
美作土居駅(みまさかどいえき)は、岡山県美作市土居にある、西日本旅客鉄道(JR西日本)姫新線の駅。
国境の「出雲街道土居宿」の宿場の駅です。駅は峠の駅、山間に位置しています。
当駅から津山方面は岡山支社の管轄となる(隣の上月駅より姫路方面は神戸支社姫路鉄道部が管轄しており、県境をまたぐ万ノ峠トンネルの姫路方出入口付近に境界標が立っている。しかし、津山方面から来る大半の列車は上月駅から一つ先の佐用駅まで運行される)。
津山方面に向かって左側に単式ホーム1面1線をもつ地上駅(停留所)。古い木造の駅舎をもつ。かつて駅舎入口に立てかけられていた角タイルの駅名板は庇廻りの改修で撤去されました。
重厚なつくりの改札がありその改札口上には木製手書きの古めかしい乗り場案内もありました。行違いのできない棒線駅のため、津山方面行き、佐用方面行きとも同一のホームに発着する。
かつては交換設備を備えていたようで、反対側には廃止されたホームの跡が残っている。
津山駅が管理し、タクシー会社に切符の販売などを委託する簡易委託駅である。マルス端末やPOS端末は設置されておらず、携帯車発機による発券を行っている。
駅東側には、かつての鉄道官舎が、2軒続きの長屋1棟・一戸建て2棟の計3棟残っている。
待合室にはFRP製の椅子が設置されています。
駅前には観光案内看板があります。青春18きっぷのポスターに採用されたこともあります。
1936年(昭和11年)
4月8日 - 姫津線(当時)佐用駅 - 美作江見駅間延伸により開業。
10月10日 - 姫津線が姫新線の一部となり、当駅もその所属となる。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により西日本旅客鉄道の駅となる。
2009年(平成21年)
8月10日 - 台風9号被害により当駅前後の区間が不通となり営業休止。8月12日よりバス代行開始。
10月5日 - 当駅を含む佐用駅 - 美作江見駅間の運転再開により営業再開。
電報略号 トイ
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度- 38人/日(降車客含まず)
-2013年-
開業年月日 1936年(昭和11年)4月8日
備考 簡易委託駅
* この間に神戸支社と岡山支社の境界標あり(当駅から美作江見寄りは岡山支社管内)
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