先週土曜日は2つのライブをハシゴ(笑) 寺尾紗穂とカーネーションのLive。
先ずは寺尾紗穂のライブ感想を。
夏に出た寺尾紗穂新譜「余白のメロディ」は愛聴盤。発売以来ずっと聴いてる。
ウクライナ戦、コロナを背景とした様々な感情を描きながらどの歌も明るい力に満ちてる。
その発売記念ライブがサントリーホールで開催という事で勇んで向かった。
普段はクラシックや雅楽を演奏している瀟洒な感じのホール。当然椅子あり(^^;
今回は管弦、リズム隊、ギターコーラスを入れて寺尾さんには珍しい大所帯の陣容でのライブ。
先ずは寺尾さん弾き語り「反骨の人」でスタート。3曲目「光のたましい」で既にボクは号泣(^^;
このヒトの歌声とピアノはホント響くというか刺さる。暴力的に美しくて圧倒される。
新曲「ゴールはどこへ」は何処を目指して善いか分からない人の歌。・・これも響いた。
その後は新譜の曲を弦やホーンを入れての演奏。
結構ネガティブな心境を描いた歌が多いが弦やホーンが入るとPOPに柔らかく聴ける。
本編最後「歌の生まれる場所」とアンコール「Glory halleluiah」。
この2つの歌が描く「全肯定」が・・・・自分には眩しすぎて・・・泣いた。
「歌の生まれる場所」では「世界が変わらないと信じる貴方に美しい夕焼けをあげたい」と歌う。
世界が変わらないと信じてるニンゲン・・・それはボクだ。
ゴミは幾ら拾っても減らないし立派な事を言うニンゲンが裏ではハラスメントをする。
人間の善良な部分を信じたいが嫌な人、くだらない大人を見ると失望して人間を信じない様にしてる。
こんなオレでも美しい夕焼けを視れる日が来るんだろうか。来るのか?
オレみたいなニンゲンにそんな美しい景色に出逢えるワケがない。
でも寺尾さんの歌に触れてると、信じたい気持ちになった。
ライブ終了後、電車でカーネーションのライブのある日本橋に向かう。
電車の中で会場で配られた主催者ジョー長岡さんと寺尾さんのメッセージを読む。
リスペクトとLoveに溢れた文章。読んでてココロが温かくなった。
良いライブだったな(V_V)。
この1ヶ月、仕事で身も心も疲れ切ってたのでこの日この歌を聴けて良かった。
癒しとか慰めとかじゃなくて唯、眩しい光を視た。そしてココロに熱が灯った。
この熱と光は毎日の現実の前に直ぐ消えるだろう。でもそれでイイ。
この日聴いた歌の記録、泣いた記憶。そして抱きしめたヨモちゃんの感触。
それだけで未だ何とか行ける。ムリでも笑っていける。そう思えた。そう信じれた。
さぁ次はカーネーションだ。泣いた後は踊り狂うぜV(^^)
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