第七管区海上保安本部の宇部海上保安署に所属する35メートル型巡視艇 PC21 ときなみ です。
第七管区海上保安本部(だいななかんくかいじょうほあんほんぶ)とは、主に中国~九州北部地方の日本海、瀬戸内海、有明海ならびに山口県西部、福岡県、佐賀県、長崎県、大分県を管轄範囲とする、海上保安庁の管区海上保安本部の一つである。
略称は七管(七管本部と称呼することもある)、英語表記は7th Regional Coast Guard Headquarters。本部は福岡県北九州市門司区西海岸にあり、下部組織として10の海上保安部、12の海上保安署・分室、航空基地1カ所、海上交通センター1カ所を有する。
管区には、国際海峡である対馬海峡や関門海峡があり、多くの船舶が行き交っている。その周辺は玄界灘や豊後水道といった海の難所でもあり、多くの海難事案が発生している。
また、管区内には海上自衛隊及びアメリカ海軍の佐世保基地、長崎空港、新北九州空港、大分空港といった海上空港、プルサーマル計画が実施される玄海原子力発電所と、警備が必要な施設が非常に多い。北九州工業地帯や大分臨海工業地域などの工業地帯における災害防除、博多港や下関港、北九州港、長崎港などの国際港があり、これらの港湾における警備や密輸阻止も大きな仕事である。
対馬沖では、国境海域を接する韓国の不法漁民による排他的経済水域を侵犯しての密漁が横行しており、その手口も近年悪質化している。
C21ときなみ は、はやなみ型巡視艇です。分類上はPC型巡視艇で、船種は35メートル型。しきなみ型など、昭和40年代に建造された23メートル型巡視艇の後継として、航路哨戒を主任務として整備された。居住性などの向上を図ったため、特130トン型巡視船(あかぎ型など)に匹敵する大きさになった。また平成7年度第1次補正予算で予算化された「PC16 はまなみ」以降の6隻は阪神・淡路大震災の教訓を取り入れ、赤外線探索監視装置や水中走査装置を搭載しており、消火能力や物資輸送能力が向上されたため、「災害対応機能強化型」と呼ばれている。
なお、領海警備や高速密漁船の取締りにより重点を置いて設計されたあそぎり型(30メートル型巡視艇)が本型とほぼ同時期に建造されている。
種別 35メートル型巡視艇
就役期間 1993年 - 現在
要目
総トン数 113トン
全長 35.0m
全幅 6.3m
深さ 3.4m
主機関 ディーゼルエンジン×2基
推進器 スクリュープロペラ×2軸
出力 4,000馬力
速力 25ノット
乗員 10人
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