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1月15日、布谷文夫の日2017@MANDA-LA2、ライブ報告

2017-01-21 17:46:00 | stage photos






毎年命日に行われているイヴェントですが、前回私が観に行ったのはもう3年前のことで、早いものです。
毎回同じベテランのメンバーで馴染んだ曲ばかりなので、当日のサウンドチェックで通しリハーサルのみ。
2年前のライブ音源を貰っていてチェックしてみたら、ボーカルの行衛さんは声が高いので私がバックバンドにいたversionからはキーが変わっていたり曲によってはアレンジが変わっており、前2日間で予習。

当日は二部構成で、第一部は布谷さんのライブヴィデオを流しながら、主催の桜井さん、元ブルース・クリエイションのベースの野地さん、行衛さんのトーク。
そして野地さんと元DEWの松本恒男さんお二人のエレキギターDUOでミニステージ、ゲストに友人のサキツミベイビー小島さんがハープで参加。

第二部がThe Blues Breakersの演奏。
佐藤行衛(vo) 冨士忠洋(g) 岩下潤(g) フジタヨシコ(b) 野中タカシ(ds) 石井啓介(key)


行衛さんとドラムの野中君、ピアノの啓介さんとは、2005~6年に何度も一緒に布谷さんのバックをやって、久しぶりの演奏は懐かしく実に楽しい時間だった。
行衛さんの布谷節、ますます磨きが掛かっていました、乗り移っちゃってる~って感じだけど、合い間のトークも最高に面白い!
彼が韓国を拠点に活動しているバンド、コプチャンチョンゴルでバックをやった時には、Let’s ondo againのレコードversionを完コピしたことがあったそうですが、ギター2本で大瀧さんの複雑なアレンジを再現するのがどれくらい大変だったかというのを身振り手振り、イントロのフレーズを歌いながら説明した場面は抱腹絶倒でありました。
行衛さんがどれほどコアな布谷ファンであったか、そういうメンバーに最後まで支えられた布谷さんは幸せだったなと改めて感じた。

毎回ギターで参加されている冨士さん、岩下さんのお二人は布谷さんの最後期を支えたメンバーで、ハードなナンバーから繊細なプレイまで幅広い演奏力でとても良い音を出していて、こういった激しい音のバンドで演奏する機会は久しぶりだったけど、とても気持ち良かったです。
毎年ベースを弾いていた明井君はライブが重なっていたので今回私にお話が来たのだけど、なんと彼のバンドのメンバーがインフルエンザで出演がナシになったということで会場に遊びに来てくれたので、8曲目の「いらいら」では彼にスイッチ、アンコールでも一緒にハモリました。


set list

1. 深南部牛追歌
2. I've Got the Rock
3. 夏バテ
4. からのベッドのブルース
5. 上を向いて歩こう
6. 冷たい女
7. 二人のブルース
8. いらいら
9. 台風
10. Let's Ondo Again
アンコール
What'd I Say

リハーサル後にビール飲みながら色々と布谷さんの思い出話に花を咲かせた時間、これがなかなか濃かったです。
私が「立ち眩みライブ」に参加したきっかけは、プロデューサーの山崎直也さんのお誘いで、当時布谷さんのバックに参加していた加部さんの体調がすぐれないためにトラで参加したライブがディスクユニオンからCD化されたのですが、そのあたりの経緯も案外メンバーが今まで知らなかったりして。
その直也さんも2008年に他界されて、早いものでもう8年が過ぎました。
沢山の方にご縁を繋いで頂いてこのメンバーと出会えたことに感謝!、皆が元気でまた来年も集えますように。


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