実は6月に胃がんが見つかりまして、抗がん剤治療がスタートするので本日さいたま赤十字病院に入院いたしました。
1週間の予定です。
正確には胃食道接合部がんで、ピロリ菌のない人がかかる癌なのです。
おそらく長年逆流性食道炎があったのだろうけど自覚症状もなく、近藤誠の本に影響を受けた時期があったので長い間検診もしていなくて、この3月くらいから食べ物の飲み込みに違和感を覚えるようになってようやく検診を受けてみたらステージ3か4という状態でした。
婦人科の手術を2回しているので、その時にCTやMRIを撮っているのを良いことに、胃と大腸の検査はサボっていたのですよね。
ゆっくりとかなり深くまで進んでしまった進行がんですが、今の抗がん剤はかなり期待出来るようなので、リンパ節の転移を抑え込んだ後に手術という方向で医師は考えています。
治療には相当時間がかかると思いますが、今の医療ならこのまま末期に進むことはないと信じています。
抗がん剤の副作用もずいぶん軽減できるようになっているそうだし、復活ライブが出来る日を目指してしばらくの間治療を軸にした時間を過ごして行くつもりです。
抗がん剤は1サイクル3週間で、初日に点滴の後は飲み薬を2週間、その後1週間の休薬、これを何回か繰り返して行きます。
初回だけはアレルギーの心配を念頭に入院で経過を見ますが、以後の3週に一度の点滴は通院です。
副作用がどの程度出るのかは続けてみないと分かりませんが、私が受ける薬は髪が抜ける症状はほとんどないそうです。
抗がん剤治療への偏った思い込みが根強いということを感じるこの頃なので、今後自分の経験をこのブログで発信して行きたいと思っています。