潜水レスキューのプロ、ジョナス・テイラーは、海洋調査チームとともに地球で
もっとも深いとされるマリアナ海溝へと潜り、人類未踏の約10キロの深海へと向かう。
そこで彼らは謎の生命反応を探知し、触れてはならない恐怖を目覚めさせてしまう。
それは見たこともない大きさとどう猛さで生態系の頂点に君臨する巨大ザメ=MEG
(メグ)の群れと、さらなる巨大生物たちだった。それらはやがて深海からビーチに
まで襲来し、テイラーたちは絶体絶命の危機に陥る。
先ず、驚いたのがオープニング!小さな虫からどんどん大きな動物に食べられていく
食物連鎖を観せていって「その頂点に立つのがメガロドンだ!」って、それを説明
するだけに、こんだけ金かけたシーン撮るのか!と驚いたね(笑)
夏の風物詩のサメ映画、観光に悪影響ないようにシーズン終わりに公開するのが良い
前作は巨大古代ザメ一匹だったのが、今回は三匹プラスワンと大サービス?
作り方も、ジュラシック・ワールドや007みたいなアクションシーンから始まって
前半はエイリアンを海底に置き換えたようなサスペンス、後半はお約束の海洋パニック
と、オリジナル色はなくてもいろんな映画のいいとこ取りですが・・・CGのサメの
ビジュアルも、サメの巨大さが良く解り、凶悪な面構えは迫力満点ですが・・・
後半のパニックシーンがなんかコミカルに見えたり、海上基地での傭兵部隊がだらしない
のは残念。役者では、今回も知力より体力勝負のジェイソン・ステイサムの力技の勝利で
最後の退治の仕方は、爆笑しました。中国資本が入ってるせいか、ウー・ジンは準主役者
で出番が多く動きのキレはいいけど、後半はなんかコメディリリーフみたいで扱いが
イマイチ。悪くないけど、そこはかとなく漂うB級感はなぜ?
スピルバーグのJAWSが如何に良く出来た作品だったかを改めて思い知った ☆☆