きんちゃんの観劇記(ネタバレだよ)

思いつくまま、適当に。

「クライムキーパー」(香港電影天堂 最終章)

2015年05月16日 | 映画
1989年の作品だけど、
ノリがJACのアクション物のようで
すごく懐かしかった。

女刑事アクションで、
主役が志穂美悦子にしか見えない!

肉弾戦は大迫力!
バイクアクションも007のようだった。

シアトル警察がなぜ広東語を話すかなどは
気にしてはいかんのだ。

話の展開も上手く、
寝不足でも全く眠くならなかったよ。
いきなり終幕で説明文で終わるのが惜しい。

ドニーが笑っちゃうぐらい若かった。
顔も体もムチムチ。
うなじ刈り上げでシャツもIN。
スーツ姿がなにげに新鮮かも。

巻き込まれた男性が
ひたすら気の毒だった。
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〈New Days “078”〉

2015年05月15日 | 小山卓治


全体的に男臭いセトリ。
白浜さんのギターが素晴らしすぎて
豪華な音で拝む。

「YELLOW WASP」は大迫力。
赤ライトの中に白いライトの点滅など
凝った照明にハコ側の気迫を見た。

「Once」が冷たかった。
最近は美しい思い出に懐かしさを見て
暖かい気持ちを感じたこともあったけど、
今日は、口調は優しいのに、
一片の未練も無いと感じた。
もう完全に他人なんだな。
白浜さんのギターが入ると男臭くなるのかな。

「美しい沈黙」は美しいラブソング。
ライブで歌うのは3回めだけど、
ライブ前に流していたことがあったせいか、かなり歌える。
95年は20年前だよね。
10年前はすでに種まきツアーあたりじゃなかろか。
歌い込まれていない歌なので
キーが高めのままな印象を受けた。

「ハヤブサよ」は白浜さんのギターが入ると
ピースが全てハマるかんじ。


「ハヤブサよ」が入ったシングルを5月末に発売。
初売りはお寺ライブ?
夏と年末にシングルを出し、
来年はアルバム。を希望!とのこと。
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Cafe&Bar キャラクロ feat. 劇場版 TIGER & BUNNY -The Rising- 秋葉原(7回目)

2015年05月11日 | タイバニ
7回目です。
こんなに行くことになろうとは。

入店時に貰えるシールは
どこかで落としちゃった。
ショック。

ご飯は新メニューから。
ネイサンのスープセット。
合わせるドリンクもネイサンで。

ミネストローネは具だくさん。野菜たっぷり。
クラムチャウダーは底にじゃがいも?ニョッキ的な?
なにかが沈んでいて、これまた飲み応え有り。
付け合わせのガーリックトーストが美味い。

もひとつ、新メニューの2部リーグセット。

ミス・バイオレットは長芋(? 山芋?)に梅紫蘇ソースかな。
ボンベマンは焼き麩とわかめの味噌汁、
スモウサンダーは具無しむすびで塩添え、
チョップマンは手羽餃子。
合わせるドリンクは、本当はワイルドタイガーがいいんだけど
最近呑んじゃったからさ。
今日のとことはライアンちゃんで。
アポロンメディアシリーズね。
(ヴィルギルが対応しているから
 彼らもアポロンメディア所属だよね)

特別映像はブルーローズ。


ランキングは「看護師の白衣が似合いそうなHERO」で、
現在ワイルドタイガーが1位。
「Dr.コトーのイメージ?」という
お店のお姉さん(バイソン推し)の言葉が強かったのか、
それとも・・・
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「柚希礼音ラストデイ」ライブ中継@さいたまアリーナ

2015年05月10日 | 宝塚(星組)


