きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「マーガレット&別冊マ創刊50周年展」

2013年05月06日 | 漫画・小説・雑誌
最終日の夕方に駆け込んでいきました。

いろんな年代の作家さんの原画展示がありました。
中でも嬉しかったのは浦野千賀子の「アタックNo.1」と
山本鈴美香の「エースをねらえ!」と「7つの黄金郷」と
くらもちふさこの「いつもポケットにショパン」。

浦野さんの絵は、まだまだスクリーントーンが
あまり使われない時代だったので
かなり白黒のみの原稿なのですが
それゆえ画面構成がきっちりしていて
実に美しいです。
展示はvsソ連戦のあたりと、猪熊先生が髭を落としての登場です。
当時の(私を含む)女の子は、
この場面で「キャ~(はあと)」だったんでしょうが
いま見ると、髭の方が断然良いだろうよ!と思います。

山本さんの「エースをねらえ!」の原画の線は
実に躍動力があり、大迫力でした。
筋肉の流れがわかるんですよ。
それでいて少女漫画らしい絵(瞳が大きい、足が長い等)が
素晴らしく自然にマッチングしています。
宗方コーチがお美しい。
お美しいといえば、「7つの黄金郷」の方は
ロレンツォ様でした!
ひー、ひれ伏すわー。
でも、ビンセントが化けた偽物の方だったかも。
いま考え直すと。

くらもちさんの方はどの場面か
とっさには思い出せないなあ。
上記は2つはコミックスを持っていたor持っているんですが
別マはなにかを目当てで雑誌を買っていて
ショパンはその時に読んでいたので
通した話はよくわからないんですわ。



年代が新しくなるにつれ
一コマが大きくなり
スクリーントーンの使用も増えてきますね。


生原稿以外に複製原稿がありました。
ベルばらは写植の貼り込みは見られないんで
複製だと思います。たぶん。


当時の原画以外に、
今回のイベントに合わせて各作家さんの
描き下ろし色紙もありました。

浦野千賀子


亜月裕

カバ丸!

くらもちふさこ


そして!
山本鈴美香!

「2013.03.10」ですよ!
まだまだ現役な絵ですよね。
「7つの黄金郷」の完結編を描いて欲しいです~。
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「レ・ミゼラブル 2013年版」(1回目)

2013年05月06日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)
新演出は数回しか旧版を見てない私でも
あっさり過ぎな気がする。
旧版、映画を見てる前提すぎないかい?
もうちょい説明を入れてもいいかも。
年代が文字で出てこないのが
こんなにわかりづらくなるとは。
1幕はあっさりめだったけど2
幕は年代と場所が固定なので濃くて熱かった。

映像は2階から見るとよくわからないので
かえって全無視できて良いかも。

旧版の、盆周りでセットチェンジ中に
ソリストが前に出てきて
「これからソロを歌います」が
何回も繰り返されるのが苦手だったんだけど
今回はそれがなくて、話の流れに歌が来るから
私はわりと新版は好きかも。


吉原さんが(体格的に)また一回り大きくなってた。
今井清隆さんより大きくなったんじゃ・・・。
獄中でなに食ってたんだ。
肉をたっぷりか?
高音がちょっと厳しいかなあ。
前回よりは経年変化がわかりやすくて良い。
コゼットにすごく優しいバルジャン。

川口さんのジャベールは綺麗に歌っているけど
体格差がありすぎてバルジャンの敵ではないわなあ。
上原さんのアンジョラスは熱血でイイわ!

昆さんのエポニーヌは、気持ちが良く伝わってきた。
たっちんのファンテーヌは迎えに来る場面が凄く好き。
聖母のよう。

青山さんのコゼット、ソプラノの綺麗な声だけど
ちょっと細くて弱いかなあ。
原田さんのマリウスは薄い存在感がいいね。(誉め言葉)
テナルディエ夫妻は安定。


【配役】
ジャン・バルジャン:吉原光夫
ジャベール:川口竜也
エポニーヌ:昆 夏美
ファンテーヌ:和音美桜
コゼット:青山郁代
マリウス:原田優一
テナルディエ:駒田 一
マダム・テナルディエ:森公美子
アンジョルラス:上原理生
ガブローシュ: 鈴木知憲
リトル・コゼット:原田くるみ
リトル・エポニーヌ:清水詩音
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「プリティ・ウーマン」(新・午前十時の映画祭)

2013年05月06日 | 映画
初めて見たけど良かったわ~。
ジュリア・ロバーツが美しかった。
セレブの暮らしにウハウハしながらも
分を忘れないヴィヴィアンは偉いなあ。
そういう人だからのハッピーエンドなんだね。
娼婦仲間の彼女も「奨学金」で勉強を始めたようだし。


泣き所は元ネタと同じだった。
やっぱり首飾りは借り物なんだね。

支配人はいい人な上にダンディだった。
握手の前に、手にキス、に胸キュンキュン。
ピッカリング大佐もイライザに親切だったよなー。

リチャード・ギアは、この当時でも白髪まじりだけど
いまより肌の張りが良いね、やっぱり。
彼はいいかんじで年を取ったなあ。

恋愛映画をあんまり見ないんで
これも見てなかったんだけど、
午前十時の映画祭のおかげで名作に出会えてよかったです。
たぶん、公開当時より今の方が登場人物の気持ちがわかると思うので
見逃した後悔は無いです。

みんなハッピーエンドでもいいよね!
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