昨日は2回目の抗がん剤点滴でした。
今回から分子標的薬のハーセプチン(トラスツズマブ)が加わりましたが、初回は量が少し多いのとゆっくり点滴を落とすためにこれに1時間半、その前に吐き気止めの点滴30分、最後にオキサリプラチンが2時間、それぞれの間と最後に管に残った薬を流す生理食塩水の点滴が15分ずつ加わるのでトータル時間は何と5時間だった。
カーテンで囲われたリクライニングチェアの脇にテレビがあって、病室みたいなテレビカードは不要でイアフォンを持って行けば自由に見られるけどそれは持って行くのを忘れたので、読書と少しだけ仮眠とスマホいじりで過ごしました。
外来化学療法室は午前の部の方は10時から、午後の人は13時からになっていて、午後の人は大体16時前には終わって帰って私だけ最後まで残されてるって感じの寂しい状況でしたが、一人だけ残ったベテラン看護師さんと色々とお話も出来たのは良かったです。
次回は1時間短縮されるそうだけど、それでも4時間は掛かるわけだし、午前10時に化学療法室の問診を受けてから採血、その後に診察、お昼休憩の後点滴で病院にいる時間は計7時間、大変だけどそれでも入院よりは楽だな~、帰れば好きな物が食べられてオットとお喋りが出来て自分のベッドで眠れる、翌朝も好きなミルクティーや果物が食べられるのは本当にありがたいこと。
前回入院で便秘になったのは病人食のせいも大きいけど、昨日点滴チェアに説明に来られた薬剤師さんの話によると吐き気止めの点滴薬が便秘を起こしやすいそうで、それは初めて聞きました。
抗がん剤の副作用は山のように書いてあって、そのどれが起きるか個人差があって分からないってことなんだけど、担当する薬剤師や看護師によって色々と情報が広がるのでそれはそれで興味深いことです。
点滴の針刺しは以前は看護師がやっていたそうだけど今は医師がすることになっていて、液漏れで問題が起きたことがあったのがきっかけでという理由を看護師が教えてくれた。
ぶっちゃけ慣れてる看護師にやってもらう方が上手だから、こっちは助かるのにね。。。
昨日の研修医さんには出来れば左腕でとお願いしたけど苦戦しそうだったので、大変だったら右でも良いですよと言ったら結局右になりましたが、上手に入れてくれたので前回みたいな痣にはならずに済みました。
今日の副作用は、点滴の血管痛が少しあるのと冷たい物を持つと指先がしびれる症状だけで、発熱は予想されてたけど上がらずに済み調子はまあまあです。
今のところ味覚障害が全く無いのは、実に嬉しい!
あと2回点滴治療を受けたら10月上旬に内視鏡とCTの検査を受けて、内科と外科のカンファレンスがあってその後の方針が決まります。
化学療法の結果が凄く良かったらもう少し続けることで手術の範囲を縮小出来る可能性もあると言われたので、それに期待しているところです。
お酒を飲むことについては、抗がん剤治療中も少量は禁止するものではないそうですが、私の場合患部がアルコールの影響をもろに受けやすいところなので・・・ということで止めてます。
ノンアルビールをたまに飲んで満足してる。
病気による疲れやすさもあるので、お酒抜きで早寝でもしっかり眠れて妙に早起きなこの頃です。