観光列車から! 日々利用の乗り物まで

日記代わりに始めました。
まずは先日の小旅行での観光列車から出張利用の乗り物まで。

クハ210-5041 JR東海

2012-11-10 08:01:59 | 乗り物(列車・車両)

クハ210-5041
クハ210形電車とは、かつて日本国有鉄道が保有した直流用電車の一形式、211系電車の偶数向き制御車です。211系電車は、1985年(昭和60年)に登場した直流近郊形電車で当初は日本国有鉄道(国鉄)が、国鉄分割民営化後は東日本旅客鉄道(JR東日本)、東海旅客鉄道(JR東海)、西日本旅客鉄道(JR西日本)により設計・製造されました。

JR東海により投入された5000番台。1988年(昭和63年)に登場したJR東海仕様車です。2M3Tを基本とするJR東日本の0・2000番台などとは異なり、4両 (McM'TTc' = 2M2T) または3両 (McM'Tc' = 2M1T) を基本とする電動車比率の高い編成となっています。


名古屋・静岡都市圏で使用されることから、ラッシュ対策のため、座席はオールロングシートとし、当初はトイレをすべて省略しました。また室内からの展望に配慮して、前面貫通扉と運転室助士席側の窓を下方に拡大(213系電車と同様のデザイン)。室内は、乗降扉の客室側を化粧板仕上げとし、床敷物も暖色系の2色としました。電動車では床面の主電動機点検蓋を省略したことと、主電動機の冷却ファン形状を変更したことにより車内の静粛性を高めたほか、座席は0・2000番台などに比べてクッション材を厚く、奥行きを深く変更したことで座り心地の向上を図っています。なお、電気連結器・自動解結装置の装備に伴い、ジャンパ連結器が省略されたことから、前頭部のスカート形状が0番台と異なります。また各車両両端4つのドアにはドア締切表示灯が設置され長時間停車時などドアカット時に表示。車体側面には車外放送用スピーカーが設置されており、車掌がボタンを押しながらマイクを使用すると放送が可能な仕組みになっています。
補助電源は、従来車の三相交流440Vから直流600Vとしたことから、従来車のブラシレス電動発電機に代わってDC-DCコンバータを採用し、冷房装置もDC-DCコンバータから供給される直流電源によるインバータ制御方式の集約分散式C-AU711D-G1形2基に変更された。除湿機能も付加されています。
1988年から1991年(平成3年)までにクモハ211形77両(5000番台48両・5600番台20両・6000番台9両)、モハ210形68両、クハ210形77両(5000番台57両・5300番台20両)、サハ211形20両の計242両が製造されました。長期にわたって製造されたため、仕様変更も多く、形態としては1次車から4次車までに分類されます。


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