終戦後12年目の今日、長女が誕生した。遡って年月を数えると、凡そ56年目の誕生の日である。昨日・一昨日とスカイプで連絡を取りながら会話やら雑談などが弾んだ。憶えば長くて短い月日であったが、現実と経過の推移が思い出となり、長短様々で、年月の経過は随分早かった様な気がしてならない。今朝も早くから蝉の鳴き声が、公園や世田谷観音方向から聞こえて来て、賑やかで喧しい。暑い夏の盛りだから、これこそが、この夏の季節の風物詩であり、醍醐味であろう。庭の一輪の白百合も、今朝が満開でそろそろ終わりかと思われる。さて、いざこれから登校である。部分休暇で当番の教職員はご苦労であると、感謝を述べた。学校での会話を交わし乍ら、お互い暑さを少々我慢して勤務している。執務の合間を縫って、約20年前の定年退官の業績集の副本を読んで見た。退官を惜しみ、惜別の情が綴られてあり、心からの嬉しい多くの賞賛や、今後の健康を気遣う姿勢の文言に、思わず感動感激して仕舞った。今一度襟を正して、新たな意気込みで人生を闊歩せねばならぬと、覚悟を新たにした次第である。帰り際に思わず、明日から断捨離を実行すると明言した訳である。