健康こそが最大の幸福であると、昨日の友人のお通夜で実感した。ロコモティブシンドロームの人が3ー4人居たであろうか? 大勢の参加者に混じって脚を引きずっての慰霊であった。聞けば故人は,5年前に胃がんの全摘を受けて、終この3月から食物が全然摂れなくなって、本人過剰医療や延命医療をを拒んで、遺書にも認めていた、との事であった。可哀想でならない。式場で3人程が後ろから肩を叩いて挨拶をして下さった。よくぞ名古屋まで来て下さった事に、敬意を表しての挨拶であった。読経、参詣者の香を焚いての祈りが追えたのは、午後6時44分であった。7時半頃には全部が終えて、帰着したようであった。私と白川君は故人の冥福を祈って午後10時32分新幹線で東京へ向かった。思えば昨年8月9日招かれて名古屋に一泊、最高の料理店で杯を重ね歓談してまだ10ヶ月足らずであった。人の命は儚く、いくら追憶の糸を辿っても憶い出は懐かしく、尽きないものだと痛感した。