僕と猫のブルーズ

好きな音楽、猫話(笑)、他日々感じた徒然を綴ってます。
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「ソレダケ」「ネコライオン」ふたたび

2016年05月29日 | bloodthirsty butchers(ブッチャ―ズ)
金曜日はbloodthirsty butchers吉村秀樹さんの3回目の命日。
去年公開された映画「ソレダケ」がこの日だけ新宿シネマートで復活上映。当然行きます。
朝、嫁@パンダを誘ったら「どんな映画?」と聴くので
「拷問シーンがイッパイあってギターがギャンギャン鳴る映画」
と言ったら嫁は「・・・やめとく」とのこと(^_^;

ブッチャーズの音楽にインスパイアされて奇才石井岳龍監督が撮ったこの映画。
昨年の吉村さんの2回目の命日に公開された。本上映のとき、ボクは2回観に行った。
今回で3回目。同じ映画を映画館で3回観るなんて今まで無かった。
bluelayも発売されているけど、この映画は絶対映画館で見たかった。
映画館に入ると「ポスター」の横に「覚えてますか 5月27日」とある。勿論覚えてますよ。

吉村さんが好きだったという「いいちこのウーロンハイ」は振る舞われる。

映画は当然サイコー。吉村さんの歌とギターが爆音で響く中、音楽と同じ位爆発した物語が進む。
過去2回観たときはバックで掛かるブッチャーズの曲で知らないのが沢山あった。
でも、この1年でブッチャーズのアルバムを集めて、曲はバッチリ自分の中に入ってる。
「10月」「アンニュイ」「襟がゆれてる」・・名曲が実に良いシーンで鳴り響く。
中でも「イッポ」が鳴る中で繰り広げられる戦闘シーンは鳥肌モノだった。
大黒と阿弥が銃で敵を撃ち殺すシーンにテンションがアガる。拳を突き上げ叫びたくなる。
ラスト主人公が生き残ったのか死んだのか、よくワカンナイ終わり方も吉村さんらしくてイイ。
上映の後、客席から拍手が起こる。オレも拍手した。サイコーのLIVEだった。

映画上映の後、ブッチャーズの秘蔵LIVE映像の上映。
そして最後は何と石井監督とブッチャーズ射守矢さんと小松さんが登壇!
劇場スタッフに石井監督が「来年もこの日復活上映やるよね?まだ死んでない!」と迫り(笑)
射守矢さんと小松さんも「吉村はしつこいんですよ。粘り強い」と煽る。
スタッフ少し困った様子で「来年も上映します」と約束。でもスタッフさん嬉しそう。
また場内は拍手に包まれる。愛に溢れた瞬間だった。

そう、来年も此処でまた会いたい。大黒たちに。そして、吉村さんに。
オレはブッチャーズは最後の2年間チラと聴いただけ。
本格的に聴き出したのは吉村さんが逝ってから、だ。
この映画を通じて、オレは吉村さんと逢えたのだ。

吉村さんも、この映画も死んでない。まだ、つづいているんだ。
世間的には終わっても、オレが「つづいてる・」と思えば終わらない。
神様とか世の中のルールなんて関係ない。思うのは自由だ。
オマエらに、オレのアタマの中はいじらせない。ざまぁ見ろV(^^)



昨日は午前中はゴミ拾い。ウォークマンでブッチャーズの曲を大音量で流しながらゴミ退治。
午後から嫁@パンダと日本橋岩合光昭さんの「ネコライオン」写真展を観に行く。
この写真展、3年前恵比寿に見に行った。
http://blue.ap.teacup.com/nagawa/809.html
日本橋まで歩いて行く。風が涼しくてキモチよく歩ける。道中、色んな猫さんに遭遇。
会場は三越。本館・新館のあちこちに猫のオブジェがある。何となく岩合さんに似てる(T▽T)

写真展は盛況。前回と違う写真もあって楽しめた。
ネコとライオン。同じ「ネコ科」だけど並べて観ると全然違う。
ライオンの眼つきの獰猛さ、筋肉のつき方は猫とは全く違う。

展覧会の後は、旨い餃子を食す。嗚呼、楽しい1日だった。
嫁@パンダも「今日は楽しかったな」と満足そう。
ウン、こういう「良い1日」があるから生きていける♪


今日は1日、家でノンビリ過ごしてます。明日からゴタゴタのバーゲンセール。
休んで備えよう。

我が家のヨモちゃん。このコは・・ライオン?猫?

ライオンは大変そう。甘えっ子のにゃにゃんでイイさ。な、ヨモちゃん☆
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