できれば都内の映画館で見たかったんですが
(TOHO系のマイレージも付くし)
チケットが取れなかったので
さいたまアリーナに行くことになりました。

アリーナだから3万人???
と思いましたが、
ホール形式でしたので、使用は会場の1/4ぐらい。
http://www.saitama-arena.co.jp/seats_info/hall/
キャパは6000人強らしいです。
それでも東京宝塚劇場の2倍以上ですよね。
会場パンフは無料配布でした。
私はレベル400、4階席でしたが
段差もあるので、武道館の2階席よりは
舞台(スクリーン)が近いように思いました。
たかはなの九段会館3階よりは
すごく見やすかったです。

中継だとアップが多いので
生では見分けにくかったことも
クリアに見えますね。
トリオ達とか。

芝居のアドリブは、
じゅんこ叔父上が黒豹にもう一杯を強要し
真風に「いいだろう」と強く言う。
そして真風に「これからもしっかりな」と激励。

ぐらいかな?

ショーは、ドアボーイでちえベニがハグとか、
とにかくベニが叫んでいた。

ライブ中継は終演後に特別映像あり。
ちえちゃんの初舞台から卒業までを10分間と「For Good」。
中継に行った人は劇場前には行かせない覚悟が見えました。

サヨナラショーは大王四神記で開幕。
階段を降りながら歌うちえちゃんの衣装は黒とゴールド。
ロミジュリから「世界の王」は組子参加。
ベニがベンパート担当。
「天使の歌が聞こえる」でねねちゃんin。
舞踏会の衣装を金にしたかんじ。

その後は
 ・ちえちゃんソロで銀橋を渡りながら「激情」の「ジェラシー」
 ・ブエノスアイレスの風では退団者全員参加
 ・コロちゃんの歌でちえちゃん&女装のどいちゃんが組んで踊る
  バーレスク?REONから?
 ・まさこちゃんinで「再会」の「恋のガイドブック」
この4点は順番を覚えていません。
ごめんなさい。

ちえちゃんソロで「君はどこに」。
♪いーまーもーーーっ!!
で、グっとくる。
これが聞きたかったんだ。

ちえちゃん捌け、ねねちゃんが白い衣装で
銀橋を渡りながら「オーシャンズ11」。

白い衣装に着替えたちえちゃんが「めぐりあい2」、
ナポレオンから1曲、と来て、
組子参加で「オーシャンズ11」の「ジャックポット」。

それからちえちゃんが家族のことの歌を唄う。
家族への愛情を強く感じつつも、
一家に扮したベニ達をどう見ればいいのやら。
最後が「for good」だったかな。

コロちゃん、どいちゃんへの同期のお花は
ともみんから。
ちえちゃんはまさこちゃん。

ご挨拶、コロちゃんは「幸せでした」、
どいちゃんは辛いことがたくさんあったのを乗り越えて来たのがわかるかんじ。

ねねちゃんは、今日来るのが怖かった。
自分になにが残るだろう。でも、皆さんの愛情が、的なかんじ。

ちえちゃんは、努力の先に結果があるから精進してこれた、
みたいなかんじ。
スタッフへの感謝も込めた立派な挨拶。

その後の何回かのカーテンコールの挨拶はノープランのようで、
ほんわかと「ありがとうございました」を繰り返す。
北翔さん率いる星組をよろしくお願いします、とも。
終演後に流れる録音の「本日はご観劇いただき」の
キリっ!とした声との落差がすごかった。

最後はねねちゃんと銀橋を渡って「帰りますね~」と。

雪組の、えりたんを取り合うような修羅場も、
宙組の、ホモカップルの独壇場もなく、
ちえちゃん中心の退団者たちがつつがなく去っていきました。
ベニが枠外から叫んで盛り上がっていたかんじ。

最近のサヨナラショーの印象から、
ねねちゃんがもっとちえちゃんへの愛を叫ぶかと思っていたけど、
わざわざ言うほどではないぐらい深く結びついていたんだな、と。


退団者の皆様、おつかれさまでした。
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「ローマの休日」(第三回 新・午前十時の映画祭)

