開演前から客席で歓声と拍手が挙がるのは最終日ならではの景色。
ライブは「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」からスタート。
基本的なセットリストは初日川崎とほぼ同じ。ただ「ヤングブラッズ」が消えたかな?
コヨーテバンドで録音したアルバム2枚からの選曲と今録音中の
ニューアルバムからの新曲2曲+ハートランドクラシックス。
元春もバンドも最初はちょっと硬い感じがしたが「US」の後半あたりから
グイグイテンションが上がってくる。
「詩人の恋」が元春のボーカル、シュンスケのピアノが素晴らしかった。
ただ、個人的には「Zooey」からの曲をもっと聴きたかった気もする。
「虹をつかむ人」はやらなかったし、
「ビート二クス」や「食事とベッド」「Zooey」のロックナンバーを生で聴きたかった。
でも、ライブ全体がホントに素晴らしかったので、そんなのはちっぽけなこと。
自分的に来たのは「黄金色の天使」。元々好きな曲だけど今回はホントによかった。
シュンスケの美しいピアノに元春のつぶやくような声。苦いけど温かい歌詞が刺さる。
新曲は「君がいなくちゃ」と「優しい闇」。個人的には「優しい闇」が好きかな?
シャープな演奏にどこか辛辣な歌詞。ウン、これはまた聴いてみたい。
この日の元春は矢鱈喋った。
「スーパーナチュラルウーマン」の前に「男女」の違いについてユーモラスに語る。
コヨーテバンドメンバーの血液型が全員Oで自分だけが違う事の話には笑った。
「ヒット曲が何か?」についての説明、あれが許されるのは元春だけだろう。
フツーの50のオヤジがあれ言ったら絶対周りから「キモい」と言われるだろう(^_^;
元春のトークにオーディエンスもリラックスして音楽を楽しむ。
そう、トークも込みでライブなのだ。
「ボヘミアングレイヴヤード」から一気に後半の盛り上がりへ。
あのイントロに観客は歓声をあげる。元春「ボッボッボッ」の例のコーラスを
客席に歌わせる。コヨーテバンドもコーラスする。
深沼クンや高桑、アッキーが自分のライブで「ボッボッ」のコーラスは
やらないだろうな。そう思うと何か可笑しくなった(^_^;
後半「約束の橋」「サムデイ」「悲しきレイディオ」の定番ナンバーが続く。
「約束の橋」はあのサビを歌おうと思うと毎回、声が出なくなる。
マチガイだらけの人生を歩いていたオレが「今までの君はまちがいじゃない」
なんて、そんなの恐れ多くて歌えるわけがない。
大好きだけど「後ろめたさ、引け目」を感じる歌。
でも、今回は思い切り声を出したかった。そして歌えた。
「サムデイ」「悲しきレイディオ」でも元春はよく喋った。
このトークが曲に新しい光をあてる。単なる「お決まりごと、儀式」と違うものにする。
ユーモアあふれるトークの一方で、今の政治や世相に対する異議申し立てをする。
非難や罵倒じゃない。あくまで「異議申し立て」。
集まったファンに「こうしろ、ああしろ」も言わない。
ただ「自分はこう思う。キミたちはどうだ?」。きわめてシンプルな意志表示のみ。
そう元春はいつだって「NO!」や「F××K!」ではなく自分の想いを語るだけ。
そして、問いかけを投げるだけ。
分かりやすい政治的メッセージも出さないし露骨なプロテストソングも歌わない。
あるのはただ「キミ自身で考えてACTIONを起こせ」だ。
ファンを子供あつかいしてない。大人として認めてくれている。
だから、オレはこのヒトが好きだしこのヒトの歌が好きなんだ。
(もちろん「NO!」や「F××K!」を歌うのも大事だよ^^;)
アンコール。一旦ライブは終了。でも高桑が客席を煽って更なるアンコールへ。
コヨーテバンドのメンバーは基本大人しいので高桑のこの煽りにはグッと来たな。
オーラスは「ナイトライフ」。皆でクラッピングして歌って終了。
元春は来年のデビュー35周年のツアーでの再会を約束して笑顔で去って行った。
イッパイ笑ってイッパイ歌った楽しいライブだった。
嫁もライブの後、「オモシロかった」と何度も言ってた。
ライブ後は友人と呑んで、二次会は元春ゆかりのロック喫茶「BYG」でトーク。
ただヨモちゃんが待ってるのでボク等は早目に失礼しました。<(_ _)>
素晴らしいライブだった。12月24日のクリスマスライブも楽しみだ。
あ、元春、一言だけ注文。ホボキンとの活動も忘れないでね。
オレはコヨーテと同じくらいホボキンが大好きなんで。頼んだぜ。V(^^)
夏に始まったツアーの最終日。
渋公、ずいぶん久しぶりだなぁ。2008年「CCレモンホール」時代に
祥子さんのライブを見に来て以来か?「渋公」となると元春「The Sunツアー」以来?
