明日1日で水無月が終わる、都会では田舎の風情は今時到底味わい得ないのが当然であろう。小学校の唱歌の一節が、兎も角思い出されてならない。茶摘みを終えて卯の花の咲く季節を経て、今は既に田圃には、機械で稲の苗が綺麗に植えられている。乙女の玉苗を植える姿などは、日本国中を探しても見られないであろう。パソコンが全てLan で繋がっ居り、全ての機能が最新にバージョンアップされて何一つ不自由は無い。これこそが光風霽月の心境とも言えよう。6月25日締め切りの原稿に気づいた、さーこれから一筆書き始める事としよう。さりげなく風物詩を交えて同門各位の健康を庶幾する文章でもなればと、構想を練り始めた次第である。「目に青葉山杜鵑初鰹」も過ぎて、遂に夏の到来である。明日は年半ばの禊の日、夏越の大祓の日でもある。