2015年05月10日 | 映画
子供の頃のテレビ放映で、
「なんで王女様は残らないの?戻るの?」
と質問して母を困らせたものだった。
大人になって見ると、
二人の苦渋も決断も、よくわかる。
逃げらないよね。
それぞれに自分の居場所で
責務を果たし生きていくからこそ
美しいお伽話として永遠の名作になったんだよね。

戻ってからの王女の凛としていること!
ブラッドリーの切なくて暖かい瞳に涙。
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「パレードへようこそ」

2015年05月08日 | 映画
情けは人の為ならず、
他人への善意は自分へ返る、
それをほのぼのと、
ときにはシャープに見せてくれる。

偏見を持たずに、というのは難しくても、
受けた恩義は返す、その誠実さがあれば
世界は変わっていくのね。

男夫婦への質問、
「アレ」かと思ったら斜め上だった件、
当時は「女は家にいるもの」だったからこそなんだろうね。

最近リトル・ダンサーを見たこともあり、
あの時代の炭鉱のストやサッチャーの政策は
英国人の深い傷を負わせたんだなあ、と改めて思った。
リアルでは強い英国の復活、という
良い話ばかり聞こえてきたよなあ。
どこかを強くすれば違う弱いところが切り捨てられるんだね。

ああいう状況で、息子の夢の為にいろいろ飲み込んだんだなあ、
と、あらためて「リトル・ダンサー」のお父ちゃんに泣けてきた。

映画だとLGSMが炭鉱ストにあそこまで肩入れする理由が弱いんだけど、
実話ありきだからだけでなく、
当時の英国人が炭鉱ストに同情的だったのかな。
「反サッチャーの空気」みたいなのは
英国なら説明しなくてもわかるとか?
日本におけるバブル時代の空気感みたいなものが前提なんだろうな。

何気に豪華キャストでした。
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「楽園の瑕 終極版」(香港電影天堂 最終章)

2015年05月07日 | 映画
長編をいくつかの超短編に切り分け、
一人の男を軸に繋げたような、そうじゃないような、
話は無いようなものだけど、
雰囲気と色彩が素晴らしく良い。

初めて見たときは話の無さを含めて衝撃だった。
改めてスクリーンで見て、
雰囲気に酔う悦楽を堪能。
上手く言えないけど、すごく好きな作品。

飲めば辛い過去の記憶を消せる酒を飲み
どんどん記憶が抜け落ちていく男と、
いくら飲んでも大切な記憶は強くなるばかりの男。
その酒を渡したのは・・・、など、
すごく断片的なストーリーばかりなんだけど、
いちいち心に刻まれる。

ウォン・カーウァイ作品は
バラバラ過ぎる話が乱立しているように見えて
後半の「なにげないある一言」で
すべてのピースがカチッと嵌まって
涙がボロボロ出てくる。
これも兄嫁の話あたりから、来た。

厭世感漂うレスリーが絶品。

この裏が「大英雄」なのかあ。
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「あの日の声を探して」

2015年05月06日 | 映画
チェチェン紛争で家族を虐殺され声を失った少年が云々という話が主筋なんだけど、
サブストーリーがロシア側からの視点で、
麻薬関連の軽犯罪を犯した青年が
服役逃れのために入隊しチェチェン侵攻に加わる。
双方の視点で描くことによって浮かび上がる真実。

よりも、、、

青年がペルミの住人なことに驚いた。
かつてのワガノワバレエ学校の疎開先で、
そのためにワガノワメソッドが残り、
バレエ団もあれば、マールイへの入団者もいる。
首都に比べれば田舎だろうけど、
れっきとした文明国の都市という認識だったけど、
あんなふうに強制入隊させるシステムがあるんだ。

