日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

歴史2.26の日は遠くなりにけり、今平和で幸せな国柄

2015年02月26日 | Weblog

 薄ら寒い曇りの今朝は、嘗って79年前の2.26事件の日である。この日朝雪を蹴って一部の陸軍青年将校が、兵を率いて反乱を起こし、29日の2日後に鎮定された事件である。この朝、内務大臣、大蔵大臣、教育総監らを襲撃し、これを殺害した。首相?や教育総監らを殺傷した凄雑な日なのである。私は、小学4年生で、当日の件の詳細は余り良く知らされては居なかったが、後で聞かされたようで、それらが今、微かに記憶に残っている。NHKの道路を挟んだ前に、細長くそびえ立った石の女神の立像が追魂碑として立てられている。混沌とした政情を憂いた若き青年将校達の、国を憂うる至情からの行動であったろうかと思う。歴史は遠くなりにけりで、今朝の新聞やTVなどの何処にも一字も載っていない。平和で少しく騒雑な我が国ながら、平和至上主義の下で、過激な行動を若者は執る気配もない。静かに落ち着いていて、地球規模では、大変恵まれた幸せな環境にある。戦後積極的平和主義が浸透し、国民の間に根付いた徴であろう。