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23メートル型巡視艇「しまぎり」型 PC-84おきなみ
日立造船神奈川工場で1985.3/22竣工し今治海上保安部に配属2000.10/9解役された巡視艇(PC70)おきなみの代船として神戸海上保安部から転属になった巡視艇(PC12)しきなみと交代して水島海上保安部に転属になった海上保安庁、しまぎり級巡視艇(2/3、PC84)せとぎりをおきなみと改名。
昭和40年代後半に計画された「しきなみ」型よりも一段上の耐航性と高速を狙ったタイプで、設計に際しては同時期の30メートル型「むらくも」型を参考にしています。船体は軽合金製で海上保安庁船艇として初めて全溶接構造が取り入れられました。操舵室後方の露天甲板には見張り所が設けられ、指揮所としても使用されます。当初3番艇は12.7ミリ単装機銃を備えていましたが、配置替えに伴い下ろされています。
●総トン数:40.0t(旧)/満載排水量:50.0t
●主要寸法:全長23.0m×幅5.3m×深さ2.7m
●エンジン:ディーゼル2基2軸 出力:3000PS
●速力:約30.0kt
●船質:軽合金
●航続距離:250浬
●乗員:10名
●主要装備:なし
●航行区域:沿海
●所属:第6管区(水島)
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