席は11列目真ん中。ステージを正面から見れる好位置。
開演前から客席で歓声と拍手が挙がるのは最終日ならではの景色。
ライブは「ナポレオンフィッシュと泳ぐ日」からスタート。
基本的なセットリストは初日川崎とほぼ同じ。ただ「ヤングブラッズ」が消えたかな?
コヨーテバンドで録音したアルバム2枚からの選曲と今録音中の
ニューアルバムからの新曲2曲+ハートランドクラシックス。
元春もバンドも最初はちょっと硬い感じがしたが「US」の後半あたりから
グイグイテンションが上がってくる。
「詩人の恋」が元春のボーカル、シュンスケのピアノが素晴らしかった。
ただ、個人的には「Zooey」からの曲をもっと聴きたかった気もする。
「虹をつかむ人」はやらなかったし、
「ビート二クス」や「食事とベッド」「Zooey」のロックナンバーを生で聴きたかった。
でも、ライブ全体がホントに素晴らしかったので、そんなのはちっぽけなこと。
自分的に来たのは「黄金色の天使」。元々好きな曲だけど今回はホントによかった。
シュンスケの美しいピアノに元春のつぶやくような声。苦いけど温かい歌詞が刺さる。
新曲は「君がいなくちゃ」と「優しい闇」。個人的には「優しい闇」が好きかな?
シャープな演奏にどこか辛辣な歌詞。ウン、これはまた聴いてみたい。
この日の元春は矢鱈喋った。
「スーパーナチュラルウーマン」の前に「男女」の違いについてユーモラスに語る。
コヨーテバンドメンバーの血液型が全員Oで自分だけが違う事の話には笑った。
「ヒット曲が何か?」についての説明、あれが許されるのは元春だけだろう。
フツーの50のオヤジがあれ言ったら絶対周りから「キモい」と言われるだろう(^_^;
元春のトークにオーディエンスもリラックスして音楽を楽しむ。
そう、トークも込みでライブなのだ。
「ボヘミアングレイヴヤード」から一気に後半の盛り上がりへ。
あのイントロに観客は歓声をあげる。元春「ボッボッボッ」の例のコーラスを
客席に歌わせる。コヨーテバンドもコーラスする。
深沼クンや高桑、アッキーが自分のライブで「ボッボッ」のコーラスは
やらないだろうな。そう思うと何か可笑しくなった(^_^;
後半「約束の橋」「サムデイ」「悲しきレイディオ」の定番ナンバーが続く。
「約束の橋」はあのサビを歌おうと思うと毎回、声が出なくなる。
マチガイだらけの人生を歩いていたオレが「今までの君はまちがいじゃない」
なんて、そんなの恐れ多くて歌えるわけがない。
大好きだけど「後ろめたさ、引け目」を感じる歌。
でも、今回は思い切り声を出したかった。そして歌えた。
「サムデイ」「悲しきレイディオ」でも元春はよく喋った。
このトークが曲に新しい光をあてる。単なる「お決まりごと、儀式」と違うものにする。
ユーモアあふれるトークの一方で、今の政治や世相に対する異議申し立てをする。
非難や罵倒じゃない。あくまで「異議申し立て」。
集まったファンに「こうしろ、ああしろ」も言わない。
ただ「自分はこう思う。キミたちはどうだ?」。きわめてシンプルな意志表示のみ。
そう元春はいつだって「NO!」や「F××K!」ではなく自分の想いを語るだけ。
そして、問いかけを投げるだけ。
分かりやすい政治的メッセージも出さないし露骨なプロテストソングも歌わない。
あるのはただ「キミ自身で考えてACTIONを起こせ」だ。
ファンを子供あつかいしてない。大人として認めてくれている。
だから、オレはこのヒトが好きだしこのヒトの歌が好きなんだ。
(もちろん「NO!」や「F××K!」を歌うのも大事だよ^^;)
アンコール。一旦ライブは終了。でも高桑が客席を煽って更なるアンコールへ。
コヨーテバンドのメンバーは基本大人しいので高桑のこの煽りにはグッと来たな。
オーラスは「ナイトライフ」。皆でクラッピングして歌って終了。
元春は来年のデビュー35周年のツアーでの再会を約束して笑顔で去って行った。
イッパイ笑ってイッパイ歌った楽しいライブだった。
嫁もライブの後、「オモシロかった」と何度も言ってた。
ライブ後は友人と呑んで、二次会は元春ゆかりのロック喫茶「BYG」でトーク。
ただヨモちゃんが待ってるのでボク等は早目に失礼しました。<(_ _)>
素晴らしいライブだった。12月24日のクリスマスライブも楽しみだ。
あ、元春、一言だけ注文。ホボキンとの活動も忘れないでね。
オレはコヨーテと同じくらいホボキンが大好きなんで。頼んだぜ。V(^^)