久々のカラムシ織り。経糸は市販の麻糸です。
緯糸は数年前にお引きをしたカラムシの繊維です。
これを爪で細く裂いて、織り込んでいきます。
私の場合は杼を使わずにそのまま、手を差し込んで細い繊維を置いていくというものなのですが、
こんなことしている方、他にいるのかしら。
績んで細い繊維をつないで、よりをかけるのが一般的なのですが、
その作業が大変なので
つなげないで織り込んでいるのです。
それでもそれなりに織れますが、
織っているのは暖簾や敷物程度ですね。
一部に大麻の繊維が入っていて光っています。
大麻は葉っぱを持っていたら問題ですが、繊維は大丈夫です。
織りとしては大麻よりもカラムシのほうがお引きの仕方等で
色目が違ってくるので、変化があり織っていて楽しい。
大麻にはパワーがあると言われていますけど、
カラムシだって、パワーを感じます。
すごい植物だと思います。
庭のカラムシ、2mをはるかに超えて、収穫しなくちゃ。
これ1本の株なんです。成長が早い。
畑のカラムシが、先っちょを何者かに食べられてしまったのです。
カモシカだではないかの噂ですが、困ったものです。
国道沿いですよ。こんなところにもカモシカが出るなんて!!!ムムム。