金田駅(かなだえき)は、旧・金田町の中心で福岡県田川郡福智町金田にある平成筑豊鉄道の本社と車両基地がある駅です。
車両基地と平成筑豊鉄道本社があり、平成筑豊鉄道の中心的な駅となっている。伊田線と糸田線との分岐駅のため、乗務員がこの駅で交代する。駅前に 森鷗外 の文学碑(「小倉日記」)があります。祭りで有名な定禅寺(藤寺)まで徒歩で15分の距離です。
福智町内で日帰り温泉施設「ふじ湯の里」を運営する方城振興開発と、同じく福智町内で「日王の湯温泉」を運営する財団法人福智町健康交流体験協会が共同でネーミングライツを取得し、2009年4月1日より愛称(副駅名)付きの駅名がふじ湯の里・日王の湯温泉金田駅となっている。駅前の「かなだカメラ写真館」は何度かテレビの番組やロケで利用さている。
駅は単式ホーム1面、島式ホーム2面を有し、島式ホームの上金田寄りに切り欠き式の3番線を有する地上駅である。車両基地所在駅。
1893年2月11日 九州鉄道の駅として開業。
1903年4月1日 (貨)方城駅への貨物支線開業(分岐は金田~糒間)。
1907年7月1日 九州鉄道が国有化。官設鉄道の駅となる。
1908年3月28日 (貨)金田駅(1909年1月1日、金田炭坑駅に改称)への貨物支線開業(分岐は金田~糒間)
1909年1月1日 (貨)堀川駅への貨物支線開業。
1927年6月20日 金田炭坑駅への貨物支線廃止。
1929年2月1日 金宮鉄道(現在の糸田線)開業。
1929年6月1日 金宮鉄道が九州産業鉄道(1933年10月6日、産業セメント鉄道に改称)に譲渡。
1943年7月1日 戦時買収私鉄指定により、産業セメント鉄道を国有化。
1945年6月10日 堀川駅への貨物支線廃止。堀川駅を併合。
1971年3月15日 方城駅への貨物支線廃止。
1980年10月1日 門司港駅~由布院駅を結んでいた急行「はんだ」を快速に格下げ。これにより当駅に停車することとなる。
1986年11月1日 「はんだ」廃止。
1987年4月1日 国鉄分割民営化により九州旅客鉄道(JR九州)・日本貨物鉄道(JR貨物)に承継。
1989年10月1日 平成筑豊鉄道に転換。
2004年3月25日 三井鉱山セメントの専用線廃止により貨物扱い廃止。
2009年4月1日 ネーミングライツにより「ふじ湯の里・日王の湯温泉」の愛称が付く。
電報略号カナ
駅構造地上駅
ホーム2面3線
開業年月日1893年(明治26年)2月11日
乗入路線 2 路線
所属路線■平成筑豊鉄道伊田線
キロ程9.8km(直方起点)
◄人見 (0.7km)(1.8km) 上金田►
所属路線■平成筑豊鉄道糸田線
キロ程0.0km(金田起点)
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