平成17(2005)年3月に合併により長門市の駅となった黄波戸駅は、山口県長門市日置上(へきかみ)字黄波戸にあります、西日本旅客鉄道(JR西日本)山陰本線の駅です.
駅は単式ホーム1面1線の地上駅(停留所)で、長門鉄道部管理の無人駅。元は相対式ホーム2面2線の駅だったが旧下りホームが廃止され棒線化、現在は旧上りホームに小串方面行きと長門市方面行きの双方が発着します。長門市方向は山と線路の間に家々が建っている。
この先の線路は一旦山に向かった後、砂浜の海が近くに見える絶景の区間が待っています。駅舎は待合所程度のもので建物と共通フレームでホームの屋根を造っており、建物とほぼ同じ大きさの、大きなホーム屋根となっています。
駅前の旅館で乗車券の委託販売を行っていたようであるが、既に旅館の営業自体が行われておらず、現在も発券が行われているかは不明とのこと。
駅前スペースは十分な広さがあり、温泉ホテルの送迎バスが転回するのに便利な造りになっています。
また、リュウゼツランがある駅ということで有名な駅で、100年に一度しか咲かないと言い伝えられています。
1928年(昭和3年)12月9日 - 国有鉄道美禰線の正明市駅(現・長門市駅)から分岐する支線の終着駅として開業(そのため当初は美禰線の所属)。客貨取扱を開始。
1929年(昭和4年)10月13日 - 美禰線の支線が長門古市駅まで延伸し、途中駅となる。
1933年(昭和8年)2月24日 - 当駅を含む美禰線の一部区間が山陰本線に編入され、山陰本線所属駅となる。
1963年(昭和38年)6月1日 - 貨物取扱を廃止。
1987年(昭和62年)4月1日 - 国鉄分割民営化により、西日本旅客鉄道(JR西日本)の駅となる。
電報略号 キト
駅構造 地上駅
ホーム 1面1線
乗車人員
-統計年度- 24人/日(降車客含まず)
-2009年-
開業年月日 1928年(昭和3年)12月9日
備考 無人駅
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