旅好きおやじ

京都を中心にした旅好きおやじの気まぐれ日記です。

新聞の切り抜きから 14

2021年07月12日 | つれづれ
               白寿を迎えた瀬戸内寂聴



          白寿を迎えた寂聴さん 
          コロナ禍で説法ままならず・・・奥嵯峨は静かです 
           そこで一句「奥嵯峨や 庵主白寿の 白牡丹」 

          作家の瀬戸内寂聴さんが99歳の誕生日を迎えたと新聞報道で知りました。

          「笑うこと」が大切であるということを説き!
          「生きることは愛すること」を座右の銘に!
           自身も行った不倫については肯定的!       


      

        年表を少し
        34才の頃 瀬戸内晴美のペンネーム(実家が瀬戸内商店という仏壇店)で文芸雑誌に小説を数多く発表していました。
        その頃発表された「花芯」は有名で、40歳ごろ発表の「夏の終り」は自身の三角関係などの恋愛体験を赤裸々に表現して話題を提供
        「美は乱調にあり」等々で子宮作家のレッテルを貼られた事がある人気作家でした。

      


         51歳で出家し今東光の元中尊寺にて天台宗で得度し寂聴と名乗り翌年比叡山で60日間の行を経て、
         京都嵯峨野で「寂庵」と名付けた「庵」に居を構えます。
         尼僧としての活動で東北などでの「青空説法」は有名でした。


          
      


      


      

       京都好きの私も拝観者のいない静かな庵を訪れ話したことが二度ありますが法話が人気になるにつれ予約制となりました。
       私も一度家内と聞きに行き対話しましたが当日はテレビが入り特に賑わっていました。今でいう超密の状態でした。
       早くコロナが収束し寂聴さんのお元気な法話を皆さんと楽しめる日が来ることを願うばかりです。



      


      

       修行した中尊寺と金色堂です。松尾芭蕉も訪れ句を残しています。
       一昨年北東北三県を周りましたが旅行はそこで途切れています。
       何時になると総理の言う「安心・安全」の旅行が楽しめるでしよう。


      


      


      
コメント (2)
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