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大阪3days

2015-10-25 19:18:00 |
17日から19日まで、大阪一人旅でした。
初日は母方の伯母のお見舞いで、まず箕面へ。
新大阪駅まで従弟夫婦が迎えに来てくれた。
従弟の奥様とは、昨年伯母との旅行に出る前に会っているのですがその時は従弟は出張で留守だったので、今回会ったのが万博の年以来ということになります・・・なんと45年ぶり。
それでも会話は途切れることなく時間があっという間に過ぎて、これが親戚というものなんだなぁと思いました。
伯母とは今年春に今年の旅行の相談をして、11月に蓼科に行く予定を立てていたのですが、その後夏に体調を崩し検査したところ食道がんが見つかりました。
87歳になりますが、今年2月に心臓の具合を悪くしてペースメーカーを入れるまではカーブスに通っていて、年に何回も旅行に出かけるくらいに元気だったので、ホスピスに入ったという話は驚きでした。
高齢なので手術も抗がん剤も薦められない、放射線も40年前に乳がんを患っていて上限近くまでコバルトをかけているので出来ないということで、食事は今はもう重湯しか喉を通らなくなっているし本人の決断でホスピスに転院したのですが、まだ普通に喋ったり院内を歩いていてヨガや呼吸法のクラスがあるので参加したりしているそうだし、思ったよりも元気そうな顔を見ることが出来ました。
ここに来て点滴をするようになったら元気になって来ちゃって、あまり長くいるのは嫌だからほどほどでお迎えが来て欲しいなどと本人は言うのですが、とてもお迎えが近いとは思えない様子ですし、なにか方法はないものなのか・・・。
二人に一人はがんにかかる時代ですから誰もがいつか行く道、伯母の人生の終い方の様子を見届けて行くのも学びの機会なのだと思っています。
約束していた旅行は自分は行けないけど楽しんで来て欲しいと言われているので、従姉と彼女の次女と3人で伯母が会員になっているエクシブの今回は蓼科への旅を予定通りに行って来て、写真を送り伯母に報告するのを楽しみに待っていて欲しい、今はそれしか出来ないけれど、今回私が行くのも指折り数えて待っていたそうだし、そういった交流が気持ちの張りになってくれればと願ってます。

そしてお見舞いと従弟夫妻とのお茶の後に、東大阪の友人ひろさんと会うために夕方鶴橋に移動。
彼女に天満の「もりもり」に一緒に行きましょうと連絡してあったのですが、電話したら飲むのはちょっとキビシイとの返事で、お茶くらいでということなのでチェックインを後回しにして彼女に便利の良い鶴橋に向かったのでした。
以前に大阪で会った時は天満駅で待ち合せたことが何度かあったのだけど、彼女の視覚障害の具合がさらに進んでほぼ全盲の状態になり、まっすぐ歩けないことがあるため今まで慣れていたところでいつの間にか逆を向いていて迷子になったことが何度かあるとのこと。
網膜色素変性症で徐々に視力が奪われ、全盲に近い状態に近づいていることは知っているつもりでいたのだけど、そのぎりぎりのところでも沢山の段階があって、少し前までは目の脇の部分に光を感じられる部分があったので方角を間違うことなく歩けたけどそれが難しくなってきたという話に、視覚障害一つとっても知らないことだらけであることを改めて感じました。
お茶と言ってたけど、ビールの小瓶を彼女は1本、私は生ビール2杯を飲んでおつまみ2品をつまんで2時間ほどお喋りしてきた。
今のところ鍼灸あんま治療院での仕事で、白杖を持って電車通勤を元気にしていますし、来年は大分の友人NEKOと一緒に会おうと約束して別れました。
ちなみに鶴橋駅のそばで偶然に見つけて入ったクワットロプラスというカフェ、便利な場所でメニューも充実してしてなかなか良かったです。
ピザ釜もあったので、次に行く機会があったら頼んでみたい。

その後、肥後橋のホテルにチェックインして、上の階のベトナム料理の店チャオサイゴンで一人晩酌。
ゆったりとしていて景色も良いしテラス席もあるので、暖かいシーズンには外の席が気持ち良さそうでした。

翌土曜は、田辺で法事。
父方の叔母は50代で他界してしまったので今回三十三回忌、そして従姉にとってのお祖母ちゃんの五十回忌でした。
叔父は8人兄弟ですが、なんと全員がご健在なのです。
叔父が長男ですから末は70歳ですし、お母様も残念ながら割合と早くに亡くなられたということはありますが、五十回忌にこれだけの人数が集まれるのはおめでたいことというご住職の言葉もありました。
義理の叔父は私が20年前借りていた蕨のマンションの部屋のオーナーでお世話になったし、89歳になり足がずいぶん弱ってこの先どこまで元気おられるか・・・ということも考えたので、この機会に出席出来て良かったと思います。

そして、この日の夜は、青山陽一&The BMsの大阪ライブを予約していたので、一旦まっすぐホテルに戻って大浴場に浸かってから阿波座のmarthaへ。
都内のスタンディングのコンサートと違って、カフェでワインを飲みながらゆったりとライブを堪能。
途中、田村玄一さんのペダルスチールの弦が切れて、張る間にブルースなど急遽演奏して、玄さんが♪弦が切れたー♪と歌う場面など、突然のアクシデントも滅多に観れないちょっと面白いショウとなりました。
ホテルからの距離は地下鉄を乗り継いで2駅だったので、帰りは歩いて戻りホテル隣のバーでさらに軽く飲んでから部屋に戻った。
レトロビルの2階にあってなかなか風情のある佇まいのバルピコ、良い感じの店でしたし、今回APAホテルは希望のホテルではなかったのだけど土曜の宿泊はなかなか思ったホテルが取れずこの場所になりましたが、コンビニも駅も近いし、今回行ったすべての用事に便利で満足の旅でした。

翌月曜も良いお天気に恵まれ、チェックイン後荷物を宅配便に出してからしばらく川沿いを散歩した後にバスでなんばまで出て地下鉄であべのハルカスへ。
レストランでお昼を食べ、展望フロアで絶景を堪能して、天王寺で新幹線の予約をして新大阪に向かい帰路に着きました。


<あべのハルカス59階のトイレでのショット>

なかなかアップが出来なかった理由の一つはIEの不具合で、強制終了が続きここ数日大変困った状況でしたが、スマホで調べてPCの設定を色々いじるも改善せず、結局ブラウザをクロームに変更。
無事に順調に動くようになりましたです。

さて親戚孝行+骨休めの旅も無事に終わり、今週は久々に和太鼓女子部のお稽古再開とMumon Bandのリハ。
11月はライブ4本、このあと順次ライブ情報をアップします。
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