今日は二百十日であるが台風がまだ小笠原周辺で低迷しており、その遅い動きに太平洋側の日本列島住民はやきもきしている。8月も27日間が雨だったことを考える時、今年の夏は、不順な天氣がそのまま居座った感じである。気が晴れなかったことは、誰しも認めている事実であった。あと2~3日で太平洋の東方に去れば、今度は本当の爽やかな秋が望めるであろうか?望みと期待とが半分半分である。時候の挨拶は、もう秋一色の風物詩に傾いている。台風の低迷であったとしても、此の台風が運んで来たとみられる関係深いこの不順な天候をも、吹き飛ばしてくれることを切に望んでやまない。