きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「モンテ・クリスト伯/Amour de 99!!-99年の愛-(1回目)」宝塚宙組

2013年05月16日 | 宝塚(宙組)


芝居。
親友と思っていた男に陥れられ
名誉も恋人も奪われ投獄されたダンテス。
やがて脱獄し、復讐を始める。

オープニングから船上までの流れは痛快で
登場人物の捌き方も綺麗で
ワクワクの冒険痛快劇が始まるぜ!
と思ったけど、
だんだん尺が足りなくなってきて
最後は無理矢理終わらせた感があった。
最後まで明快に走って欲しかったなあ。

ダーイシ作品につきものの説明役とはいえ、
現代の演劇部の登場で話の流れが止まるのがイヤだな。
(役者は頑張っているんだけど)
復讐がなんだかあっさり。
説明台詞でなく、もっと激しく!
と、思うけど、すみれコード的にはダメかなあ。

最後、てっきりメルセデスは撃れたと思いました。
でもあそこで彼女が死んだら谷ワールドか。
息子の決闘に綺麗なお洋服でいらっしゃって、
(ラストシーンのためだとはわかっているけどさ)
重要な告白はもちっと前にしてもいいと思う。
芝居の盛り上げのためにあそこで、
というのはわかるんだけど、
それならもっと見せ場をきちんと作って、と思っちゃうんだ。
ほんと、最後15分ぐらいの駆け足が勿体ない。
まあ、ダーイシらしい御都合主義といえば
それが作風だしな。

テルは、髭とそうじゃないときの落差が激しい。
もっと髭が続くかと思っていたけど
それほどではなく残念。
復讐の鬼の部分は迫力があったよ。

みりおんは人妻になったときは綺麗だわ。

ともちん、まなと、ちーちゃんが悪役3人衆。
動機の説明とダンテスを陥れるところが良かっただけに
それぞれの結末をもっとクッキリ見たかったな。
ともちんとまなとが並ぶと、
ともちんの巨大感が薄れるね。

キタロウが可愛いかったなー。


ショーはTCAの簡易版みたいなかんじ。
聞き覚えのある曲のオンパレードでウキウキ。
懐かしい方々の写真にワクワク。

テルのおみ足は素晴らしくお美しゅうございました。

キタロウがハイテンションで銀橋を渡ってた。

名作の再現ありきだから仕方がないんだけど、
テルみりには、もっとガッツリ組んで欲しいなあ。
みりおんはそつなく上手いんだけど、
娘1!!ってスペシャル感に欠けるんだよね。
トップと組むことで磨かれる部分があるんだから
セット売りを積極的にして欲しいな。

ショーでは、出番的には ともちん<まなと で、
パレードは ともちん>まなと だったかな。
追いつかれ気味のともちんと、
お膳立てされても抜かせないまなとが
激しいデッドヒートを繰り広げている中、
トップ争いの資格も必要もないキタロウが
のびのび自由に舞台にいるかんじ。
運の良さも実力のうちだよね。

ちーちゃんは痩せたせいなのか、
顔が長くなった気がする。

指揮、芝居は寺嶋先生、ショーは御崎先生でした。

公演デザートは次回ね。
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宙組&雪組大劇場演目と星組公演演目

2013年05月16日 | 宝塚(専科、スケジュール、雑談等)
16時の発表が無いから今日はなにも発表無しかと思っていたのに!
17時発表だったみたいです。
宙組公演に向かう途中で知ってプチパニック。

まずは宙組大劇場公演。

宙組大劇場公演

「風と共に去りぬ」
原作/マーガレット・ミッチェル
脚本・演出/植田紳爾  演出/谷正純

■主演・・・(宙組)凰稀かなめ、実咲凜音
◆宝塚大劇場:2013年9月27日(金)~11月4日(月)
◆東京宝塚劇場:2013年11月22日(金)~12月23日(月)


噂の風共はここか!宙組か!
何編になるんでしょうか。
普通に考えればテルバトラー、みりおんとまなとでスカ1&2、
だと思うのですが、
それだと、ともちんかキタロウがアシュレイになっちゃいますよ。
それはどうなんですか。
2人のことを思うと、
テルスカに、ともキタでバトラー役代わり、
まなとアシュレイ、みりおんメラニーの方が
おさまりが良い気がするのですが・・・。
まあ、劇団はファンの思惑なんか考えずに
ともちんアシュレイ、キタロウフランクとか
普通に番手通りに割り振るんでしょうね。

考えてみれば、大劇場では見たことがないなあ。
星組全ツか日生理事主演版だけなんで、
大劇場だとどれくらい役があるかが想像つきません。
全ツOKだから役は少ないんだよねえ。

風共というと、いまだに94年の「ゆめまつら」が甦ります。
ノルさんのアシュレイ・・・。


大劇場演目、もう一つは雪組。

「Shall we ダンス?」
~周防正行 原案・脚本・監督『Shall we ダンス?』より~
脚本・演出/小柳奈穂子

「CONGRATULATIONS 宝塚!!」
作・演出/藤井大介

■主演・・・(雪組)壮一帆、愛加あゆ
◆宝塚大劇場:2013年11月8日(金)~12月12日(木)
◆東京宝塚劇場:2014年1月~2月(予定)


超意外!!
いま、周防作品、それを小柳ちゃんで。
日本版なのか、ハリウッド版なのか。
えりあゆなら男女逆転にしないと、と思うけど
もう説明は出てるしなー。
妻役がまた夢輝さんだったりするのかなー。

周防さんと草刈さんが初日に来るのは確定だと思うのですが
周防さんによる映像化もあるんでしょうかね?
シネマ版とか。


星組は、表はちえちゃん、裏は真風。

星組公演
柚希礼音スペシャル・ライブ
「REON!!II」
作・演出/藤井大介

■主演・・・(星組)柚希礼音
◆東京国際フォーラムホールC:2013年9月27日(金)~10月9日(水)
◆博多座:2013年10月16日(水)~10月28日(月)


コンサート、その2です。
博多で半月コンサートとは強気。
台湾からのお客さんを見込んでいるかな。
来そうなかんじもするよ。
すごく熱いファンがいたからなあ。


真風はDC東上付き。
ただし3番手価格。

星組公演
「日のあたる方(ほう)へ ―私という名の他者―」
~スティーヴンソン作「ジキル博士とハイド氏の奇妙な物語」より~
脚本・演出/木村信司

■主演・・・(星組)真風涼帆

◆シアター・ドラマシティ:2013年10月7日(月)~10月15日(火)
◆日本青年館:2013年10月25日(金)~10月30日(水)


「ジギルとハイド」だけど、
キムシンだし。
でも、大人数を使わないと意外と良いんだよね。
これはちょいと楽しみ。


今年のバウは若手を主演させるのが目的で
東上は無し。
真風だけ、3番手で頭ひとつ抜けたかんじかな。
前からだけどね。

ベニはどっちに入るのかな。
ちえコンだろうけど、
正2番手としては、この辺でディナーショーも必要かも。


それにしても、藤井くん、フル回転だ!
「!!」も相変わらずだ。
頑張ってね!
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