テルは白い軍服が似合う。
死の影は薄く、
魂の行き場が無くなるというより
もう少し現実的な面(政治的にとか)が
追い詰められていくように見えた。
みりおんはいじらしく、可憐。
私は人妻の方が好みだなあ。
ともちんが別格路線の皇帝と聞いたときは
とてもビックリしたけど
実際に見ると、これしかない!と思った。
髭がとてもよく似合い(超イケメン!)、
場を圧倒する威圧感がある。
ルドルフが越えられない山なのがわかった。
話としてはわかりやすくなったけど
そのぶん、まなとのジャン・サルヴァドルが弱くなったので、
(押し出し、とか、そんなあたりが)
結果的に組事情の通り
キタロウのフリードリヒを含めて
三すくみになってしまったのが
少々バランスが悪いようにも見えた。
美穂さんは、正直なところ、
やり過ぎちゃうんじゃないかと心配していたけれど
息子を案じる優しい母親の面もありながら、
マリーと友情感じるあたりの
常識の枠外っぽい感は、
確かにエリザベートだな、と思った。
すっしーのロシェックがイイ味。
せーこのマリンカ、
えっちゃんの伯爵夫人は綺麗だった。
うららは迫力のある美人だけれど
ルドルフがマリーを選んでしまうのが分かるような
キツさがあった。
マイヤーリンクでは普通に鬼ごっこ。
全般的に品のある悲劇で良かった。
けど、ラストがともちんってどうなの。
皇帝陛下が・・・
ショーは大劇場版より人数が少ないので
より大きく踊ることになり迫力があった。
私は全ツ版の方が好きだな。
中詰めのキタロウのテンションが異様に高くて
つい笑ってしまった。
テルの出身県のせいか
カナケンとは思えないぐらいの
歓声と拍手だった。
すごく盛り上がって楽しかった!
【主な配役】
ルドルフ:凰稀 かなめ
マリー・ヴェッツェラ:実咲 凜音
ジャン・サルヴァドル:朝夏 まなと
ミリー:すみれ乃 麗
ヨゼフ皇帝:悠未 ひろ
エリザベート皇后:美穂 圭子
ステファニー:伶美 うらら
フェルディナンド大公:愛月 ひかる
フリードリヒ:緒月 遠麻
ラリッシュ夫人:花里 まな
シュラット夫人:桜音 れい
ロシェック:寿 つかさ
ブラッドフィッシュ:松風 輝
ジェシカ:鈴奈 沙也
ヴェッツェラ男爵夫人:結乃 かなり
ハンナ:綾瀬 あきな
マリンカ:純矢 ちとせ
ツェヴェッカ伯爵夫人:大海 亜呼
モーリス大尉:天玲 美音
ゼップス:風馬 翔
ホヨス伯爵:星月 梨旺
ロイス公爵:実羚 淳
フィリップ皇子:朝央 れん
エヴァ:涼華 まや
オフィーリア:真みや 涼子
クライス:和希 そら
ヨハンナ:瀬戸花 まり
ヘンリエッテ:里咲 しぐれ
ハンス:水香 依千
ヘルマン:秋奈 るい
クリューガー:朝日奈 蒼
エミール:瑠風 輝
グレタ:小春乃 さよ
ベッセル:潤奈 すばる
アデーレ:華雪 りら