日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

青葉、早苗、田舎の四季

2010年06月26日 | Weblog
 田舎の田圃では苗代掻きも終わり、田植も済んで青々と田圃の稲田が広く何処迄も続いている。夏の日照りを受けて稲の生育は日増しに早まり、青い緑の絨毯が遠くの山裾迄広がっている。遥か北方の山山が遠く近く霞んで見える風景が故郷の今頃の情景であろう。小学唱歌に「青葉」があり、「田舎の四季」がある。それぞれの歌の文句に、春は、“青葉若葉の山々が遠く近く霞む”、初夏は、“並ぶ菅笠涼しい声で、歌いながらに植え行く早苗”、という文句が、とりわけ懐かしく憶い出される。あと、もう間もなく梅雨も霽れて待望の7月である。私の誕生月である。この7月が何故か大好きである。
 メイは涼しげに廊下の階段の出入り口に安心して長々とゆったりと昼寝を貪っている。暢気なものだ。この姿で又癒されるのである。霽霽霽