護衛艦「あやなみ」型2番艦の「いそかぜ」は、対潜任務に主眼を置いた対潜型護衛艦として建造された艦でした。同程度の艦では日本軍艦史上初めて長船首楼型を採用(これまでの日本軍艦では短船首楼型(艦橋直後で一段甲板が下がる)が主だった)しており、艦内スペースが拡大され、耐波性や復元性も向上している。後部マストの後ろで甲板が下がった部分は傾斜路となっており、この部分はオランダ坂とあだ名でした。
「はるかぜ」型では3本脚のマストだったが、搭載レーダーの重量増大により頑丈な4本脚マストに変更されました。また戦後の空白期に外国に引き離されてしまった機関技術をテストし比較するために各艦で搭載する主機およびボイラーが異なっていました。昭和40年度以降には可変深度ソナーを搭載する工事も行われていました。
「はるかぜ」型では3本脚のマストだったが、搭載レーダーの重量増大により頑丈な4本脚マストに変更されました。また戦後の空白期に外国に引き離されてしまった機関技術をテストし比較するために各艦で搭載する主機およびボイラーが異なっていました。昭和40年度以降には可変深度ソナーを搭載する工事も行われていました。
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