シクラメンやポインセチアやシンビジュウムなどが、お歳暮で贈呈されて来て居り、今や居間はベランダのブーゲンビリアを含めると、色とりどりで大変美しくて、赤や白がとりわけ綺麗なのである。美しい花々はそれこそ整美されている。家の内外も綺麗になって植木の水遣りがとても楽になった。今日は新聞が休みで、テレビやパソコンに朝から逸早く取り組んでいる。昨夜は温暖の差が激しく掛け布団を一枚増やしたり、途中暑くて汗をかく始末で、その掛け布団を剥いだりして、寝苦しかった。こんな時に、健康を害するのであるなと、自省した次第である。今日は一日、お礼状書きなどをして、ゆっくり過ごそうかと思う。
昨日は気持ち良く故郷へ参り、３家一族の墓参をして清々しく帰宅できた。今朝は曇天ですぐにはまた晴天が蘇った。息子夫婦は久し振りのゴルフに出かけたようである。早朝出発したようであった。午後は綺麗に晴れて文字通りの小春日となった。夕頃カメラのバッテリーが年限切れでパソコンに移動できなかなってしまったので、それを買いに渋谷まで出かけてきた。早速至適して見たが大変上手く行ったので骨折りした甲斐があったと思う。息子達はきっと孫と一緒にゴルフを行ない、楽しく歓談しながら、互いに労を犒い、気持ち良く過ごしているだろうと喜んでいる。さて何としても、未だメイが逝ってしまってから、初七日を過ぎたばかりなので、事あるごとに思い出してしまう。つれない事かも知れない。明日もまだ天気は大丈夫らしい。
他家へ嫁いだ姉の、今日は３回忌であるとの由。午前10時従兄弟たちが車で迎えに来て呉れたので、直ちに玄関を出発して高速道路経由で故郷の加須市へ向かった。途中事故車があったので遅れて11時半に到着した。久喜市にあるお寺さんの墓地で姉一家のお墓に参詣、墓石を磨いたりお花を挿して追悼し供養した。次に加須市にある地蔵院に参り自分の家のお墓を同様に参詣して、お願いやら報告などして、長姉の嫁ぎ先の墓地に参詣した。４０年ほど前に亡くなった従兄弟の墓にも参詣した。そして夫々お線香をあげて、ご先祖様への久闊を叙した次第である。冬空の日差しの比較的暖かい墓参であった、途中で、関東三大不動で有名なお不動さんをも参詣した。同道の従姉妹二人も共に参拝した。気持ちがすっきりして、お蔭で爽快さと清々しさを皆が口々に感じたらしい。そしてまた高速を経て午後3時半、無事歸京できた次第である。
今日は７6年前の大東亜戦争の開戦日であった。新聞にはその生々しい開戦の記事や写真が大きく載っているものもあったが、ちょっぴりしか載っていないものもあって、時の流れの無情さを物語っている。昭和16年のあの日は、朝寒く午前6時大本営発表で知った。思えば、今にして色々語られもしているが、その真偽の程は、中々に不明というより他はないと思う。様々な憶測で語られもしているが、真相は不明で、大筋は良しとして知る由も無い。科学の進歩で情報化が進展する中で、昔より人の心が、険悪に傾き、世界が国や民族の欲得で右往左往している姿は、如何にも頂けない。もっと落ち着いた本当の平和が来ないものかと、願う日々である。家の中でも今ポインセチアが葉盛りである。
昨日は、ほぼ１日掛かりでで200枚ばかりの年賀状を書き終えた。今日からはゆっくりと礼状書きで年末の為すべき大体の仕事が、凡そ決まり通りに進みつつあって、いわば良い雰囲気での大きな満足である。玄関のシダ類も冬籠りらしいので、枝葉を全部つまんで綺麗にして、土を根元に振りかけて越冬の準備を終えた。家中を綺麗に清掃片付けてして、落ち着いて、当たり前の仕事ができる喜びを、静かに味わっている。初七日なのでメイちゃんの綺麗な祭壇を、永くお祀りするため、４畳半の部屋に移し設け、祈念追悼したところである。
メイが死去してから明日で早くも初七日である。いまだに、一緒に暮らした家庭での生活の数々が、時折に付して回想され懐かしく想起されて、思い出は尽きない。本当にこの凡その17年間は、懐かしい良い思い出ばかりの詰まった、メイトの楽しさ一杯の生活そのものであった。メイよ本当に有難うさんよ！ お陰で家中皆が、健康で元気を頂戴できたのよ！ と、又また報告いたしたい。
家中の皆が一心同体で今日でメイの供養の５日間が過ぎた。遺影とお骨を座敷の居間の床に飾り直して綺麗に設えて、改めて追悼した。娘は今朝早く京都へ向けて出発した。随分と娘や息子夫婦それに孫達にもお世話になった。お陰でメイの追悼も思う存分に出来たし、家内も元気が出て来たので嬉しい。今日は真冬ながらスッカリ晴れ上がって、快晴の小春日和である。娘は新幹線の車上の途中、携帯から電話を貰い、午前中には、もう京都に着くそうである。親子というものは本当に良いものであるなと、つくづく嬉しく感謝している。
家内は今朝早くDr.の子供二人と一緒に出かけた。家内も心強いであろう。検査や親切な診察を終えて、お昼過ぎに明るい笑顔で帰ってきた。結果は良さそうなのでホッと一安心である。メイがもう居ないので、一人ぼっちの留守番で矢張り寂しかった。晴れの天候が午後すっかり曇って仕舞い、夕刻には雨が降り出すとの予報である。屋上の洗濯物が若干心配だが、もう少し曇り空ながら風に当てて、あと一時間ほどで取り込もうかと思う。ついこの間まで、屋上や階段そして庭、それから車庫で遊び戯れていた最愛のメイが、何を演っていても思い出してしまう。その度毎に寝室の遺影や写真に語りかけて仕舞うのである。診察には、娘・息子がそれぞれ、医師としてその道の専門家なので本当に助かっている。家内も幸せそのもので、嬉しい限りであると語っている。今夜はもう一晩、娘にはゆっくり休んでもらって明日朝は、もう京都へ帰宅するそうである由、家中が本当にお世話になった。家内も有難き幸せを噛みしめているのである。
日曜日よく晴れた師走の第一日曜日、昨日一族が集まってメイの供養が皆で済んで、今朝は落ち着いた雰囲気で、もう朝の香りの焼香を済ませた。お水も取り替えて、幽郷でも楽しく喉を潤ほしてほしいとの願いである。昨日約１１通のお歳暮のお礼状も書き上げて投函したので、今朝からは本当にゆっくりメイの遺影と一緒に暮らしたい。
冬の小春日の昨日はメイの供養を、心ゆくまで、皆で代わる代わる遺骸に捧げ追悼した。寿命とは言え16年11ヶ月の長命であった。世田谷区長からもご褒美の賞状を昨年頂いて、寿命とは言えあれから一年も大事な家族の一員であった。遺影をパソコンの写真からプリントアウトして、遺骨の前に飾り昔を偲んでいる。この一年も手厚く面倒を見たつもりであるが、亡くなって見ると、矢張り大変寂しい。今晩は息子家族全員と、娘と、吾々夫婦の皆で、街角の小料理屋で、孫の采配で、偲ぶ会を持つ模様である。小春の今日の冬日、陽光が眩しく観音様の植木や近所のビルを照らしている。
