きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「ビトレイヤー」

2013年05月15日 | 映画
3年前、刑事のマックスは、
上司や同僚の意見を無視し
強盗事件の犯人を単独で追跡し脚を撃たれる。
現在も傷の後遺症に苦しみ、また、
自分は出来損ないなのでは、
犯人はなぜ自分を殺さなかったのか、
悔恨と自虐に囚われていた。

そして現在。

1つの殺人事件が、別な事件に繋がり、
それが3年前の事件とも繋がった。

マックスは、かつて自分を撃った男と
いつしか共闘して、犯人を追うことになる。


2人の辛い気持ちが、
少ない台詞と雄弁な息づかいで伝わり
とても切ない。

事件の絡まり方が複雑で、
ようやく見えてきた!と思ったときに
説明台詞で一気に謎解きされたのがちょい残念。
仕掛けがちょい不自然かな。

ラストは唐突なような、あれでいいような。
反撃で一挙解決を見たいような、
そんな陳腐な場面は要らないような。

ジェームズ・マカヴォイの
子供っぽいんだか中年なんだか
なんとも言えないやさぐれた青臭さが良い。
マッチョはげのマーク・ストロングもセクシー。
結局マックスを撃たなかったのはなぜなんだろう。
息子と重ねた?惚れた?
コメント
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