きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「舟を編む」

2013年05月04日 | 映画
辞書を作る人たちの物語。

すごく良かった!
紙の上に展開される言葉を映像で表すのは難しいことだと思うけど、
とても綺麗に的確に見せていた。

編集期間中の食い扶持稼ぎとかも、一理あるよなー。

オダジョーがイイ味だった。
チャラ男であっても、彼だからこそできることがある。
いろんな人がいるからできあがるんだな。
登場時のビジュアルが初期の五代君みたいで
激しくときめきました

松田龍平も、変人振りが自然だった。
加藤剛の学者先生といい、
あれくらい辞書作りの世界に没頭できる人がいるから
言葉が正しく伝わるのだろうな。

変わっていく言葉を、どの段階で捉えるか。
判断しづらいだろうなあ。

話の内容と、話運びのテンポが
とてもマッチしていた。

「とらさん」(猫)がものすごく可愛かったなー。
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「オーシャンズ11(4回目)」宝塚花組

2013年05月04日 | 宝塚(花組)
本日15時半公演がMy楽日。
あと1回ぐらい見たかったなあ。
できれば1階席で。

ウッズ夫人の誤魔化しは
「なんで私に振るの?」と放棄。
それなら私が!と、手を挙げる人続出。
全員が手を挙げたところで、
「私も」と手を挙げるウッズ夫人。
んじゃ、と、促されたところでテス登場。
あなたがやる?と振られて笑顔で「はい!」
ますます混乱する場を、
女性秘書が「仕事に戻りましょう」と締めました。

バシャーが作る輪は
昨日は葡萄で今日はドラゴンボール。

ソールの演技教室は
「もう、ここには来ないぜ。
 会いたくなったらバウホールに来な」を
キキちゃんに言わせてました。
キキちゃんは言う前は照れながらも
言うときはキメキメで日にちまで入れました。

ジョンソン医師は大暴走。
炭水化物ダイエットをして痩せたとかなんとか。
大好物を断って辛いと言ってたら
クレープを出したのはソールなのかな。
短くしろと言われてるとか言ってたけど
昨日より長かったかも。
ビジュアルはイケコらしいです。

キキちゃん、だいぶ様になってきたなあ。
登場場面でのセンター踊りがしっくりしてきた。
技術的に拙い部分もライナスと重なって良いね。

まりんさんも上手いよなあ。
カメコ時代に轟さんを撮ってた世代なのに。

今日初めてダニーの開襟に気付き赤面。
けっこう開けていたのね。

蘭はなが大人っぽく見えるのは
尻まわりがいい具合の肉つきになったからかも。
補正だとしても、良いわ~。
あそこがスカスカだと幼児体型になっちゃうんだよね。

だいもんもイイかんじになってきた。
テスもダイアナもいないプロモーション、
代役はもちろんベネディクトだよね。
歌って踊れるホテルオーナーよ!
伝説誕生!
彼の生い立ちも苦労もわかるけど
ホテル全部を失うわけではないので
悲壮感はあんまりないし、
だからこそダニー達の「仕事」の後ろめたさ感も薄れる。
すごくいいバランスだと思います。

また今作品は一花ちゃんがすごく良かった。
月組ファンとしては
れみちゃんのダイアナを見るのが
とても複雑でした。
一花ちゃんだと「笑っていい悪役」なので
思い切り楽しめました。
最後は彼女も「勝つ」んだよね。
自分の手で未来を勝ち取って旅立っていく。
気持ちよく場を締めて退場に拍手。

ほんとに良い作品だったなあ。
書ききれないけど組のパワーをすごく感じました。
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「スヌーピー×日本の匠展」@銀座松屋

2013年05月04日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)


スヌーピーと日本の匠がコラボレーション。
展示は主に2つ。
大谷芳照さんの作品と、
スヌーピーと日本の伝統工芸の合わせ技。
前者は水墨画っぽい作品や、
漢字とスヌーピー合わせた作品など。
後者は、模型師が作ったスヌーピーに
各作家が彩色、漆塗り、蒔絵をほどこしたり、
彫刻があったり、着物に入れ込んだり。
中でも目を引かれたのが飛騨一刀彫。
鮮やかに彫り込まれた迫力のある龍が
柔らかいフォルムのスヌーピーとキス。
異世界の住人同士が出会う、
その姿がとても自然でした。
あと、欄干に彫り込まれたスヌーピーもステキでした。
木とスヌーピーって合うんですね。
蒔絵なども細かい仕事に見惚れつつ
スヌーピーとの調和を感じました。

加賀友禅だけは・・・。
すごく高いものに無理矢理入れ込んだ感がありました。
柄に少しスヌーピーが入っているかんじ。
案外、もっと全面にスヌーピーの方が合うのかも。
難しいですね。


展示作品の中には
シュルツ氏の直筆原画もありました。
やっぱりペン画なんだー。
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