計量記念日、６月１０日が重視されている

　学校の緑樹祭という学園祭が終わって、校舎は静かに静まりかえっている。２３の教職員が当番で勤務しているのみである。
　子供の時代のこの日は、時計、天秤、秤、物差し、そろばんなど、主として計量器を先生の指導で検査したことを覚えている。それと６月１０日の、時の記念日と合催して、教室や電柱などにポスターなどを貼って、時間の大切さを世の中に訴えた子供達の庶民的な行事であった。小学校の教室では、天智天皇が昔、この日を記念し、時計を庶民の生活に取り入れた故事が、記念日制定の由来となったことなど、歴史物語として話され、成る程と頷いたものである。
　丁度学生が休校日で居ないので、２、３の教職員で玄関両側の植栽の草取りと水やりとを実施した。ポピーは良いとしても雑草が種を播かずとも、自然に生えてしまうので思い切って雑草を根こそぎ取り除いた。終わってとても気持ちがよい．将来ツツジを植えて綺麗に植栽を整える予定ながら、それまで此の侭ではみっともないと思って居たので、決心して実行した！後味は頗る良い。清々しく心地良い気分である。