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チグリハーブ@大谷石のステージ

2009-05-21 23:49:00 | music
アップが遅くなってしまったけど、先週土曜は、チグリハーブのコンサート@宇都宮の大谷資料館に行って来ました。

近所に住む30年来の友人トモコと一緒で、私の車で現地に向かう道中に色々と話が弾んだのだけど、彼女のコンサート初体験は小学校5年生の時、埼玉会館で井上陽水とRCサクセションを観たということを今回初めて聞いてビックリでした。
なんと早熟なのか・・・、私のコンサート初体験=フラワー・トラベリン・バンド&四人囃子&安全バンドが中学2年の時でずいぶんと早熟と言われたものだけど、負けました~。
彼女は私の妹の同級生なので年は3才下なんだけど、コンサート観戦デビューは同じく72年ということになる。
もちろん、そんな年齢でコンサートに行くことに親は大反対するわけですが、彼女の場合同じコンサートを観に行くというご近所のお姉さんがいて、その方の引率ならという許しが出たそうで、そういうご近所付き合いがあったのが羨ましい。
私の場合、小学校5年の時に引越しをしているので一緒に行ってくれる年上の知り合いもいなかったし、当時はロックはまだまだすっごい不良の音楽だったし・・・。
なんとか説得しても門限7時と言われて、コンサートを最後まで観ることは叶わず途中で帰ったのだわ。

さて、東北道鹿沼インターから大谷に向かうと、徐々に大谷石のそびえる不思議な景色が広がり始め、おぉぉ、すごい!と声を上げつつ現地へ。
早めに家を出たので、大谷観音、平和観音などを見てまわり、資料館脇のカフェでお茶。
小雨のなか新緑がきれいで、カフェもとても落ち着く空間でなごみました。
そして開場時間に、資料館で整理番号札をもらい地下30メートルの洞窟へ細い階段を延々と降りて行く。
驚くほどの天井の高さ、周り中すべてが大谷石という空間に、うわぁ~っと声が漏れる。
地下は気温8度で、吐く息が白い。

ステージまわりには、和紙灯り作家の鎌田泰二さんの作品が並ぶ。
柔らかな光と陰に大谷石が浮かび上がり、非常に幻想的でなんともいえない美しさ。

洞窟での音は、自然の反響が作り出すリバーブが絶妙でとても暖かだった。

地下でのライブステージということで、安全バンドのナンバー「もぐら」をヒロさんのりードボーカルで聴けたことはサプライズの嬉しさがあったし、今回はまことさんが参加しているのでボウイのナンバーの演奏があったのもポップで、そしてまことさんのカホーンがいつものチグリのライブにビート感を加えて変化に富んだ音が楽しめた。
チグリがmixiで知り合ったというまるこさんのヴァイオリン、前に南青山マンダラで聴いた時よりさらにチグリワールドになじみ絡み合い広がりを感じさせる。
今まで聴いたチグリハーブのライブの中で、最高のステージだった。

大谷石と和紙灯りとチグリの音世界、すべてがぴったりと合って、それぞれがより美しく輝くステージだったのではないかと思う。

沢山のボランティアスタッフの強力もあって実現出来たとのことですが、こんなすごいコラボレーションのアイディアの閃きを実現させてしまう彼女のエネルギーに、改めてものすごくリスペクトを感じました。

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ライブレポなのに、更新が間抜けに遅く恐縮だけど、これは書いておかねばと思ったのでした。

このところ、今月前半とは打って変わって仕事がけっこう詰まってバタバタしている日々で、日記を書く余裕があまりないですが元気です。

今週火曜はオットと合わせてオフにして、映画「おくりびと」を観に行った。
MOVIXさいたまで平日午後なので、どれくらいお客がいるのかな?と思っていたら、時間は経ってもやはり話題になった映画だから15人位は来てましたが年齢層めちゃ高っ!(私らはシネコンで貸切?のような状態を何度か経験しているのだ・・・お客さんがいるとホッとしたりもする)
私ら夫婦は最年少って感じで、珍しく60代後半のご夫婦かなという方たちが多く観に来ていましたです。

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