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抗がん剤点滴8サイクルを終えて

2022-01-15 15:40:00 | がん治療


11日の血液検査も血小板値や腎臓肝臓の状態を示す数値はほぼ横ばいで、8サイクル目の点滴を無事に行って来ました。
次は26日にCT検査でその後内科と外科医師のカンファレンスがあって、翌週に結果が告げられます。
方向性としてはリンパ節転移の縮小成績が順調だったら化学療法継続ですか?と質問したんだけど担当の内科医は本当に慎重で、外科とのカンファレンス後にご説明しますのでというだけで、内科医としての見解、いくつかの可能性とかそういう話も一切してくれません。
なんだかな~、この愛想のない対応だと信頼感が萎みそうになる患者もいるのでは?って思います。私の場合は丁寧に説明してくれる知人医師のアドバイスを聞くことが出来て、精神的に救われてラッキーだったけど。
とにかくあと半月でとりあえずの先の見通しが出る、それはきっと良い方向だろうと信じて日々を過ごして行かなきゃね。

今回の点滴はリクライニングチェアじゃなくてベッドに案内をされました。
外来化学療法室には2列のリクライニングチェア、全部で18個くらい?と2列の小さなベッドルーム計12個くらい?がありまして、以前にも一度だけベッドに案内された日があってそれは長時間だからということでしたが、今回は回数が重なると点滴中にアレルギー症状を起こすケースが増えるからということだったみたいです。でも特に変わった症状が起こることもなく順調に完了しました。
制吐剤30分、分子標的薬30分、抗がん剤2時間、それぞれの間と最後に管を流す生理食塩水が挟まり毎回トータル4時間近くかかります。
この部屋に一番最後まで残ってる患者はいつも私一人だけなので、13時からの午後の部で分子標的薬とセットの患者は他にはいないのかな・・・、それだけこの治療が出来る患者は少数派なのかと思うのでした。
本を読んだりSpotify聞いたり友人にメッセしたり、楽天マガジンで雑誌の拾い読みをしたりという時間を過ごしますが、今回は飛び飛びで読みそこねていた回もあったPANTA(頭脳警察)乱破者控『青春無頼帖』、Roof topのコラムをまとめ読みました。
療養中のPANTAの備忘録を病院のベッドで読むのもなかなか良い時間でありました。
https://rooftop1976.com/column/panta/

さて、このあたりまでは通院の翌日には書き終わっていて一昨日にはアップしようと思っていたのだけど、今回はめまいを感じることが前より多くてここ数日夕方は臥せっていたので保留状態だった。
副作用の出方は毎回少しずつ違いますが、指の痺れがきつくなっていたりめまいの頻度が増えたのは気候のせいだけじゃなくて薬剤の累積投与量によることも大きいのですね。今回ようやく実感しました。
末梢神経障害といいますが、急性と慢性があり慢性障害が本格的に出てくる時期に入ったように思います。
ただ、食欲は普通にあるしお通じのコントロールにもずいぶん慣れたし、終日具合が悪いということはないのだ。
日に何度かやや強いめまいを感じるので出かけるのに躊躇するのと疲れやすいこと、お風呂場で意識が遠のく可能性も感じるので入浴には慎重になるというあたりかな。
週明けには近場の仕事を組もうと考えていたのが出来るか不安になってきて保留していたり、予定が立てにくいのが精神的にストレスなだけ。
焦らずこれ以上の予定は増やさないようにして、すでに決めてある来週半ば以降の予定が上手く行くように、仕事と1泊の温泉が楽しめるようにということを念じつつ出来るだけゆったり過ごすようにしたいと思います。
温泉泊の翌日の調律仕事はお客様のご都合で朝9時からなのであまりのんびりな感じでもないのだけど、温泉は良い気分転換になってくれるはず。
新型コロナ第6波の影響でスケジュール変更にならないことを祈るばかり!!!

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