朱華園(創業:昭和22年)
0848-37-2077
尾道市十四日元町4-12
営業時間/11:00~22:00(ただし麺が無くなり次第終了)
定休日/木曜、第3水曜(祝日の場合は営業)
尾道ラーメンは、尾道市を中心とした広島県備後地方のご当地ラーメン
1928年、中国福建省から来日し、尾道市内の製麺所で住み込みで働いていた人物が作り始めたことが元と言われている。1947年頃には屋台が出現、間もなく店舗を構えました。それまでは尾道ラーメンという用語はほとんど使われておらず、単に「中華そば」と呼んでいました。しかし1988年の山陽新幹線新尾道駅開業や大林宣彦監督の尾道三部作の人気などで尾道の観光客が増大すると、いくつかの老舗店舗が注目され、行列が出来るようになります。この人気から1990年代頃には、お土産用途の箱入りの尾道ラーメンが登場しマスメディアに取り上げられるなどしました。
店ごとの独創性があり厳密な定義は難しいが、次のような特徴が多く見られます。
醤油味をベースに、豚の背脂を使用
瀬戸内海の小魚によるだし(いりこだし)を加えた鶏がらスープ
歯ごたえのある平打ち麺
ネギ、チャーシュー、メンマを具材として使用
出汁に小魚を使用するようになったのは1990年代に売り出されたお土産用尾道ラーメンからであり、それ以前からの老舗の店舗では使用していないことが多い。そのため、あくまで老舗の「(尾道の)中華そば」と現在流行している「尾道ラーメン」は別物とする場合もある。よって老舗の店ほどメニューには尾道ラーメンではなく中華そばと表記しています。
また、尾道市に隣接する福山市でもこの特徴を持ったラーメンが古くから作られており、「尾道ラーメン」と「笠岡ラーメン」の中間の特徴を持った「福山ラーメン」というものが存在します。しかし、尾道ラーメンが全国から注目されたことで、尾道の味に近づけたり、「尾道ラーメン」と名乗り営業する店が増え、地元では「尾道ラーメン」という呼称に反発を感じる人もいるようです。お土産用として「尾道ラーメン」という名で発売した阿藻珍味は隣接する福山市鞆の浦のメーカーです。
一番有名な「朱華園」は小魚でダシを取っていなければ、老舗の「つたふじ」は平打麺を使っていない。「一楽」は豚の脂身が入っておらず、「みやち」では「天ぷら中華」と言った尾道ラーメンとはかけ離れたもので、尾道ラーメンというのは「宇宙一おいしいラーメン」というキャッチフレーズの「フレンド」や尾道・海岸通りにある「壱番館」が尾道ラーメンなのではないでしょうか?
宇宙一おいしいラーメン「フレンド」
尾道市尾崎本町12ー10
0848-37-8062
(定休日)月・木
(営業時間) 11:30~14:00 *売切れ次第終了
尾道ラーメン「壱番館」
広島県尾道市土堂2丁目9-26
TEL 0848-21-1119
FAX0848-21-1103
営業時間/11:00~19:00 定休日/毎週金曜日(祝日は営業)
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