日々是好日

懐かしき過去、期待の未来を希んで!

昔の風物詩が懐かしく、今体感できないのが淋しい

2016年05月26日 | Weblog

  「五月闇蛍飛び交い水鶏啼き卯の花咲きて」などなど、今では都会は固より田舎の農村地帯でもそれらを体感する事は困難である。科学や文化が進展するにつれて、素直で自然な風景や情緒が失われて行くのがとても淋しい。写真は卯の花であるが、最近では庭師さえもこの名だたる名花を知らず刈り取ってしまって平気の平左だ!情けない。況してや皐月闇や水鶏などは、それはどの料理にでてくる?等など、笑止千万である。多忙でうっかりすると起き忘れされない等の現代のスピード社会では、自然や人間性などは一顧だにされない。情緒や人間の自然との関わりなど、例えば自然文学なども放置されたままである。人間が環境と対話し親しんでこそ、円満な人間としての社会生活が送れるものと信じている。霖雨ならに驟雨が襲って来て明日の宮崎行きはどうなるのであろうかと、それが気掛かりである。