あんなに普通の子が、
容易く人を殺せるようになることも、
有事ありまくりの現状で服役よりも入隊を選ぶことも驚いた。

ペルミの子に「強制入隊か?」と聞いた子は
ノボビルスクだって言ってたよね。
コシェレワの出身地。
普通の子がささいなことで入隊するんだなあ。

一人の人間が、他者を殺すことに無関心になっていく。
こちらの方が、もしかして主題なのかも。
仲間の死体からも略奪する、それも現実なのか。

無関心なのは「平和側」も同じ。
EUの人権委員会の調査員の周りの人たちも
現状に心を痛めつつも、それより優先させたいことがある。
調査員も少年に対し仏語で押し通そうとするし。

国連は無力だけど、誰かが声に出さないとね。

ラストの収束は、映画作品として秀逸。
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「若冲と蕪村」@サントリー美術館

2015年05月06日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)


蕪村は俳人のイメージが強く、絵を見るのは初めてかも。
中国画のような仙人図は風格があり、
墨で描かれた山水画は俳句の世界。

若冲は構図も線も墨も色彩も、
全てが完璧で震える。
虎と象が大好き~。
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「レ・ミゼラブル 2015年版」

2015年05月06日 | 宝塚・劇団四季以外の舞台(落語含む)


ヤンさんは、日本語は違和感ないし芝居はいいけど
公式写真のイメージより1.2倍ぐらいの横幅で背も高くない。
金田さんをイメージしてはいけなかったか。
「彼を返して」が大迫力。
これの高音が彼の音域ど真ん中なんだろうな。
役作りは、プクの「善人オーラが滲み出る」を通り越して聖人寄り。
罪を犯すのも、優しさの延長から。
だからこその苦悩で筋は通っているけど、
私はミツヲの「本質的にはゴロツキ」の方が好みだな。
それが変わるのが好き。

今日のお目当てはミツジャベ。
ほっそりした、びっくりした。
声量は豊かなまま。
「stars」を堪能。
猟犬の猛々しさが良いのよ。
だから最後は自分を追い詰めるのね。

海宝マリウスは恋に浮かれた暑苦しい若者だけど歌声は豊か。
エポニーヌをないがしろにせず、友人として誠実に接している。
だからエポニーヌも惚れるんだとすごく納得。

笹本エポはさすがの安定と貫禄。
「オン・マイ・オウン」は今まで見てきた中で
今日が一番泣いた。
笹本ちゃん、深いわ。

若井コゼットは綺麗なソプラノで他との対比も良いけど丸顔。
ヤンさんと並ぶと実の親子のよう。

上山アンジョは芝居はいいけど歌声が細いのが惜しい。

たっちんの聖女ぶりに滂沱。
バルジャンに安息が訪れるのがわかる。

カーテンコールの登場のとき、
ヤンさんがミツヲに投げキッスをしていたよ。
捌けていくときにミツヲの背中を叩いたり
カンパニーの雰囲気がいいんだろうな。


【主な配役】
ジャン・バルジャン:ヤン・ジュンモ
ジャベール:吉原光夫
ファンテーヌ:和音美桜
エポニーヌ:笹本玲奈
マリウス:海宝直人
コゼット:若井久美子
テナルディエ:駒田 一
マダム・テナルディエ:森公美子
アンジョルラス:上山竜治
ガブローシュ: 與名本睦
リトル・コゼット:黒川胡桃
リトル・エポニーヌ:吉村宇楽
司教:中西勝之
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「グッド・ライ ~いちばん優しい嘘~」

2015年05月06日 | 映画
ハッピーアメリカンドリームではなく、
スーダンから来た少年たちの半生が淡々と描かれる。

それでも彼らは幸運な方なんだな。
嘘と、それに乗る人々は、肯定するしかない。

兄弟間でも英語になるんだな。
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「鳥獣戯画展」

2015年05月05日 | 美術館・博物館(各種原画展含む)


思い切って行ってきました。

会場外の待機列は無しで、
中に入ってから甲巻110分待ち。
閉館時間(18時)までに並べばOKとのことで、
先にいろいろ見て来ました。
インドの仏を見た後だと、やっぱり日本人の顔だなあと思う仏像各種。

子犬ちゃん、鹿ちゃん、明恵上人像(の栗鼠)、
美しい厨子なども拝んできました。

善妙の話は弟橘媛を思い出した。

お目当ての鳥獣戯画は1メートルあるかないかぐらい?
後期の方が良い場面かも。
でも大満足!!


