昨日初日、行って来ました!
デレクを初めてみたのは2006年のクラプトンのツアーサポート。
その後、2009年のドゥービーのオープニング・アクトで来たデレク・トラックス・バンド、そして一昨年のテデスキ・トラックス・バンドと観て来て今回で4回目ですが、若き天才デレクも今年で35歳。
プレイだけでなく立ち姿にも風格が出てきたな~と感じました、とにかく今まで一番良かったです。
デレク目当てのファンというわけではなくて、11人のメンバーすべてが重要で欠かせない存在であることを体現しているバンドであることがすごくカッコいい。
スーザンのボーカルも以前よりさらにパワフル、そしてMCの時はなぜかガラッと変わってちょっとシャイな感じで可愛い声で喋るのがキュートでした。
ドラムやホーンなどの生楽器の音が非常に良くて、ホールコンサートにありがちな妙なイコライジングが無くスタッフの優秀さを感じたし、渋谷公会堂のキャパとバンドの音が合っていることも、安心して音に身を任せられる重要な要素だったと思います。
翌日から名古屋大阪と回るためか、この日はアンコールは1曲だけでした。
スーザンは一旦ギターを担いだのを止めてマイクを持ち、Space Captain/Joe Cocker - Mad Dogs & Englishmenをやった!
もう一度出てきてスライやるかな?!と思ったけどそれはなかったですが、今後のステージではアンコール曲も増えるのではないかな。
11日の追加公演@人見記念講堂のチケットはまだあるようだから、買いそこねていた方は是非!必見ですよ!
今回渋公に行って、あ~そうだ、前回の丁度2年前の2月は母の入院中だったんだと思い出した。
まだ意識が戻らず、毎日病院に通っていた頃。
その月に、ドクター・ジョン@ビルボードの予約もしてあったのだが、この状況ではそんなに色々行くのは無理だからとキャンセルした中、TTBだけは・・・と思って行ったコンサートだったのだ。
あれから2年か・・・と、しみじみもした渋公でした。