前売券おまけの豆本
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「オンディーヌ」

2015年05月05日 | 劇団四季


純粋な精霊と穢れた人間の話だと思うんだけど、
キャストのバランスで、
純朴な青年を誑かす妖怪の話に思える。
自信たっぷりなオンディーヌに軽くむかつく。
その自信はどこから?
様式美なのはわかるけど。

正直な妖精さんは遠くから眺めるとほのぼのだけど、
近くにいたら面倒かもね。
人間が裏切るという話なんだろうけど、
「あれは自業自得だな」と同情できない流れはどうなんか。
演出家には純真な女の子に見えるんだろうけど、
一般女性はベルタ推しだよね。

オンディーヌがハンスのためを思って身を引いたけど叶わず。
悲しい恋の物語、と泣くべきなんだろうけど、
そもそもは婚約者がいる男を横取りしたのが妖精さんだし、
手に入らない方の女を追いかけちゃう男だし、
と思えてきちゃってねえ。
ラ・シルフィードも妖精の横恋慕だけど、
ここまで自業自得感が無いのはポアントで踊り、
「人間では無い部分」が視覚化されているからなのかなあ。
野村さんだとどうしても
「可憐な妖精という設定です」が先に見えちゃうんだな。
ここがクリアされれば話の印象がだいぶ違うのかな。
私はダメだった。

「トロイ戦争」のときも野村さんは絶世の美女ヘレンで、
皆が彼女の美しさを褒め讃えているのが違和感で、
パリスのべっちに「逃げて~」と思ったけど、
メインは違うカップルだったので物話には入り込めた。
今回はなあ。まあ、主演の個性が強いということかね。

中村さんは「移ろう情熱は若さゆえ」が納得できる青年。
熱い恋情はひとつところには留まらないのさ。
坂本さんは貞淑な美女。
彼女の声は四季独特の発声法であっても
しっとりとした情感が込められ、聞いていて心地よい。
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「ニュー・シネマ・パラダイス」(第三回 新・午前十時の映画祭)

2015年05月05日 | 映画
映画への愛がぎっしり詰まった作品。
小学校を出ていなくても
映画を100回見て覚えた台詞はウィットに富んでいる。
そんな映写技師の、彼自身の言葉は重く、
帰って来られなかったトトの気持ちが良くわかる。

トトが帰郷して見たのは映画館の常連。
みんな映画と、映画館と共に生きて来たんだな。
リアルでも映画館閉館ラッシュなので余計に泣ける。

それにしてもエレナが美しい!

私が前に見たのはこちらなのか長い方なのか。
わからんわ。
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「神々のたそがれ」

2015年05月04日 | 映画
元ネタはSFで、
それをソ連社会の風刺云々ということらしいけど、
珍妙というか、わけがわからなかった。
かなり始めの方でウトウトしたせいか
人物関係が全く把握できず、
そのうえモノクロだから顔の見分けもつきにくく、
もうどうすればいいか。

「遅れた文明の星にやってきた地球人を神と崇め敬う」が
あらすじにあったけど、
神は万能ではなく、ヘマをすると本星から回収部隊がやってくる。
なにかの任務かと思ったけど、
もしかしたら狂人の集落に流刑された?
いや、全てが狂人の妄想かも?とも思う。

唾を吐く、糞を垂れ流す、
殺して血と内臓ババーンのわりに話の繋がりはなく、
誰が敵対しているのか、話はどこに到着するのか掴めず、
唖然のまま過ぎる3時間。
かといってクソグロが主題とも思えないし。
ロシアはわけわからんわー。
場内50余名による我慢大会は数人の脱落者が出ました。

駄作じゃないんだなー。
不思議な映画でした。
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